塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
 

ブログ

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2026/07/27
208「身体の声を聴こう」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

暑い毎日。

食欲が落ちてきませんか?

しっかり食べなければと思いつつ、この暑さで少し弱気になっています。

私はこの時期、たいてい胃腸が弱ってくるのを感じます。

なんだか少し違和感があるなぁ、と思ったら、まずは無理をせずに休みます。

温かいお茶を飲んだり、消化の良いものを食べてとにかく安静にします。


身体が疲れているのかな?

それとも何かストレスがかかっているのかな?


よく自分を観察すること。

そのうちゆっくりと思考が解けていきます。

何が足りないのか。

必要なものが見えてきます。


音楽家は身体が資本です。

心身ともに健やかでなければ、音楽を奏でることはできません。


きびしい夏の時期。

どうぞお身体を大切にお過ごしくださいね!


2026/07/26
207「8/8はSummer Concertへ行こう!」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

8月8日にスチールパントマリンバのデュオコンサートに、飛び入りで参加します。

夏真っ盛りの午後。

夏らしい心地よい響きのスチールパンと、弾むリズムがワクワクするマリンバの音色。

打楽器要素の濃い楽器群にヴァイオリンの音色が重なると、とても面白い化学反応が起こります!

私自身、色々な楽器とのコラボレーションを楽しむことが好きなのでリハーサルも楽しいです。


「塚本さんのヴァイオリンと、きっと相性が合うと思うよ」と引き合わせてくださった、コミュニティハウスの館長さんに感謝!


何の曲を弾くのかは、当日のお楽しみ!!!


Summer Concert 
~夏の音色を 心に~
Steelpan ×Marimbaのセッション
2026年8月8日(土)開演15:00(開場14:30)
みたけ台コミュニティハウス
参加費500円(中学生以下無料)




2026/07/23
204「成長を見守ること」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

次女がリサイタルを終えた感想を綴っています。

自分と向き合い、困難を通り抜けてきた3年間を素直な言葉をえらんで書いています。

傍で見てきた気がするのに、心の内側は見えないものだなと改めて思いました。

演奏を見守ってくださった皆様からも、温かいお気持ちをたくさんいただいて、本当に良い時間でした。

ありがとうございました。

『7月12日 リサイタルによせて』 コンサートを聴きにいらしてくださった方、今日は本当にありがとうございました。卒業という大きな節目に、東京でリサイタルを開催することができてよかったです。今日の…
 

『リサイタル こぼれ話』 コンサートが終わり、早いもので1週間が経ちました。私の本格的な夏休みが始まりました。先週は久しぶりにプールに行ったり、母と名古屋に旅行に行ったり、遊園地に行っ…
 


2026/07/10
191「落語の世界」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

先日初めて落語を生でききました。

90分のワンマンショー。

小さな空間で25名ほどのお客様と一緒に。


昔昔亭昇さんのふくよかな身体から発されるエネルギーが、熱を帯びて飛んでくるのが心地よかったです。

小話や落語の歴史などの紹介から、オリジナルの七夕のお話まで。
言葉の「間」や節回し、ググっと前に乗り出すようなタメがあったりして音楽を聴いているようでした。

「落語はお客様のアタマの中に風景が現れて、お話が進んでいく。お隣の人とはきっと違う景色や人物が、私の声を通して進んでいくところが好き」

とおっしゃっていた事は、私の音楽に対する思いと重なります。私が伝える音楽も、私なりの解釈や思いがきちんとありますが、受け取るお客様によって変化していきます。お客様は「私の聴き方で良いのかな?」と不安に思うかもしれませんが、それが正解なのです。そしてその解釈は、何度も聞くうちに変容していくものです。それが「耳が育つ」ということ。


