こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。
12月のリサイタルを頭の隅に置きながら
今は目前の「Mube'88」のコンサートに向けて
そろそろエンジン全開で準備しています。
今回はジョイントコンサートなので
ご一緒する方の演奏も楽しみです。
テーマは「ベートーヴェン」
歌曲・ピアノソナタ・ヴァイオリンソナタと多彩な楽器群。
作曲年は1803年~1816年という黄金期。
一人の作曲家が
様々な楽器に対して
どのように魅力を表現し
何を求めたのか
そんなことを聞き比べられる
とても貴重な機会だと思います。
いつも新しい発見を求め
ベートーヴェンからのメッセージを
敏感に感知できるような演奏を目指して
コンサートにむかいたいと思います。
「クロイツェルソナタ」は大好きなソナタ。
今回も学びを経て
自分の中で咀嚼した音楽をお届けしたいです。
12月のリサイタルは10番のソナタなので
そのつながりも意識しながら
9番から10番までの時間経過とベートーヴェンの心の軌跡も
感じられたらと思います。
ピアニストの川元真里さんとは
様々なコンサートでご一緒しています。
地域の小さなコンサートや
学校コンサート
ロビーコンサート
絵本コンサートも試行錯誤しながら共演しています。
お互い
家族・介護・変化の年月を経ながら
演奏スタイルを模索中。
リハーサルの休憩中は
お互いの生活についてや練習の事、
健康、食事、
家族のことなどを話しています。
私たちの
演奏だけではない
生身の音楽家を感じていただけたらと思います。
会場でお会いしましょう。