塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
 

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2026/09/03
245「本についての雑感」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今週読んだ本のメモ。

*仕組み化する人はうまくいく(野呂エイシロウ)

スケジュールを書くだけではなく、その目的も書き入れること。これが一番今の自分に刺さった言葉。たとえば英会話に行くとしても、今日はこのトピックをしっかり伝えてみよう。この言葉をどうにかして使ってみようと決める。何のためにこの人とお茶をするのか。聞きたいこと、話し合いたいトピックと決める。準備を怠らずに予定の満足度を上げる。

*ひとりで旅するフィンランド(miku/未来)

ユーチューバーの未来さんが1か月フィンランドで暮らした日記。「一人で孤独を喰らう」ために1人で過ごす様子が綴られていた。体調管理に気をつけることや、食事の話は読んでいてフ共感した。良い執着心のある人には、ちゃんと物事を引き寄せる力があるということ。

*80代になるとたいていボケるか死ぬ。70代は神様から与えられた特別な時間(林真理子)

「死」というものをこんなにも身近に語れるのは70代の強みなのか?先の見える中を、試行錯誤しながら暮らす様子は明日は我が身?「ごちそうになりっぱなしではいけない」「いつも割り勘にしてはいけない」レジでのスマートなお支払いは気をつけなければと胆に銘じる。

*おひとりさまの生存戦略(ワタナベ薫)

同年代が「おひとりさま」としてこれから生きてくうえで出会うであろう様々。年を重ねていくのは自分にとって初めてのことだらけ。ゴールの見えない終わりのない旅。でも確実に死ぬことだけはわかっているから「なんとかなるさ」はアブナイ。これからの時代は「おひとりさま」でどう生きていくか。私がこの3年間で経験して乗り越えてきたことはムダではないと感じた。

*マナーはいらない(三浦しをん)

この人の文章は、友人の語り口に似ていて読んでいて楽しい。「小説の書き方」となっているけれど、仕事の流儀にも通じる。「とにかく書いて肌感覚を養う」が根底にあるのだが、今の自分もその通りだ……と襟を正す想い。

*「夫婦」不在社会(三宅香帆)

この本は最後の最後、それもあとがきにグッときた。「時間をかけながら、じっくり本を読むことは、自分の傷の回復にもつながる気がします。」その通りだと思う。私はこの3年間を、本を読みながら流れる傷口を癒してきた。夫婦・パートナー・親子・家族というクローズな世界から、他者、第三者へひろがり、再び自分へ。

三宅さんに影響されて村上春樹作品を何冊か手に取ってしまい、積読が増えてしまった。


これからの季節、本を読み進めるためのリハビリ期間。
サクサクと読みやすい本ばかりだったので楽しかった。
小説になってくると、途端にペースが落ちるので今のうちに準備運動は念入りに…



2026/09/02
244「本屋さん雑感」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

気に入った本屋さんが何軒かある。

大規模な本屋さん。

駅に直結していて便利な本屋さん。

選書が秀逸で立ち寄ると必ず読みたい本が見つかる本屋さん。

しばらく行っていないけれど、赤羽駅構内にある本屋さんは小さいけれど、移動中に読むには丁度良いくらいの本が並んでいていつもワクワクした。

活字離れが叫ばれて、電車の中でも本を読んでいる人をめっきり見かけなくなった。動画を見たり、SNSを流し見して、イヤホンから音楽を流して周りを気にせずに自分の世界を楽しむ人たちが増えたような気がする。

だけど本屋さんに行けば、様々な年代の人たちが本を選んでいる。でもよく見れば、スマホを見ながら本を探していたり、お目当ての本を探し出してお会計に向かう人が多いかもしれない。ぼんやりとウロウロ棚の間をゆっくりめぐっている人は少ないかもしれない。


近頃の本屋さんには文房具や雑貨のスペースが広くとってあって、本以外を購入する人もかなりいる。一時帰国していた次女は、本屋さんでお気に入りのエコバッグを見つけてウキウキとサイズ違いを二つも購入していた……


最近、お気に入りの本屋さんに行ったらズラリとガチャガチャが並んでいた。本屋さんにガチャガチャかぁ・・・。子どもたちが本を購入するための呼び水なんだろうか・・・。本を読む前にお楽しみで引き付けて本を選ぶまでに持っていくとか?

