塚本香央里 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2025/05/31
151「良い言葉を集める」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今月は言葉についてよく考えました。
個人的なメール等での言葉のやりとりや
リアルにお会いしてお茶を飲みながらお話しする時間
コンサートでお客様にむかってお話しすることや
リハーサルで、自分の思っていることを伝えるときなど
それぞれのお相手に合わせて言葉を選ぶことが多かったのです。

いずれも気をつけたことは
「お相手に対してリスペクトをもってわかりやすくお話しする」
簡単なようで、私にとっては難しいことでした。

そして、改めて「良い言葉を集めていきたい」と思いました。
自分から発する言葉に気をつけると
返ってくる言葉も「心地よい言葉」になります。
もう、50代も後半になってくると
争いごとや、嫉妬心、妬みなどが苦手になります。
余計な労力を使いたくない…

ブログなどのSNS発信は気を遣います。
誰をも傷つけたくないし
自分の意図する気持ちが間違って伝わってほしくない。
でも、こうして書いていくということは
自分自身を律して、勉強して、成長できることだと思っています。

少しでも読んでいただいて
ご自分のことを、ふと振り返る機会になれば・・・
クラシック音楽の楽しさが、ちょっとでも伝われば・・・
コンサートに行ってみようかな、と思う行動につながることができれば・・・

そう思いながら書いています。


2025/05/30
150「言葉を紡ぐ」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

少し慣れない仕事が続いたため
頭が飽和状態になりました。
休みが必要なのかもしれません。

言葉を紡ぐことの難しさに負けないように
コツコツと書き続けたいと思います。

今日はまた
行きつけの本屋さんで
心の動く本を見つけました。

荷物が多かったので
オンラインで購入することにしました。
便利な時代になりましたが
「重たいなぁ・・・」とつぶやきながら
ホクホクと本を持ち帰るワクワク感が少なくなりました。

ちょっと残念な気持ちもありながら
荷物の多い時には助かるわ・・と思う
50代の体力にはありがたいかもしれません。

複雑…


2025/05/29
149「生活にライフオーガナイズを」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

所属する日本ライフオーガナイザー協会のチャリティイベントに参加しました。


「食品ロスをうまない冷蔵庫活用術と「使い切る」習慣で心と暮らしをスッキリ整えるワークショップ」

(ちょっと長い💦)


この2年ほどで様変わりした私の生活にピッタリの内容でした。

家族が少なくなってから、買い物の回数を減らすなど入り口を整えてきましたが、献立を考えて買ったつもりでも気持ちが乗らなくて放置してしまう食材が気になっていました。

音楽家は体力勝負なので、本番前の食生活には気をつけていますが、体のサイクルは2~3週間かかるので本番前だけでは付け焼刃・・・

日ごろの食生活の大切さを痛感します。
やはり食品の冷蔵・冷凍技術はきちんと理解して、食材を無駄にしたくないものです。
量は少なくとも、美味しく食べたい。

冷蔵庫1台でも、場所によっての機能の違いとメンテナンスの方法があり、適材適所を把握していないとむしろ無駄を増やしているかもしれないとは💦


「取扱説明書を読みましょう!」
一応、置いてある場所はあるけれど、どこを見たらよいのか?
まずは、機能・メンテナンスの部分を見るとのこと。

佐藤美香さんのわかりやすくて、楽しくて、どこから手をつけたら良いのかという具体例も豊富なお話は、周りの参加者とのシェアタイムで、それぞれのスタートが明確になりました。


私は帰宅してから早速、使いきれていない小松菜をざく切りにして冷蔵保存。

今夜使います。

ズッキーニが冷凍できるのかササっと検索して処理(冷凍できます)

食べきれそうにない玉ねぎは、大好きな胡麻油と酢と醤油に漬け込んで今夜のつまみに💕


食べることは生きること


日本の食品ロスは、毎日/1人/おにぎり1個分。

私はおにぎり1個で充分にお昼ご飯のお腹をを満たすことができるので
毎日1食分を無駄にしている計算…

このロスを少しでも削減するために、ちょっとずつでも気にしていこうと思います。


音楽家は身体が資本。
食べることは自分を大切にすることでもありますね。



2025/05/28
148「思考の整理をしながらコンサート運営」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今回のコンサートで大切だと思ったことは「思考の整理」でした。
私の仕事は演奏をすることですが、今回は企画から運営、当日の現場合わせまで気にかける必要がありました。

本番までに何をいつまでに仕上げなくてはならないのか?
逆算方式で考えることの大切さ。
当日のアクシデントに備えて、心も含めてなにを準備したらよいのか。
お客様が見ている視線はどこに向いているのか?

