塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2026/04/03
93「ワードローブを春仕様に」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

金曜日はすでに週末気分です。
今日は穏やかな春らしい1日でした。
気温も上がって気持ちが緩みました。
この冬によく着ていたセーターを手洗いして、朝早くから日に当てたのでふんわりと仕上がりました。

私は大掛かりな衣替えをしませんが、季節ごとの小さな変化はクローゼットに起こしています。
靴下を全部出して、厚手の靴下から軽やかな素材へと並べ替えることや、セーターを全部出して重たいセーターを脇に寄せて、パリッとしたシャツを目に映るようにかけ替えたり。そうすると、去年愛用していたセーターの出番が減って、今年はインナーを新調して組み合わせていたニットがありました。少し動かすことで広がるさざめきのような気持ちの変化。その小さな変化を見逃さず、心と身体が心地良いワードローブを大切にしたいものです。
ワードローブを見ると、今までの自分を見直してこれからどんな自分になりたいのかな…ということがわかってくるような気がします。

年を重ねるということは「老い」を意識することになります。色々な不具合がでてきて、がっかりしたり、腹立たしかったりしますが、それも自分。いつまでも若い気分でいることは、ちょっと危険だったりします。これから先、どんなシニアになりたいのか…真剣に考えることも前向きに捉えたいですね。私の母は62歳で亡くなったので、私がその年になるまであと4年。あの頃の母は泳ぐことに夢中だったので、体型もスリムな小奇麗マダムでした。小柄だったのでキュートなイメージもあり自慢の母でした。最期の日々は子育てをほぼ卒業して、父との二人旅を楽しみつつエッセイ執筆に夢中な生活でした。
「老い」は確実にやってきます。その人それぞれのペースで。

携帯電話の写真フォルダを整理しながら、体形の変化をチェックしたり、顔のたるみを厳しくクローズアップしたり(どうすることもできないのですが…)自分に似合うもの、似合わせたいもの、お気に入りのものを探して気持ち良い日々になるように、ちょっとだけ努力してみようと思っています。



2026/03/27
86「ヴァイオリニストとメンタルオーガナイザー②」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。


今日の記事は、昨日の続きです。 


85「ヴァイオリニストとメンタルオーガナイザー①」 こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。私の所属するライフオーガナイザー協会には専科資格に「メンタルオーガナイザー」があります。それをみつけたときに「自分の人生をコントロールできるということを実感する」という文言にと...
 

「メンタルオーガナイザー®」

この資格を取ったのは3年前の秋。

講座の申し込みは実父の寝ている横でした。

開催日程が不定期なこの資格講座を、逃してはならないと焦って申し込んだ記憶があります。

開講は6月と7月。

・・余命宣告をうけた実父は、その頃にはもういないかもしれない。
・・でも、様々なことをこなしつつも、きっと受講できる。
・・今度は対面だから、じっくりと勉強できるに違いない。
そんなことを思いながら、実父を看取った後の自分に力を与えるために受講を楽しみにしていました。
ただ、そんな状況にはなりませんでした。
4月になってから立て続けに実父を含めた家族2人の死。
葬儀・相続・手続きの嵐。

自分の状況は、まさにどん底以下。

こんなことで受講しても大丈夫なんだろうか・・・と不安に思いながら臨んだ講義は、やはりハードでした。


実験台はいつでも自分。

一緒に受講した仲間たちと先生に助けられながら勉強をこなしていきました。

途中で自分の心の中を厳しくえぐることもあって、少しだけ凹むこともありました。

何気ないひとことに、激しく動揺したりしました。

自分の心をのぞき込み、実験し、実践して、心が崩壊してもおかしくない状況を潜り抜けていたように思います。

同時に、自分の気持ちを外から見ることができて、客観的に自分を見るというクセを身に着けることができたように思います。


大丈夫。

自分で自分を支えることができる。

きっと時間がかかるかもしれないけれど、ちゃんと自分を支えることができるはず。

 

ただ、最終課題である実践のクライアントへのセッションは難しかったです。

まず、自分の状況を説明しなくてもよい知人を探すのに苦労しました。
課題だけに集中できる人にお願いしたかったからです。

その声掛けがなかなかできず、声をかけても「あなたのそんな状況のところに行けない」と断られることもありました。

最終的には家族も含めて3人の方に協力してもらって課題を仕上げました。

あのとき、私と一緒に過ごしてくださったクライアントさんには、今でも本当に感謝しています。

 