初めて聴いた落語から、どのように私の耳も変化していくのか。

落語の世界も奥が深いようです。




2026/07/04
185「道・視察旅行⑨」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

娘たちは二人とも演奏している楽器はヴァイオリンです。

結果的に家族のなかでヴァイオリン弾きが3人になったわけですが、そうさせたかったわけではありません。

長女にはヴァイオリンを弾けるようになったら良いかなぁ・・という気持ちはありました。どちらかと言えば不器用な長女はヴァイオリンに関しては続けることは難しいと思って、他のことに目を向けるように誘導したこともありました。ヨットに興味を持って毎週江の島へ出かける生活をしましたし、乗馬も好きで馬との交流を楽しんでいました。毎年恒例の家族スキーは、一番性に合っていたらしく、もう少し近くにスキー場があったらインストラクターにでもなっていたのではないかと思います。次女は長女のレッスンに付き合うために、半ば強制的にヴァイオリンを始めたような感じでした。そのうちに、水泳に目覚めて競泳選手になるほど泳ぐことが好きになりました。なんでも比較的上手くこなすことができるけれど、苦手意識があったり興味がないことは無理に追及することはありませんでした。乗馬は馬が大きすぎて怖がっていましたし、スキーもなかなかキレイなフォームで滑れるのにそれほどの熱情はもちませんでした。

ヴァイオリンを続けることに関しては本人に任せました。

 

私の唯一つの希望は、音楽だけに盲目的になるのは避けたかったことです。

人生において、様々な選択肢を提示したいと思っていました。

ヴァイオリンを弾くことだけに固執するのではなく、自分の持っている他の可能性も探求してもらいたい・・・

幸いなことに二人とも頭脳明晰で、多少のデコボコは有れど、考えを深めていくという作業は幼いころから訓練していました。

 

二人とも経済的な自立を目指しています。

ヴァイオリンだけを上手に弾いていればお金が稼げるわけではない。

これからの時代は、ひとつの技術に専門知識を持ったうえで、他の技術を掛け合わせ、それらをパラレルに活用していく能力が必要とされる気がします。音楽だけしか知らない、だから生活能力は重要視されない、という昔気質の音楽家は生きていけなくなると思っています。

二人とも演奏技術の向上の努力は常に必須としても、その先にあるビジネスチャンスをしっかりと見据えています。その素地は、ビジネスマンだった夫の影響が大きいと思います。世の中の構造、資本主義の中で生きていくこととはどういうことか、自分の周りで起きている経済活動などの話は、幼稚園頃から話して聞かせていました。今では二人とも世界情勢や金融についての最新情報に敏感に反応するまでになっています。

私が同じような年齢の時にはボヤ~っと何となく毎日を過ごしていたなぁ・・・と恥ずかしくなるくらいです。

様々な人とのコミュニケーションを通して自分の意見を主張して交渉する、知識や経験を通して自分を表現していくことが積み重なって、最終的に自分のやりたいことが実現していく。その過程を彼女たちは身をもって、それも海外で経験を積んでいます。日本にそのまま暮らしていたら気づけなかったことはたくさんあったでしょう。

海外生活は過酷です。

思っているよりも大変です。

「なぜわざわざ海外に行く必要があるのか?」「デジタルの発達した現代で、困難極まる海外生活を強いるのは愚行では?」といったことを考えないではなかったです。ただ、はるか昔に自分がドイツ留学を決めた理由が「無意識を意識する」ということだったことを思い出しました。日本にいたらわからない感覚を、ドイツで磨いてみたい・・・と思った20代の自分。人間的な幅を広げたいと思ったあの時の自分を、娘たちに少しだけ重ね合わせることで理解できるような気がしました。

 

これからの道、彼女たちはどのように過ごしていくのでしょうか?

私が提示し続けた選択肢はもう役目を終えました。

その先に拡がる人生は自分で選択し、自分で折り合いをつけていかなければならないでしょう。

 

そのスタート地点(もしくは助走期間)を見ることのできた今回の視察旅行は、私にもとても意味のあるものになりました。

そしてなにより私自身、自分の行く先を見つめるヒントがふとした瞬間にありました。

そのお話はまたいつか。