塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2026/03/15
74「食べることは生きること」  

こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

 

穏やかに見える春の陽気ですが、私にとってはちょっと厄介な季節です。

「木の芽時」といって少し鬱っぽくなる傾向が出るのです。

春は生活環境が変わったり、周囲の人間関係などで「気」が滞ってしまうことに関係あるそうです。

人間ですから、不調の波が襲ってきても仕方がないことですが、あまり深刻にならないうちにどうにかしたいものです。

 

そんな時、私の場合は食べるものに注意をむけます。

身体を温めたり気の巡りをよくすると言われる食材に注目して献立を考えます。

私のお気に入りは「玉ねぎ」と「青ネギ」(どちらもネギ・・・)

「玉ねぎ」は薄く切って水に浸して辛みを緩和させて、ギュッとしぼったら、そのまま酢と醤油、ごま油で味付けをして仕上げにすりごまをかければ美味しい副菜になります。

ざくざく切って、オリーブ油でよく炒めて塩コショウで味付けしただけでもおいしくいただけます。

「青ネギ」は5センチ程度の長さのものを半分に切って、耐熱皿に並べて塩コショウ、オリーブ油をかけてシュレッドチーズをかけたら、180℃のオーブンで12分くらい焼けば、とびきり美味しい副菜のできあがり。

熱々のネギがトロリとしてお安め白ワインも極上に格上げできます。


美味しくて元気の出るものが何かしら?
胃腸に負担がなくて、手に入れやすい食材は何かしら?
カンタンに料理できるものは?
引き出しをたくさん持っているほうが、回復が早くなるような気がします。

 

食べることは生きること

自分の身体に責任をもって生きること。

風邪をひいて「近頃、食事の面で自分を労わってなかったな」と反省です。





2026/03/14
73「季節の落とし穴にご注意」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

久しぶりに風邪をひきました・・・

周期的に体調不良はあるものの、風邪をひくことはなかったのですが油断しました。

「今日は寒いから温かくしてすごそう」と思っていたのに、なぜかいつもより薄着で、寒風の中を20分もご近所さんと近況報告の話をして、そのままリビングで昼寝をするという・・・

どう考えてもおかしい行動をしたら、案の定、夜には喉に異変が。

翌朝、幸い熱が出なかったので、身体を冷やさないように暖かくして、白湯を切らさないようにして、栄養補給をしつつ、スローペースにしていたら、夕方には回復傾向になりました。

これ以上悪くなる気配はないので、少しホッとしました。



寒暖差の激しい毎日、体感温度も少しおかしくなっている様子。

穏やかな春の気候のはずが、思わぬ落とし穴にもなります。


冷えに注意と水分補給は本当に大切ですね。


2026/03/13
72「サラダは万能」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

「食べることは生きること」

その単純明快で正当な思考は、時に真っ当すぎて苦しく感じることがあります。

私は食べることが好きで、いろんな場面を想像しながら、メニューを考えたり新しいレシピを試してみることがあります。

「おいしい!」と自画自賛するときもありますし、「おいしい!」といってもらえて有頂天になるときもあります。

でも、そのどれも考えることができなくて、ぼんやりと白湯をのんでいるだけのときもあります。

今日はそんな日。


そんな日の救世主はサラダ。

私の場合は、サラダを食べれば良し・・・と思っているので、とにかくレタスをちぎってニンジンを千切りに、キュウリがあれば適当に切って大きめのボールにぶち込みます。(カット野菜のときもあります)

