塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2026/03/03
62「それぞれの方法で進む・次女の場合」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

ひな祭り。

3月になってもまだまだ寒い一日になりました。

久しぶりに電車に乗ったら、制服姿の学生が多くてびっくりしました。

卒業式のシーズンなんですね。

すっかり忘れていました。

いつもこの時期は、色々なことが重なってバタバタしていることが多かったです。

「バタバタする」って気軽に使っていた(どうかすれば気に入っていた)言葉ですが、今の自分には似合わないです。



先日、次女から

「5月に開催されるマスタークラスの申し込みを忘れてしまった・・・」

と嘆きのLINEが届きました。

2月は(28日しかないのに)ドイツやイタリアへの移動が多く、

それぞれの手配や準備に追われているうえに、

フランス語の論文提出も目前。

卒業後の進路に向けて、演奏録画を準備して提出しなければならず。

さらに新しい可能性を探るために、

友人のレッスンを見学して自分のレッスンを見直している最中でもありました。

生活面も、共同生活の中で生まれる居心地の悪さも拍車をかけていました。

 

確かに、心身ともにアップアップだったのは理解できます。

その上、バイト代のために急遽オーケストラの仕事を入れたり、

今回もパリでの録音の仕事を引き受けるという・・・

なかなかハードな状況。

私は正直「大丈夫かな、忘れ物しないといいけれど」

とは思っていましたが、本人が頑張っているのを応援するしかありませんでした。


次女は瞬発力が良いので、なんでも直感で動いてしまいます。

(本人はしっかり考えているそうですが・・・はたからみるとそう見えない)

そして、どうにか自分を状況に合わせてしまうことが得意。


こちらが思っていることも、懸念していることも凌駕して突き進むエネルギーの高さには、本当に驚くことが多いです。

そして、そんな中での申し込みを忘れた…という事態。

単純な記憶欠如、リスト作成の不備、ミスかもしれませんが、もしかしたら

「このマスタークラスに行く必要があるのか?」

という根本的な熟考部分が抜け落ちていたのかもしれません。

積み重なった物事の中で、自然淘汰されてしまったものは、もしかしたら自分の本意ではないことかもしれないのです。


自分の生活(買い出し・食事作り・洗濯・掃除・練習・勉強)をこなしながら学校生活をこなし

将来を考えつつ、準備しながら仕事を引き受けたり友だちと遊んだり…そのすべてが外国語であれば、大変なことはわかります。

でも、それでも、ライフオーガナイズの方法は、忘れないでほしいです。

 

  1. 自分の状況をすべて書き出してみること
  2. ひとつひとつをカテゴリーに分けて、優先順位をつけて
  3. 小さなタスクから確実に実行すること

 

書き出すだけで良いから

「頭の中にあるから大丈夫」と思わないで

まずは紙とペンをもって書いてみて。

・・・そのように伝えました・・・


「パンを買ったから、公園にベンチで食べながら頭の整理します」と写真付きの返信がありました。

おいしそうなバゲットパンにツナが挟んである様子。

さて、どんな解決方法が見えてきたのでしょうか?

それとも、このまま「エイっ!」と突き進むのでしょうか?





2026/03/02
61「見直し方法・私の場合」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

絶賛、全てを見直し中です。

自分も生活も音楽も・・・なにもかも。

 

50代後半になってくると、先のことが不安になります。

以前は全く気にしなかったことが、ふとした瞬間に【底なしの穴】のように思えて一歩も動けなくなります。

この3年はそんなことのオンパレードでした。
それでも、自分が壊れることなく過ごせたことはメンタルオーガナイズを学んだからかもしれません。

私の場合は「あ、自分が動けなくなっているな」と思えることがまず大切でした。

恥ずかしいことではなく、とても重要なことだと思います。

次はその穴を見ないように避けることからはじまります。

とにかく息を整える。

まず自分自身を守る

深呼吸をして息を整えてから状況判断。

それが本当に底なしの穴なのか、色が黒いだけなのか、大きく見えるだけなのか。

そして、何が怖くて何が不安で、何に戸惑っているのかをゆっくり見極めます。

その時に文字に書き出すことが大切です。

一度に全部ではなくても、ゆっくりとランダムで良いので書き出す。

そうすると、重複する気持ち・重なっている状況・一番怖いと思っていることなどが出てきます。

少しずつ項目を分けて、その内容を細分化したら、どこから手を付ければ自分が大丈夫なのかを自分自身に相談していきます。

その頃には、ちょっとだけ動けるようになっています。

動けるようになればちゃんと歩けるようになります。

最初は動けなくても大丈夫。

今日は何もできなかったと思っても大丈夫。

 

私はこんな調子で、遠回りしながらも自分で自分の道を歩いてきました。

これはメンタルオーガナイズの手法であり、ライフオーガナイズの方法でもあるのです。
心も空間も、同じようにオーガナイズしていくことができる。

とても心強いです。

 

