塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2026/01/28
28「健やかに生きる」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

50代後半になってくると
健康に関心が高くなってきます。
それは
「あと何年生きるか?」ということと
私の場合は
「何歳までヴァイオリンを弾いていられるだろうか?」という
ちょっと怖くなるような思いを抱く時期なのかもしれません。

去年の10月末から11月はじめにかけて
暴飲暴食が続いて体調を崩しました。
原因はストレス。
自分でも「食べ方が異常だなぁ、おかしいなぁ・・・」と思いつつ
立ち止まることができなくて
気がつけば体調が悪くなっていました。

胃を休めたり
食事を制限して
調子を取り戻すのに1か月近くかかってしまいました。

自分の体調を司っているのは
脳(メンタル)じゃなくて
やっぱり体のなか(内臓)だよなぁ・・・

という素人的な考えがアタマをグルグルしているときに
ブログチャレンジでご一緒している坂本麻紀さんのブログに紹介されていた本を読みました。
『腸内細菌を味方につける30の方法』(藤田紘一郎)
腸活初心者におすすめの本4選!失敗しない知識の取り入れ方|【腸もみ】東洋医学がベースのセラピスト資格取得講座・サロン
腸活初心者におすすめの本4選!失敗しない知識の取り入れ方|【腸もみ】東洋医学がベースのセラピスト資格取得講座・サロン 腸活を始めたいけれど、どの本を読めばいい?ネット情報に偏りを感じていませんか?今回は、腸活のバイブルとも言える藤田紘一郎先生の著書を中心に、目的別のおすすめ本4選をご紹介。腸内環境を整え、健康・美容を手に入れるための第一歩をサポートします。
 


とても面白かったです。
初版は2015年ですが、その頃流行っていた「酵素」「水」「除菌」についてのことが丁寧に説明されていて
初心者にもわかりやすかったです。
腸内細菌は生後1年の間に決まってしまうものとか
アレルギーなども、腸内細菌によって左右されてしまう場合があるとか
イライラは腸が汚れているからとか・・・
(個人的には、発酵博士・小泉武夫教授が要所に登場されていて嬉しかった!
日本経済新聞に毎週執筆されていたコラムを読むのが楽しみだったことを
懐かしく思い出しました。)


『大便は大事!』とはよく言ったもので
昔の日本人は、アメリカ人も驚愕するほど大便が大きかった・・・という内容に
笑いを通り越して
「やっぱりね・・・」と何となく納得してしまいました。
昔の日本人は、やっぱり生命力がハンパなかったはずなんだよな、と。

私も便通に関しては、かなり神経質です。

その割には
食べる速度を気にすることなく
近頃はずいぶん早食いになっていました。
テレビや動画を見ながら食べていると
どれだけ食べたのかわからず
満足感に乏しくて
思わず追加で食べてしまうという・・・
(画面の速度に合わせて食べているかも、と
気がついた時には怖くなりました)
最近は、食べる量をしっかり管理して
「ながら食べ」をしないように気をつけています。


「腸ちゃん、あなたはこれを食べたいと思う?」
藤田先生のように、腸にご意見を伺いながら
さて、今夜の献立を考えましょうか。







2026/01/19
19「積読アウトプット練習」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

積読解消をしながら
読んだ本のアウトプットもしていこうと思います。

私はよほど気に入った本でなければ
読み返すことがありません。
読書記録はつける気がないので
気ままな積読解消記録です。


【有吉佐和子ベストエッセイ】岡本和宜編(ちくま文庫)

有吉佐和子の小説は、母の影響で何冊か読んだ記憶がある。
亡母は女流作家の本が好きで
有吉佐和子や宮尾登美子、向田邦子、三浦綾子の本は
自宅にずらりと並べてあった。
山崎豊子は父の書斎に並べてあったのが印象的。
初めて読んだ有吉作品は『恍惚の人』。たしか中学生の頃。
その後は
『花岡青洲の妻』『和宮様御留』などを前のめりで読んだ。
数年前に『青い壺』を読んで改めて「面白いな」と思って
有吉作品の原点である『紀の川』を読み切った。
エッセイは初めて読んだので、言葉の端々に見受けられた
スケールの大きさが、生まれと育ちの環境に起因することを
今更ながら始めた知った次第。
作家生活について身近なモノへのまなざしは
有吉自身の美意識にもつながっているので
単純に面白かったが
自作の取材風景や
異国から見た日本の情景などの話は
さらに興味深かった。
自身が異国育ちのために欠如している
日本の情緒描写が
私には骨太の文章に感じたのではないかと感じたことも
文字を読みながら想像することは
楽しい時間だった。

