積読その後の状況・・・
着実に消化しています。(頑張っているともいえる・・・)
2月は今日の時点で7冊を読了しています。自分にしてはかなりのスピードです。
小説・ビジネス書・エッセイ・新書と多様な種類を読めているのでとても充実感があります。
今年の初めに、この冬眠期間中はたくさん本を読もうと「決めた」ことが良かったと思います。
得意ではない冬の時期。
なにをやってもあまりうまくいかない時期。
でも正直に言えば、本を読むことが快適になるわけではなかったのですが・・・
私の性格としては、何かをしていないと不安になるタイプだったので今年は敢えて「とにかく本を読み続ける」ということを自分に課しました。
手始めは自分にとってハードルの低い「エッセイ」から。
そこから視野を広げる意味で新書や音楽やビジネス勉強のための本。
時々、本の内容に引きずられて落ち込むこともありました。
本は読んでみないとわからないです。
どんな物語なのか。
一つの視点を執筆者がどのように表現するのか。
自分自身の心が弱っているときに読書するのが良くも悪くも気持ちに影響してくるのは、私自身が過敏なところもあるからかもしれません。
それでも、とりあえず読み進めることを自分に課していました。
モチベーションはいらない。
その後はYouTube動画やSNSから情報を取り入れて、自分の興味のあるものや、今まで本棚に眠っていた本を取り出して読みました。
読み続けていくと文字を読むスピードは速くなってくることを感じます。
とにかく読むことをやめない。
本を目に付くところに置いておく、というのも良い効果になっています。
私は同時に3冊くらいを、その時の気分によって読み分けたり、外出先に持って行ったりするのですが、その方法も私には合っているような気がします。誰にでもおススメはしませんが・・・
この1年ほど、読書メモ(ノート)をとっています。
私は内容をすぐ忘れてしまうので、読みながらメモを片手に書き抜きながら読み進めることにしています。
気になったことやわからないと思うことをメモしていく。
その時の感情そのままに書くこと。
初めは読了後にメモをまとめて書いていたのですが、それですら忘れてしまう自分の記憶能力に限界を感じてメモを片手に読んでいます。
メモを書いていて嬉しかったことがあります。先日オンライン講座を聴講した時に、その中に出てきた言葉を以前に読んだ本のメモにみつけたことです。本の中に出てきた言葉を講座の内容と繋げることができたという小さな成功体験になりました。
ジャンルは違えども、時期によって選ぶ本というのは傾向が似ているので、メモを取っておくとつながりをしっかり結ぶことができます。
今回の積読消化はかなり厳しかったので、今後の本に対する気持ちが少し変化しそうです。
読めなくて苦しい思いをした本たち。
ごめんなさい。
時間がかかっても、あきらめずに少しずつ読み進めていきます。
あまりにも重たい本(内容的に)を読みすぎて、正常な生活に戻れなくなりつつあるのでちょっと違う本を読んでみました。
その前に・・
はるか昔のこと。ドイツ留学生活時代に本に没頭して昼夜逆転の生活をしていたことがありました。
「一人暮らしの醍醐味よね」
と当時は思っていたかどうか定かではありませんが、とにかく日本から持ち帰った本の楽しさから抜け出せずに読書を貪っていたことがありました。
好きなように読書を楽しみ、昼間はドイツ語学校に行きつつ宿題をこなしてヴァイオリンの練習をしてご飯を作って食べるという、今考えれば夢のような生活。
その後、オーケストラで働き始めて生活のリズムが加速。
日本帰国後は、必死に走って目の前のタスクをバッタバッタとなぎ倒す日々。
その頃には、文字を読むのは新聞広告か娘たちが持ってくる学校のお知らせか、良くて新聞の短いコラムのみ。
「あぁ、本が読めるようになるのはいつなんだろうか」
とため息をついていた日々。
気がつけばまた読書に沈む毎日がやってきました。
幸せなことです。(ちょっと目がしょぼしょぼするけど)
この幸せを、しっかりと享受したいです。