50代も後半になれば、自分が今までこなしてきたことを、同じようにはこなせません。

そう思うことです。

「前のようには動けなくて当然よね」と認めること。

新しく自分のスタンダードを作っていけば良いことです。

ただし、新しく変化することは怖くて仕方がないことです。

その時に焦らないことです。

多分、新しいスタンダードに切り替えていくスパンは60歳以降はもっともっと短くなっていくでしょう。

その大きなスタートが50代後半なのかもしれません。

新しい波に乗るということがどんなことなのか。

どんな風に自分を守っていくのか

準備を進めておくことで、これからの人生を生きやすくすることができるかもしれませんね。


自分だけで進めていくことはなかなか難しいです。
誰かに手伝ってもらいたいな…と思ったらメンタルオーガナイザーにご相談ください。





2026/02/27
58「心の安全ゾーンへ」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

雨の一日。

好きなだけ本を読んでいました。

家事を終わらせて休憩がてら読書。

気になっていた作業を終わらせて読書。

食休みに読書。

おやつに読書・・・

数ページ読んでアイロンをかけたり、数段だけ読み進めて玄関掃除をしたり・・・

私の場合はずっと座って読んでいるわけではありません。

誰にも邪魔されず、予定にも邪魔されず、本をあちこちに持っていきながら、作業を途中で中断しながら・・・本の世界に浸れる贅沢な時間でした。


以前はこういったことは「怠惰なこと」「贅沢で人には言えないこと」と思っていたのですが、ブログの中では【これも自分】だと表現しても良いのかと思い直しました。むしろ、どんな時に本を読めば良いのか、ヒントになることもあるかもしれません。(家の中を本をもってウロウロするとか・・・普通はしない?)


読み始めたら、その本だけじゃなくても良いし、どうしても読み進められなければあきらめても良い。

 

本の懐は自分が想像するより大きくて、居心地が良いものです。

心が壊れかけて、どうしようもなかった時も、エッセイは私をそっと受け止めてくれました。


何をすれば自分を追いつめることなく、安全なゾーンに心を置くことができるのか?


これは私がメンタルオーガナイズで学んだことかもしれません。

心は自分で思っているより、繊細で気をつけなければならない存在です。

気がつかないうちに心を酷使していることもあるので、ちゃんと声をかけてあげましょう!





2026/02/20
51「ハードルの高いAI活用法」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

私の所属している「日本ライフオーガナイザー協会」では

会員のために質の高い学びの場所が提供されています。

リーズナブルに受講できる権利を使って、様々な勉強の機会をいただいています。

毎月1回の講座は3時間。

いつも受講を終えるとヘトヘトになります。

テーマによっては

「それは・・・私には無理・・・」

と思うようなこともあるのですが、とにかく「知る」ことを第一に

食わず嫌いにならないように参加しています。


今回はAI活用講座。(私の一番苦手とする分野)

講師は坂田誠氏。

私が坂田先生の講座を受講するのは3回目。

受講して大体1年後に

「あぁ、あの時のことがちょっと自分でもわかるようになった~」と

波に乗り遅れているのを自覚しながらお話を聞いています。


坂田先生の講座は、実際に作業しているところを見せていただけるので、映像記憶として頭に残ります。

私が実際に使えるようになる(または理解できるようになる)には1年かかるので

理論だけが自分に蓄積されるだけなのかもしれないのですが・・・

それでも無駄ではないと思っています。

(今は頭がパンパンで処理できていない💦)

「使ってみてくださいね!」
「自分の仕事に活かしてくださいよ!」
惜しみなく開示していただいた内容が
果たして自分ひとりでできるのか疑問ですが
内容はなんとかアタマに詰め込みました。

最先端を行く方のお話は本当に軽やかで
「何とかなるかも?」と
錯覚してしまいますが・・・
やはり、根本的な自分でやらなければならないことは
きっちりあるので、端折らず地道に積み重ねていこうと思っています。



2026/02/02
33「お雛様を飾る」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今日はお雛様を飾りました。

28年前に購入したお飾りです。

いつもの年より早い、私にしては珍しく落ち着いた気持ちで飾ることができました。

まぁ・・それほど大きくないお飾りなので、ほんの5分もあれば完了ですが・・・

それでも、これまではその5分が捻出できない状態だったのに・・・進歩です。


なぜ今年は早く飾ることができたか?



  1.  飾る場所が決まっている:いつも決まった場所に飾るので迷うことがありません。季節物は、その場所に飾ると決めているのでスペースを開けてあります。
  2.  飾るものがどこに収納してあるのかわかっている:私は時々、どこに収納したか忘れてしまう時があります。特に見えていないと忘れてしまうので、納戸の整理は慎重に、季節物の収納には気を遣います。ワンアクションで取り出す工夫をしたのでストレスフリーです!
  3. 飾る小物が少ない:これが一番重要かもしれません。購入したときの自分を褒めたいのですが、私が選んだ雛飾りは2人だけのもの。実際は鈴になっています。スッとした上品な顔立ちがお気に入り。数年後に購入したぼんぼりとかわいらしい外枠もコンパクトでお気に入り。収納もすべてが小さな箱ひとつに収まるほどの大きさ。

飾っている間も収納用品は元の場所にしまっておけばよいし、ひな祭りが終わったらそのままササっとホコリをはらって元通りに収納して完了。

ちょっと寂しいかな、と思うくらいの飾りで充分です。


私の実家には総勢12名の雛飾りがありました。ガラスケースに入るくらいなので、一人一人は手のひらサイズなのですが、12名+それぞれの役割に関しての小物の量がたくさんあるので、飾りつけも片付けもそれなりに時間がかかりました。
お人形の入っている箱と、ガラスケースの箱を押し入れの奥から運び出し、それぞれ薄紙を外しながら
「あら、この三人官女はいつも寝癖がひどいわね~冠がぬげちゃってるし」
「この人、どこに座るんだった?」
「右近の橘?左近の桜?あってるの~???」
いつも母と一緒に、ワイワイ騒ぎながら飾った良い思い出です。それもいつしか父の役割になり、父が一人で飾りつけをして孫娘たちに見せてくれるようになりました。父の晩年は姉が代わりに飾ってくれてひな祭りを祝っていました。そしてついに、実家終いをしたときに、姉が引き取ってくれるというのでお任せしました。

私は娘たちのためにお雛様を用意していません。

でも、我が家にある小さなお雛様と、実家の雛飾りを胸に留めてくれれば満足です。

思い出や経験を、しっかりと心に刻めるような人になってくれたら、と思っています。


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