女優・高峰秀子もなかなか豪胆な人だったなぁ、と
思い出した。
165「本を読む」 こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。どうにもこうにも身動きが取れなくなった時。私は本に逃げます。「巴里ひとりある記」高峰秀子(河出文庫)当時人気絶頂の女優「高峰秀子」が1951年6月から翌年1月までの間、そのうち...
 





2026/01/18
18「私の積読状況」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

その後積読状況はどうなったのか?

誰も気にしていないと思われる
私の積読状況を
日曜日の暇つぶしにお付き合いいただければと思う。

まずは私の本屋好きの話。
なぜ積読になるのか?その原因は本屋さんだから。

あらゆるジャンルの揃う本屋さん。
私は本屋さんが好きで
時間があると「ちょっとだけ」と思いながら
フラフラと入っていってしまう。
待ち合わせ時間までの隙間時間や
気持ちを静めるためだったり
自分に気合を入れたいときなどに
本屋さんはうってつけだ。

本を眺めて気になるタイトル本を手に取って
内容を眺めてみたり
気になっていた本の厚みを確かめてみたり
周りの人たちが
どんな本を手に取っているのか
こっそり眺めてみたり
雑誌売り場の華やかな表紙をみて
今どきの流行りを感じとることもできる。
父のように、書店員さんに手伝ってもらって
孫娘のために本を探している老齢者がいたり
子どもに絵本を選ばせながら
ホッと一息ついている親子などをみかけると
育児でてんてこ舞いだった自分を思い出す。


ちょっと気持ちが落ち込んで
うまくいかないなぁ、とため息をついたら
本屋さんにフラリと入って
タイトルをぼんやり見ているだけでも
気持ちがホッとする。

ただ、本屋さんに入ってしまうと
出るときには2~3冊は抱えていることが多いので
積読状況を考えながら
時に本屋さんの前を
グッと我慢して素通りすることもある。
たまに、本を買ってしまってから
その先の買い物が重たくて
「本の重さが…きつい…」と
独り言を言いながら歩いている自分が情けない。


これが図書館だとそうはいかない。
図書館に行く人は
仕事や勉強のために借りる本が決まっていて
目的のものを探し当てたら
サッサとその場から消えてしまって忙しないし
新聞を読んでいるような老齢者は
居場所がなくてここにいるのか?と
ちょっと寂しい気持ちになったりする。
(あくまで私からの目線だが)
上質な本を、借りることができるのは嬉しいが
私は期限内に読めるかどうか自信がないのも
図書館から足が遠のいてしまう原因かもしれない。

積読してある本はザッと区分けしてある。
  • 早く読みたいもの(読めそうなもの)
  • 時間が必要なもの・仕事などでシリーズ化して読みたいもの
  • 移動時間に読むもの

ある程度溜まってくると
「今週は気合で3冊読む」と決めて
戦闘態勢で読書に挑むこともある。

本の読み方は自由で決まりはない。
だからこそ、「積読」という
摩訶不思議な現象が現れてしまうのだけれど
読まれていない本が傍にあるのは残念に思う。

せめて本を買ったら3日以内に
少しでも読み始めて弾みをつけたいと思う。
「なんだか読むのがもったいない・・・」という気持ちを抑えて
勇気を出して読み進めよう。

今週は「3冊気合で読む」と決めて
2冊は読了したので、これからの時間は
あと1冊に費やすことにする。






2026/01/12
12「音の欠片を探す」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

ぽっかりと気持ちの空っぽになった休日。

この数か月で読んだ本を並べてみた。
忙しくて気持ちに焦りがあったときに読んだ本。
一行読んだだけで止まらなくなった本。
気持ちが追いつかなくて、ページがなかなか進まなかった本。
学びを深めるために読んだ本。

エッセイ・小説・ハウツー本・ムック本・・・

”本は内容全部が身にならなくても
ほんの一文だったり、ひとことが心に刺さればいい”