演奏・朗読は幸いなことに以前の経験があるので、注意すべき点はあらかじめわかっているつもりです。
問題は、慣れない場所での動線と、電子機器とマイクや照明などの備品操作です。
コンサートの全体イメージを自分がしっかり把握して
それらを、専門家ではないお手伝いの方たちにどう説明するのか、どう動いていただくのか。
いらしていただいたお客様の、会場に入ったときからコンサート中の視線
お帰りになるときの気持ちから余韻を楽しんでいただく工夫。

考えれば考えるほど、視野が狭くなってくる感覚がありました。
でも、最終的には「何が一番大切で、どんな気持ちになってコンサートを終えたいのか」
そう考えるとシンプルでした。

コンサートの企画・運営は準備が9割・本番(瞬発力)1割。←持論です。

今回のコンサートで得たことは、本当にたくさんありました。
日々、学び。



2025/05/27
147「ヴィオラという楽器」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今回のコンサートで
「ビオラの音が好きになりました」という方がたくさんいらっしゃいました。
とても嬉しいご感想です。

私はヴィオリスト(ヴィオラ専門の演奏者)ではないので偉そうに語ることはできませんが
ヴィオラという楽器はとても好きです。
音楽高校に入学した当初、オーケストラで初めてヴィオラを弾きました。
当時は初めてのヴィオラという楽器、初めての楽譜(ハ音記号なんですよ…)に途方に暮れて
全然弾けませんでした。1年間ずっと弾き続けて、ようやく楽器になじんだ感じでした。
その後、なぜか学校オーケストラでヴィオラを弾く機会をたくさん与えていただき
プログラムの半分以上はヴィオラを弾いていたかもしれません。
(余談ですが、チャイコフスキー作曲:弦楽セレナーデは1stViolin,2ndViolin,Violaパートは全部弾けます!)
私が今持っている楽器は、娘たちが音楽学校に通っていた時に購入しました。
3人ともヴィオラが弾けますし、もし、いつか3人でコンサートをすることがあったら便利かも?という安易な考えでもありました。

ヴィオラは楽器の寸法にかなりの差があります。
もちろん、大きければ大きいほど深くて重厚な音が出ますが
私の体格だと持てる大きさに限界があります。
懇意にしている楽器屋さんから、少し小さいサイズのヴィオラを見繕ってもらいました。
これもご縁でした。そんなにすぐに楽器が見つかることは少ないのですから・・・

骨格のしっかりしたヴィオリストの奏でる音は、本当にうっとりします。
ぜひ、ヴィオリストの演奏会に足を運んでいただきたいです。
人柄もおおらかで、優しくて、おちゃめな人が多いヴィオラ族。

今回のコンサートで
ヴィオラを始めて聴いたという方が
興味を持ってくださって
次のステップに進めますように!



2025/05/26
146「絵本コンサート・感想いろいろ」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

まだ余韻を引きずる…

絵本コンサートの感想をたくさんいただきました。


子育てを終えて、読み聞かせをしたことに想いを馳せる方。

思っていたコンサートとは違ってびっくりした方。

ヴィオラの音が好きかもしれない・・・と気づいた方。

演劇を見ているようだった、との感想もいただきました。


お客様みなさんが、それぞれの余韻を持ち帰ることのできたコンサートになりました。


私の大事な親友は、小さいころにお父さんに絵本を読み聞かせしてもらったことを思い出すことができた、ずっと忘れていたのに…と喜んでくれました。


巡る思い。

忘れていた温かい思い出。


様々な経験をしたからこそ、じっくりと味わうことのできる「大人のための」コンサートになりました。


アンケートのQRコードを読み取って送信してくださる方が1割くらい。

手書きのアンケートは時間の関係でご感想がひとことですが、QRコードの方は時間があるのであふれる思いをたくさん書いてくださいます。

個人的に連絡先を知っていらっしゃる方は直接連絡してくださるのでありがたいです。


こういったご感想は非常に大切だということを学びました。

言葉の選び方に、その方の人柄が表れるということをひしひしと感じました。




2025/05/25
145「絵本コンサートを終えて思うこと」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

昨日、無事に終演した「絵本コンサート」

演奏や朗読の練習は自宅の自主練で何とかできるけれど
スライドを作成するのは初心者…
パワポはほとんど使ったことがないので
四苦八苦しながら
調べながらの手探り状態。
それでも、スライド移動に時間を設定したり
何度も動作確認をしたり
できる限りのことは練習しました。
(プロジェクターに接続すると設定が変わる~と焦ったりして。本当に初心者・・・)

プロジェクターと繋いで画角を調節したり、ライティングやマイクの位置と音量、
演奏する位置決め、待機する楽器やパソコンの配置を決めるのは当日しかないので
何度も頭の中でシミュレーションしました。
当日の荷物も、何をどう持つか…
電車移動で邪魔にならないようにするために気を遣うことに精一杯。
でも、ある駅で大きなキャンバスを2枚持って乗車してきた若者がいたので、
意味もなくホッとした自分がいました。(1駅しか載っていなかったけれど・・・)

達成感と満足度の高いコンサートでした。
今回の会場が私の企画には最大規模のように感じます。

これからも、丁寧にコンサート活動をしていきたいなぁ、と
改めて思う日となりました。


2025/05/24
144「大人のための絵本コンサート・終演 」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

大人のための 絵本コンサート。
無事に終演しました。
演奏だけでなく、手順の多いコンサートでしたが
楽しく充実した内容をお届けすることができました。

当日のスタッフとして
ピアニストのご家族総出のフォロー。
ご友人等のお手伝いに感謝です。

コンサートは一人ではできません。
陰で支えてくださる方たちのおかげで
開催できることをひしひしと感じます。




2025/05/23
143「最終リハーサルに何をする?」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