心を整える作業を自分でできるのは、自分自身がとてもラクになります。

私の場合は「喪の作業」をしながら、少しづつ進めていきました。
無理をしない、時間がかかっても大丈夫、自分を追い詰めすぎない。
もしかしたら、その作業は回り道だったかもしれません。
それでも私は自分の歩いている道を踏みしめたかった。
このような経験は、ヴァイオリニストとして演奏するうえで貴重な体験となり
自分の演奏に説得力が増したような気がします。
ヴァイオリニストは霞を食べて生きているわけではなく
俗世にまみれながら、泥臭く生きているということを
私自身は大切にしたいと思っています。





 


2026/03/26
85「ヴァイオリニストとメンタルオーガナイザー①」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

私の所属するライフオーガナイザー協会には専科資格に「メンタルオーガナイザー」があります。

それをみつけたときに「自分の人生をコントロールできるということを実感する」という文言にとても共感しました。

「セルフコントロール」することによって、もっと生きやすく、もっとストレスを少なくという思考は私や私の家族にとって必要なことに思えました。私の場合は「自分と家族がもっと心地よく、風通しの良い関係でいるにはどうしたら良いのか?」ということが、50代になってより深刻な課題になっていました。子育て卒業を目前に、家族がそれぞれの場所で生き生きと暮らしていくには、今のままでは実現できないと感じていたからです。そのために、まずは自分が変わること、視点を変えることが急務でしたし、その変化を理論的に説明できる技術も必要でした。とにかく何かしなくては、どうにかしなきゃ、という私の「野生の勘」は当時の自分には漠然としすぎて、早まった行動、謎の焦りがありました。

でも、この「メンタルオーガナイズ」という手法は自分にとってこれからの人生に役に立つと信じていました。

憧れの「メンタルオーガナイズ資格取得(セルフ)」を受けられたのは1年後。

コロナ禍だったためオンライン講座だったので、パソコンの苦手な私は悪戦苦闘。

本当に大変で、講師にも受講生にもめいわくをかけっぱなしでした。

でも、これを乗り越えなくては資格取得ができなかったので必死でした。

同時期、娘たちがコロナ禍にもかかわらず果敢に海外へ勉強に出ていく時期でした。

心配が山積で焦りもあったし不安もある中で、改めて家族を、そして夫とのこれからの生活を考えた講座になりました。

最後のレポート提出は、自分なりの答えをひねり出したもので稚拙な文章で今読んでも恥ずかしい内容です。

でも、その恥ずかしさや絞り出した言葉の陰に、様々なヒントが詰まっていることを感じます。

 

まずは自分を実験台にして試してみることが大切。

それから他の人へ伝えていく作業なので、次の段階の「プロ」講座はなかなかハードでした。




2026/03/25
84「ヴァイオリニストとライフオーガナイザー③」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

 今日の記事は、以下2つの記事の続きです。


 

82「ヴァイオリニストとライフオーガナイザー①」 こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。私は今、50代後半を歩いています。50代は予想外の出来事が多く、今まで生きてきた年代を改めて思いなおす時期にも重なりました。その一つが、ライフオーガナイザーという職業に出会った...
 


83「ヴァイオリニストとライフオーガナイザー②」 こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。今日の記事は、昨日の続きです。 82「ヴァイオリニストとライフオーガナイザー①」 こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。私は今、50代後半を歩いていま...
 


「ライフオーガナイザー」資格取得後は、正直に言えばのらりくらりとしていました。

当時はコロナ禍真っただ中。

ライフオーガナイズを知るには経験が必要なのに現場へ行くこともできず、どういった活動ができるのかを知るのはオンラインのみ。ちょうど春から夏にかけての良い季節だったので自宅を整えたり、友人のためにライフオーガナイズの手法を使った思考整理のお手伝いをするくらいでした。

もちろん、ヴァイオリニストとライフオーガナイザーの両輪で何ができるのか考えを巡らせても、ぼんやりとしたものにしかならず、他人にはヴァイオリンという本業があるにもかかわらず何をやるつもり?とあきれられるばかり。

