塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
 

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2026/07/14
195「セミの声」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今年も梅雨明け間近にもかかわらず、セミの声が小さいです。

ジーっという声しか聞こえず、ちょっと寂しい気持ちになります。

夏のエネルギーは、陽ざしも重要ですが、音も重要なのかと再確認しました。

 

去年頃からセミの声が聞こえなくなって、あれ?と思うようになりました。

朝はセミの声で「今日も暑くなりそう」と窓の外をみると、ご近所に咲く朝顔の鮮やかな赤紫、青紫の花の色に励まされ、照り付ける陽ざしに元気をもらいながら、夕方にはヒグラシのさわやかな鳴き声にホッとしながら夕風を楽しむ・・・そんな風情は吹っ飛んでしまいました・・・

気候変動のために、世界各地で異常気象が発生し、年々生活そのものが脅かされていく経緯は本当に恐ろしいものになりつつあります。

どのように過ごしていけばよいのか・・・

自分の身体や気持ちと相談しながら過ごす夏の日々は目前。

自分にとって何が心地よくて、何が不快なのか?


みなさんはどんな工夫をしていますか?


2026/07/13
194「展示会へ・願いのカケラ」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

若いジュエリー作家さんの展示会に行ってきました。

もともと彼女のお母様がピアニストなので、出会いは間接的でした。美術大学で学び、その後ジュエリーの勉強もされていることを聞いていました。ご自分のブランドを確立されて展示会を開催されるようになると、長女が夢中になりました。毎回展示会に通って仲良くしてもらいました。お姉さんという存在に憧れていた長女にとても理解を示してくださり、二人で芸術談義に花が咲くことが多かったようです。家族に話せないことをそっと聞いてもらって安心するような・・・素敵な関係です。


私は時々展示会にお邪魔して、心のシグナルが共鳴すると作品をお迎えさせてもらっています。

青を基調としたジュエリーが中心で、とても上品で繊細です。遠くから眺めていても、ふと吸い寄せられていくような、静かだけれど力強いパワーがあります。彼女の作品から発せられるメッセージが私の心と一致するときがあると、ドキドキしてしまいます。一つ一つの作品に名前がつけられているので、それだけを追っていくのもワクワクします。


今回も他のお客様がいない時間にじっくりとお話を伺ってきました。新作がどのように制作されているのか、その作品の発想がどこからきたのか、どのような過程で仕上げられていくのか。完成されたジュエリーを見るだけではなく、その向こうに込められた意味を理解できると、そのジュエリーと一緒にどのように装うことができるのか?と考えることが楽しいです。私たち家族のことも知っている彼女だからこその意見も伺うことができて、新たな発見もあります。駆け出しのころから見ている彼女の作品は、年を重ねるごとに変化していて、より緻密になったり、おおらかさが増したり、心のひだが深く刻まれたり・・・と、その遍歴を辿る楽しさもあります。だからこそ、いつかこんなジュエリーを身に着けたい、と思わせてくれる勇気をいただくこともできます。もう少し年を重ねたら身に着けたいな・・・と思っているモチーフがあるので、これからもずっと応援しながら自分の中でGOサインが出るのを待ちたいと思います。


最後に…ジュエリーを持ち帰るときも、ずっとときめきが続くようなラッピングにもこだわりが感じられました。
包装紙やリボン、手に取って何度も見返したくなるようなカードなどのホスピタリティを見習いたいです。

 

私がコンサートやリサイタルで身に着けている片耳イヤリングは、彼女の作品です。

軽くて耳に負担がなく、遠くからみても存在感があるので愛用しています。

今度は楽器だけではなく、ジュエリーにも注目してくださいね。

https://www.instagram.com/crystaltears1/


https://x.com/ClystalTears021



 


2026/07/12
193「果物を買う?」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

先日、買い物に行ったときに果物が選べなくて困りました・・・

桃がきれいに並んでいたので買おうかと悩みましたが、ちょっと見ただけで追熟が必要な感じだったので、即日食べたいと思った私は買いませんでした。桃は冷やして食べると美味しいですよね。ガラスのお皿に並べられた果実を想像するだけで「おいしそう~」とテンションが上がります。スイカと並ぶ夏の味覚で、大好きです。ただ、冷やす時間が必要だったり、丁寧に冷蔵庫に保管しないと色が変化してしまったり、なかなかきれいに切り分けられない(これは私の技術に問題があるだけか?)。そのため桃を買う場合はほんのちょっと勇気が必要なんです

。桃は血の巡りを良くしたり、便通が改善したりする効用があります。桃の種には漢方薬に配合されたりするそうです。多くの果物が涼性(体の熱を冷ます)ですが、桃は温めるタイプの果物とのこと。夏野菜も涼性のものが多いので、桃を食べることによってバランスを取ることができますね。あぁ・・・やっぱり買えばよかったかしら・・・

 

その日に並んでいた果物は、他に定番のスイカ。これも思ったよりも高くて・・・もう少し安価で食べたいと思ったので買いませんでした。キウイもずいぶん高価な値段。あとはオレンジとぶとう。なんだかあまり美味しそうに見えなくて、残念ながら果物をあきらめました。

いつものスーパーではなく、たまに行くところだったからでしょうか。いろいろな品物を比べながら、買い物するのが楽しくもあり新しい発見もあったりして楽しかったです。

 

みなさんはどんな基準で果物を購入しますか?