そしてゆで卵を適当に切って、ツナ缶をいれて準備完了。

ドレッシングはマヨネーズ大さじ2の中に、ニンニクチューブをたっぷり投入して、しょうゆをたらり。

レモン半分を絞ってオリーブ油をたっぷり。

それらをよく混ぜてサラダにかけて混ぜる。その上にパルミジャーノ・レッジャーノをすりおろして出来上がり。

それだけでも十分ですが、お腹に余力があれば冷凍してあるイングリッシュマフィンをこんがり焼いて添えれば完璧。


私がドイツのオーケストラで働いているとき、本番前の夕食はサラダでした。
本番前にたっぷり食べてしまうと感覚が鈍くなるのでサラダがちょうど良かったのです。
オペラの開演時間は大体19時半。
公演時間は2時間半から3時間なので、途中の休憩時間に食堂でサラダを食べている同僚がいました。
なるほど・・・と思って、私は自宅でサラダを食べてから本番に臨むようにしました。
17時頃にサラダを食べて、本番を終えて帰宅すると23時頃。
そのまま寝てしまっても良いし、本番後の神経を鎮めるためにワイン1杯とチーズを少しかじって休むこともありました。
そのリズムが心地よくて、未だに思い出して食べることがあります。

良い思い出に浸りながら食べることの幸せ。
生きることは、良き思い出をかみしめることでもありますね。





2026/03/11
70「いつまでも、何度でも思い出す」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

15年。

その年月に思いを馳せます。

あの日、朝は晴れていました。

毎月参加させていただいていたボランティア演奏を終えて、一足先に会場を出て、いつものようにホッと一息つこうと思いながらも帰宅を急ぎました。

その日に限って。

月に一度のボランティア演奏は、私にとって息抜きの時間でもありました。

当時小学校4年と幼稚園年長の娘たちから、少しだけ離れられる時間は貴重でした。

演奏するために早く家を出てモーニングを食べて、演奏を終えたら一人で銀座にふらりと立ち寄ってお茶をして帰ることが楽しみでした。

その日は午後から雲が多くなってきたので、家に帰ることにしました。

なぜかちょっと焦るような気持で。

電車に乗りながら、最寄り駅について一目散に自宅へ向かいました。

「娘たちが帰るまでに掃除機をかけてしまおう」と思いながら家について手を洗っていた時に揺れ始めました。

ただ事ではない揺れを感じて・・・

そのあとは混乱状態でした。


いつまでも、何度でも思い出す。

思い出すと気持ちの揺れが大きくなってざわめくけれど、私自身には必要なことだったりします。

(無理して思い出す必要はないですよ)
思い出して怒っても
思い出して泣いても
思い出して愚痴っても

どんなに波立たせることがあっても、収めることができれば良いと思っています。

自分自身をしっかり、自分自身でなだめることができれば・・・

 

あの年に生まれた子どもたちが、今、中学を卒業する年齢になっています。

近隣中学校の卒業式に来賓として参列しながら、様々な思いに駆られました。

中学生の若い声で歌われる合唱を聞きながら静かに流れる時間。
若者たちに幸多かれと願う1日となりました。





2026/03/09
68「季節を渡るにはちいさな一歩から」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

日本には美しい四季があります。

最近は、少しバランスが悪くなって「秋」が短すぎるような気もしますが・・・


春・夏・秋・冬。

それぞれの季節を細やかに感じる心が私たち日本人には生まれ持っているように思います。

ところで、この大きな四季も細かく分かれていることをご存じでしょうか?


例えば春。

春の中にも「初春」「仲春」「晩春」と3つに分かれます。


そしてそれぞれの春が2つに分かれます。

「初春」→“立春” “雨水”

「仲春」→“啓蟄” “春分”

「晩春」→“清明” “穀雨”

これが私が生活の中で大切にしている「二十四節気」です。

 

さらに、二十四節気のそれぞれ15日間を3等分した5日間ごとの細かい変化を教えてくれるのが

【七十二候(しちじゅうにこう)】といいます。


この【七十二候】も古代中国で作られたそうですが、日本の風土に合うように何度も改訂されたとのこと。


例えば、明日からは「仲春」→“啓蟄”→【桃始笑(ももはじめてさく)】

桃の花が咲き始めるころ。

「笑」は咲くという意味。

 

花が開くとパッと明るくなるのは、笑顔と同じですね。

こうした小さな言葉を拾い集めて
大事に心の中に留めて

お守りのように過ごしていきたいものです。


大きな四季という季節の中にも
区切りをつけて歩みを進めることは
小さく固まった心を解きほぐすような
安心して歩ける自信になります。


まだまだ風の冷たい毎日を
健やかな心と身体で春を通っていきましょう。



 

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