 

確かに、私は何をやっているのだろうか・・・・

 

ただしせっかく取得した資格をそのままにするわけにもいかず、娘たちのためにそれぞれの特性を生かした勉強スペースのオーガナイズや、時間の使い方のレクチャー講座を開きました。あらためて、娘たちそれぞれの性格の違い、クセやこだわりを知ることができて、いままでの自分の思い込みにうなだれることもありました。自分なりに娘たち一人一人の性格を把握して対応していたつもりでしたが、知識を得てからの理解は説得力がありました。

実践台になってくれた娘たちも、私のことをプロのライフオーガナイザーとして接してくれたことはとても嬉しかったです。

私が苦労して資格を取ったことをしっている。

50代から何かを始めようと思っている私へのエール。

自分たちも快適な生活を送ることができる、といった利点もあったようです。


家族の空気が変わる、という経験をしたのがこの頃でした。

コロナ禍という異常事態もありましたが、やはり家族というものは年を重ねるごとに変化していきます。

その変化を見逃さないことも大切なのだと思いました。


回数は少なくとも、私にとっての現場経験はすべてが学びの場となりました。

とくに研修生制度を使っての経験は、本当に貴重でした。

実際に現場へ出られなくとも、ライフオーガナイズに関する学びは深いものです。




2026/03/24
83「ヴァイオリニストとライフオーガナイザー②」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今日の記事は、昨日の続きです。

82「ヴァイオリニストとライフオーガナイザー①」 こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。私は今、50代後半を歩いています。50代は予想外の出来事が多く、今まで生きてきた年代を改めて思いなおす時期にも重なりました。その一つが、ライフオーガナイザーという職業に出会った...
 


「ライフオーガナイズ」という言葉は、先の「88歳になった自分」を想像するという質問を投げかけてくれた講師が「ライフオーガナイザー®」という肩書も持っていらしたのです。物腰の柔らかな、年代の近い方の魅力にひかれてライフオーガナイザー2級講座を受講しました。

ちょっと変わった「ライフオーガナイズ」というオシャレな言葉の響きが気に入ったのも理由の一つです(ミーハー)。


そして、「思考を整える」という言葉にピンときたことも確かです。

私はもともと児童心理学や人を観察することに興味があり、自分の子育ても独自の信念があったので、「その人それぞれの方法で」というところに共感があったのだと思います。私は子育ても、それぞれの特性を活かして個別に向き合いたい、という思いが強くあり、それは子どもが生まれる前から意識していたことです。そしてその後、ライフオーガナイズを学んでからもより一層、気にかけ気をつけていることです。


更に、50代からの自分にはヴァイオリニストだけではなく、他にも自分を活かせる場所が欲しいと願ってもいました。

子育てを終えてからの残りの人生を、もっともっと豊かにさせたいという思いが大きかったです。

それがこの「ライフオガーナイザー」という資格を使うことができるかもしれない、という「野生の勘」だったかもしれません。


資格取得はそれなりの覚悟が必要です。

その講座に集中する時間、お金、取得後に活かせるかどうか・・・

その時の私は、単純に「あの講師と同じフィールドにいたい」という思いが一番でした。

その他のことは「なんとかなるはず」という見切り発信。

相談した講師は「最終課題はかなり大変だから受講時期を考えた方が良い」とのことで、それでも遅くならないうちにと申し込みをしたことをはっきり覚えています。

講座は自分にとって新しいことが多くて大変でした。

片付けが不得意でも、得意でもなく、ライフオーガナイザーとして必死にやっていこうとも思っていない、ヴァイオリニストとの両輪で何ができるのか全く不透明の状況。胸の内は「とにかく、憧れの講師の傍にいたい・・・」という思いだけでした。コンベックスの使い方もあやふやで、製図に関しては素人以下の有様。最終課題の事業計画書は毎日朝から夕方までパソコンに張り付いて、何とか仕上げた感じでした。パソコン操作もあやふやだったため、本当に苦労しました。


合格通知をいただいたときは、力が抜けました。

資格取得は不合格になることはなく、課題再提出を繰り返して合格することができます。「資格取得は単なるスタートだからこれからが大変ですよ」と言われてその通りだと思いました。


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