背表紙を眺めながら「この本はどんなお話なのかな?」とワクワクしていた小学生時代。読めない漢字ばかりでため息をつきながら眺めていた文庫。今は小学生でも読みやすいシリーズがたくさんあって羨ましい。キャラクターがナビゲートしてくれる経済や政治の話なんて大人でも面白そうだと思ってしまう・・・そう、本は年代に関係なく読めるから楽しい。別に大人が小学生向けの本を読んだってかまわない。


今度、ガチャガチャに惑わされずにジュニア向けの本を探しに行ってみようか。
(そしてまた積読が増えるのかも・・・)


2026/08/30
241「順調な積読」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

積読していますか?

涼しくなってくると本が読みたくなります。

今日は久しぶりに本屋さんに行きました。相変わらず何も買わずに出てくることができず・・・あっという間に5冊ほど手に取ってお会計に向かいました・・・。

こういう時間は好きです。

自分にとって必要で、有意義で、楽しい時間なので罪悪感はありません。


秋から冬のシーズンは、本を読む時間を大切にしたいです。
私の積読は15冊が待機中です。
只今5冊並走中です…

2026/08/20
231「次の季節へ向かって準備」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

秋を目前にして、そろそろ本を読み始めたいと思います。

夏にふらりと立ち寄った本屋さんで買った本や、話題になっている本が散らばっています。どれから読もうかな・・・と表紙を眺めたり、自分のスケジュールを見ながら読書する時間を見積もってみたり、読む前から楽しくてワクワクしています。


この夏は目の前にあるスケジュールをこなすことが精いっぱいで、立ち止まって考える余裕がありませんでした。そんな時間も充実していて濃厚な時間。大切にしたい感覚です。


暑い季節と上手に付き合いながら、次のステップへ移行していけるのは、自分自身をちゃんと知っているからこそだと思います。

夏の余韻を楽しむだけでなく、自分から次の季節への主導権を握ってみること。

みなさんは次の季節に向かって、どんな計画をたてていますか?

 



2026/07/08
189「活字を追う・積読日記」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

通常運転に戻るには活字を追うのが一番ですが、少し慌ただしいにもかかわらずついつい本屋さんの徘徊をして気になる本を買ってしまいました。
今年の夏も、8月中旬までは落ち着かない日々なので積読に拍車がかかりそうです。既に読みたい本のリストが長くなっています。今日はその中で無理やり読み切った本の感想を。

俳優・中谷美紀さんのことは、ハイジュエリーのモデルさんなどで拝見することはあったけれど、文章を書く人だとは思っていませんでした。1年ほど前に本屋さんをウロウロしていたときに彼女の作品『オフ・ブロードウェイ奮闘記』という本を見つけて読んでみたらハマってしまいました。
異国の地で様々な制約のある中を俳優が一人奮闘する様子を、ご自身が書いています。共演者との意思疎通、意見交換、リハーサルを重ねる様子、体調の変化、舞台装置や音響の問題などが山積する現場の状況を想像するだけで胃が痛くなるような気がしました。文中において言葉の選び方や説明の方法に拘りがあるように感じられて、そういった面では何となく親近感がありました。
ストイックで物事の深淵にまで探検に行ってしまう姿が、少し長女に似ているので「読んでみたら?」と本を贈ったら、案の定ファンになってしまったようです。その長女から「中谷さんの新刊が出るから送ってください!」と言われて本屋さんに走り急ぎ読み終えたものが『大草原の小さな農家』。オーストリアと日本の生活を挟みながら中谷さんが目をとめた出来事を、ご自身が見つめる視線の鋭さとおおらかさで綴られています。相変わらずの言葉のチョイスに「なるほど」とうなずきながら、チクリと胸が痛くなったり、自分で言語化できなかったことをサラリと言い放つ爽快感に包まれながら読み終えました。