2026/07/07
188「二十四節気・小暑」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

小暑(しょうしょ)

本格的な夏が始まるころ。小暑の初日はちょうど七夕と重なる。


梅雨明けの前後の地域も多く、梅雨末期の蒸し暑さに体調も揺れる頃かもしれません。ついつい冷たい飲み物や食べ物を欲してしまいますが、身体を冷やしすぎるのも不調の原因になってしまいます。スタミナをつけなくては!とガッツリ食べるのも、私の年代では少し無謀に思えます。そんなときの私の方法は「ペースを落とす」。蒸し暑くて身体に熱のこもったような気がするときは、やはりひやりと喉ごしのよいものが食べたくなります。冷たいものはいつもよりゆっくり飲んだり食べたりすること。ガッツリ系の食事も、時間をかけて自分の適量をゆっくり食べること。つい時間がなくて焦っていた子育て期のように、ガツガツと飲んだり食べたりしてしまう習慣を見直して、意識してペース配分を考えることも必要に思えます。


「少しだけゆっくり」

その言葉を合言葉にして、遠くを眺めたり、一杯の温かい紅茶を楽しむ余裕が欲しいですね。

 


2026/07/04
185「道・視察旅行⑨」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

娘たちは二人とも演奏している楽器はヴァイオリンです。

結果的に家族のなかでヴァイオリン弾きが3人になったわけですが、そうさせたかったわけではありません。

長女にはヴァイオリンを弾けるようになったら良いかなぁ・・という気持ちはありました。どちらかと言えば不器用な長女はヴァイオリンに関しては続けることは難しいと思って、他のことに目を向けるように誘導したこともありました。ヨットに興味を持って毎週江の島へ出かける生活をしましたし、乗馬も好きで馬との交流を楽しんでいました。毎年恒例の家族スキーは、一番性に合っていたらしく、もう少し近くにスキー場があったらインストラクターにでもなっていたのではないかと思います。次女は長女のレッスンに付き合うために、半ば強制的にヴァイオリンを始めたような感じでした。そのうちに、水泳に目覚めて競泳選手になるほど泳ぐことが好きになりました。なんでも比較的上手くこなすことができるけれど、苦手意識があったり興味がないことは無理に追及することはありませんでした。乗馬は馬が大きすぎて怖がっていましたし、スキーもなかなかキレイなフォームで滑れるのにそれほどの熱情はもちませんでした。

ヴァイオリンを続けることに関しては本人に任せました。

 

私の唯一つの希望は、音楽だけに盲目的になるのは避けたかったことです。

人生において、様々な選択肢を提示したいと思っていました。

ヴァイオリンを弾くことだけに固執するのではなく、自分の持っている他の可能性も探求してもらいたい・・・

幸いなことに二人とも頭脳明晰で、多少のデコボコは有れど、考えを深めていくという作業は幼いころから訓練していました。

 

二人とも経済的な自立を目指しています。

ヴァイオリンだけを上手に弾いていればお金が稼げるわけではない。

これからの時代は、ひとつの技術に専門知識を持ったうえで、他の技術を掛け合わせ、それらをパラレルに活用していく能力が必要とされる気がします。音楽だけしか知らない、だから生活能力は重要視されない、という昔気質の音楽家は生きていけなくなると思っています。

二人とも演奏技術の向上の努力は常に必須としても、その先にあるビジネスチャンスをしっかりと見据えています。その素地は、ビジネスマンだった夫の影響が大きいと思います。世の中の構造、資本主義の中で生きていくこととはどういうことか、自分の周りで起きている経済活動などの話は、幼稚園頃から話して聞かせていました。今では二人とも世界情勢や金融についての最新情報に敏感に反応するまでになっています。

私が同じような年齢の時にはボヤ~っと何となく毎日を過ごしていたなぁ・・・と恥ずかしくなるくらいです。

様々な人とのコミュニケーションを通して自分の意見を主張して交渉する、知識や経験を通して自分を表現していくことが積み重なって、最終的に自分のやりたいことが実現していく。その過程を彼女たちは身をもって、それも海外で経験を積んでいます。日本にそのまま暮らしていたら気づけなかったことはたくさんあったでしょう。

海外生活は過酷です。

思っているよりも大変です。

「なぜわざわざ海外に行く必要があるのか?」「デジタルの発達した現代で、困難極まる海外生活を強いるのは愚行では?」といったことを考えないではなかったです。ただ、はるか昔に自分がドイツ留学を決めた理由が「無意識を意識する」ということだったことを思い出しました。日本にいたらわからない感覚を、ドイツで磨いてみたい・・・と思った20代の自分。人間的な幅を広げたいと思ったあの時の自分を、娘たちに少しだけ重ね合わせることで理解できるような気がしました。

 

これからの道、彼女たちはどのように過ごしていくのでしょうか?

私が提示し続けた選択肢はもう役目を終えました。

その先に拡がる人生は自分で選択し、自分で折り合いをつけていかなければならないでしょう。

 

そのスタート地点(もしくは助走期間)を見ることのできた今回の視察旅行は、私にもとても意味のあるものになりました。

そしてなにより私自身、自分の行く先を見つめるヒントがふとした瞬間にありました。

そのお話はまたいつか。