誰かの言葉に安心して、私は本を読み続けている。
テレビやYouTube動画に流されないように
自分の直感を頼りに選書して
活字を追っている。


音楽家はいつも練習しているわけではない。
心を研ぎ澄まして
心の深部に焦点を合わせて
じっとしているときもある。

何も考えずに
空の色が変化していくのを見つめて
ぼんやりと
音の欠片が鳴りだしてくるのを待っていたりする。

結局
何も聞こえずに、何も起こらずに
夜の闇が迫っているだけが
いつものことだけど。



冬の時期は
私にとって大切な季節かもしれない。
無駄に想えるような時間も
この季節だったら許してもらえるような気がするから。

心を開放したり
楽器を鳴らして耳を澄ませたり
行ったり来たり
想いに任せてみる。



明日から少し
チャンと練習しよう。







2026/01/03
3「本を読む」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。


【年末年始にゆっくりと本を読む】
私の実家がそんな風潮だったことはブログに書きました。



今の生活はそういうわけにはいかず・・・
一時帰国中の娘たちとにぎやかに
おしゃべりしたり、出かけたり
美味しいもの談義やアニメの話に花が咲き
活字を追う時間はもう少し先になりそうです。

私自身、昨年は三宅香帆さんの影響を受けました。
本屋さんへ行って
普段あまり見ることのない新書の棚を眺める習慣が
彼女のおかげでルーティンに入りました。
今の時代は、ちょっとでも影響のある人(もの)は
集中してプロモーションを行う傾向が強いので
本屋さんの平積みは彼女の著書でいっぱいです。
私個人としては
「あの著者の作品はまだかなぁ」と
待ち焦がれるくらいが丁度良いと思っているのですが
時代の流れに乗れていないということなんでしょうか・・・

***

「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」(三宅香帆)から思うこと。


本を読むということがどのように変化していったのか
歴史をたどりながら大きな流れで見ることができるので
大きな蒔絵を見ているようだった。
その中にある、自分が両親から受けた恩恵を
改めて感じることができた経験だった。
特に大正から昭和初期、中期あたりの変革は
興味深い。

大正時代にサブスクとしてはやった「円本」の章を読みながら、

昭和の高度成長期のサラリーマンも同じだと思った。



私の父は晩年まで本を読むことが好きだった。
自分で買ってくる本も多かったが
孫娘の読んでいる本も丁寧にページをめくり
「面白かったよ」と短い感想とともに
本が返ってきたようだ。
孫娘たちへの本を選ぶ目利きは確かで
私はいつも感嘆したものだ。

会社員の現役時代には
本は束の間の息抜きとなり
退職後は好きなだけ活字を追い
趣味以上の俳句のために
言葉を吟味し続けた姿を
私は今も尊敬している。

父が揃えてくれた『少年少女世界の名作』(小学館)は姉と私の大切な本たちだった。

本の虫だった姉にとっては、きっと生涯の友として記憶に残っていることだろう。

毎月一冊、新しい本のページをめくる楽しさがあった。
1冊の中に数本の物語が収められて
古典編や国別編といった分別方法で
本の中の関係性も考えられていたように思う。
私はまだ字が読めず

主に挿絵の可愛らしさに夢中になり

半紙を使って写していた記憶がある。

55冊は父の転勤でドイツへ行った時も
帰国して2回の引越しにも
1冊も欠けることなくついてきた。
私は姉に比べて読書にムラがあったので
全部の作品を読み切ることがなかった。
それでも、主要な作品はすべてこの全集から学んだ。

今思えば、きっとそう安くもない全集を買ってくれた父には感謝したい。

そして、その金額を捻出するために家計を守っていた母の采配にも感謝したい。

本から得る知識はその周辺の記憶も含めて、

生きる気力にもなることを、50代になった今も感じる。

毎月届く全集は、私たちの本だけではなく、父の『鴎外全集』も含まれていた。

きっと父は全集を揃えることで家長としての威厳と

サラリーマンの誇りを刻んでいたのではないだろうか。



***

父の姿勢は

私自身も受け継がれていると思います。
本を読むことは、自分のペースがあるということ。
他の作業をコントロールし
読書の時間を捻出し
本の世界に没頭することは
生活が整っていないと難しいことかもしれません。
ひと時でも
その時間を確保することができれば
人生はもっと豊かに
彩りにあふれた
深い味の世界が広がるのではないかと思います。



積読解消期間
始めます。





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