そして、実は本を読むことが苦痛ではなくなったことに、自分の中の余裕を感じることができました。
自分を抱きしめたくなりました。
「そうだよ、ちゃんと読めるようになって良かったね。この3年間読みたくても読めなかったからね。苦しかったものね。」
忙しくしていなくちゃならない、暇だって言っちゃいけない、頑張っているって思われなくちゃいけない、という呪縛がとりついていたからとても苦しかったです。誰に思われているわけでもないのですが。
そんな思いから今回は『HYGGE 365日シンプルな幸せのつくり方』(マイク・ヴァイキング 三笠書房)を改めて読みました。
(前置きが長すぎた・・・そして、読むというより眺めた・・・かな)
購入したのは2018年頃だったと思います。
その頃は娘たちが巣立ちを意識し始めて、生活全てが全速力で。
とにかく走らなければ追いつかないような時期で・・・自分の中で何か警鐘が鳴り響いているころでした。
この本を手にしただけでホッとした記憶があります。
HYGGEなスペースを家の中に作りたくて・・・
自分の逃げ場所が欲しくて・・・
自分の本だけを集めた場所を作ったのもこの頃。
その後、コロナ禍で家族それぞれが居場所を求めて家の中をウロウロしてイライラしていたときに、家族が集まってアペリティーヴォを楽しむ時間を作ったのもこの本がヒントでした。
そんな生活がガラリと変化した3年前。
私の世界から本の存在が希薄になりました。
読まなければならない書類の文字を追うことが精いっぱい。
実用書を読んで理解することが急務。
送られてくる手紙に返事を書くことで気力を奪われる毎日。
それが少しずつ変化してきたとき、この本は本棚の片隅にそっと置かれるようになりました。
きっとこれが一段落したら読める気がする。
私だけのHYGGEを探そう。
本棚に置かれたときには思い出すことが多すぎて見るのも辛かった表紙の絵。
でも、敢えて私がその本を置き続けたのは、自分が心のどこかでHYGGEを望んでいることを感じたからだと思います。
そしていま、この本は改めて私を優しく受け止めてくれました。
手に取る本は、自分で選んでいるんだな・・・
ページをめくりながら、購入したころとは違う感覚で読みました。
家に引きこもるとき、私はこの本の中にあるアイデアを拝借します。
「今日はムービーナイトにしよう」
「今日の珈琲はあのマグカップにたっぷりと淹れよう」
本当は、家族や友人と過ごすことを推奨しているのですが・・・
それはまた違う機会に期待しましょう。
積読解消の日々。
『たりる生活』(群ようこ・朝日文庫)
今年になってから、終活・一人暮らし高齢者・介護・終の棲家といったワードが頭の中をめぐっているので、本屋さんに行っても目に付く本はそちらの方面ばかり。
今や日本の人口の29.4%が65歳以上という世の中。(75歳以上も総人口の17.2% 2025年9月15日現在)
増え続ける高齢世代に片足を突っ込む身としては、甚だ不安でしかない・・・。
そんな思いで買った本たちは、重量級の内容で消化が悪くて胃もたれ気味でした。
積読解消するにも、消化が悪くてなかなか厳しい状況を打破するために読んだこの本は、ちょっぴりノホホンとしていて、途中でクスッと笑いながら読めました。
シニア世代の引越しは、本当に大変です。
自分の歴史を背負っているわけですから・・・ね。
著者が一人で自分の荷物と格闘している様子を見ると
「あぁ、ライフオーガナイザーにご相談してくださったら、もっと楽になるのに・・・」
という思いも抱えつつ、執筆ネタがなくなるからダメか…と思ったりして。
それでも、どのようにご自分で進めていかれるのかしら?という視点でも読むことができたのは、新しい視点でした。
荷物の整理に明け暮れながら
「もう何でもいい~」
と投げ出したくなったり
「あれ、なんでこんなものを持ってきてしまったんだか・・・」
と引っ越し後に思う気持ちもわからなくもない。
実家を2回も家終いした私は、次は自分の家を終うのはちょっと勝手が違うぞ…と思っている。
この先のことを考えると少しだけ憂鬱にもなる。