本番の前の日の過ごし方は色々なパターンがあります。
  • リハーサルをする。
  • リハーサルをしない。
  • リハーサルは軽く全体を通すのみ。
  • 気になる場所を納得するまで追求する。
・・・・・・


今回の場合は、9日前にリハーサルをした後
都合上、前日リハーサルしかできませんでした。
ピアニストとは何度もご一緒したことがあったので
問題はありませんでした。
ただ、今後もこの企画を続ける前提で
次回以降に有効な音のタイミング作りの提案をしました。
明日に間に合わなくても構わない。
でも、本番前に研ぎ澄まされた感性だからこそ
理解できる感覚を大切にしてみてほしいから・・・

明日のコンサートに向けて集中することはとても大切なことです。
ただ・・・
目の前のゴールだけに囚われてしまうと
保身に偏ってしまって
音楽が小さくなってしまう可能性もあります。

せっかく積み上げてきた練習を
小さな世界だけで終わらせてしまうのはもったいない。

おせっかいで
余計なことかもしれないけれど
自分の音楽の幅を広げるのは
こんなことからかもしれません。

私の50年以上のキャリアは
こういったところの工夫の積み重ねです。
コンフォートゾーンから少し足を延ばして
ストレッチゾーンへ踏み入れてみる。

終わりのない音楽の世界だからこそできることです。







2025/05/22
142「絵本コンサート・お待ちしています」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

【大人のための 絵本コンサート】


いよいよ今週末開催となりました。


第1部は絵本の世界を朗読と音楽で楽しんでいただきます。(45分程度)


休憩を挟んで第2部は、ピアニストと共にトークを交えた名曲コンサート。

年齢も違う、学校も違う、住んでいるところも違う2人が出会ったいきさつや
これまでの軌跡などをお話します。
二人ともMCに慣れているので、しゃべりすぎないことが課題です。

終演予定は15時45分です。


まだお席のご用意ができますので、どうぞお問い合わせください。

お約束いただいた方、当日はお気をつけていらしてください。


お待ちしています。



2025/05/21
141「話しやすい人・話しにくい人」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今日は話をして気持ちの良い人ばかりの1日でした。


午前中はライフオーガナイザーの友人とzoomで作業をしながら話をして、

午後は地域活動の友人と短時間の立ち話をして、

夕方は近所の年上のおじいちゃんたちと話をして。


それぞれ、全く違う分野・世代・性別でしたが、共通していたことは

「品位がある」

ということでしょうか。


どんなにくだけた話になっても失われないちゃんとした自分の「芯」のある人たち。

自分だけの話にならないように、短い時間でもきちんと伝える「明確な説明」。

相手の時間を共有してもらっているという「感謝」。



「あぁ、話せてよかったな」

と思える人って案外少なくて、

当然のように延々と自分の事だけ話す人、

文句ばかりの人(私は愚痴への許容範囲は結構広いですが…文句と愚痴は違う)

などと話した後はどっと疲れます。



どんな人と話すと気持ちよく過ごせるのか?


それによって自分の生活クオリティーも変化していきます。

ほんの少しだけ、そんなことを思って過ごすのも「自分をオーガナイズする」ことに繋がっていきますよ。



2025/05/20
140「言葉を大切にする」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

言葉を大切にすること。

私は言葉に敏感です。

人から言われた言葉はもちろんですが、自分の言葉には少し注意しています。

特に心が弱っているときの言葉遣いは気をつけています。

不用意な言葉を使って失敗したことは数知れず。

自分の本意ではないことが伝わってしまって後悔したことも数知れず。

そのため、自分から話すことが臆病になってしまうことが多々あります。


誰かの話を聞いているだけで充分…と思ってしまう。


でも、それだけだとストレスがたまることもあります。

そんな時、私は書くことに集中するようにしています。


書き言葉は何度も書き直すことができます。


この言葉じゃない。

この言葉の意味はもう少し違う言葉に書き換えたい…



今、私のフェーズは「書くこと」のようです。



毎日何かを書くこと。

ちょっと苦しい時もあるけれど、こうして書いていることが自分のステップになっていると思います。



【自分をオーガナイズする】って、そういうことだと思っています。


自分のフェーズと状況を俯瞰して、何が今必要なのか、どうしたら自分がラクになるのか、それがどうなったら気持ちが整うのか。



ライフオーガナイズって、空間を整えることだけではありません。

時間を整える。

心を整える。

様々なことに活用できますよ。





2025/05/19
139「外国語脳を開花させて育てる」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

先日、4時間英語をしゃべる機会がありました。
夫のアメリカ駐在時代の古い友人夫妻とランチをご一緒して夫を偲びながら再開を喜ぶという企画。

「東京のランチ場所はわからないから教えて」
と言われて、さて、どこが良いのか?

東京都心はどこも混雑していて、お食事処も外国の方が多いので思い切って少し離れた場所へご案内。
ちょうど、ご主人が日本に住んでいた時にはなじみのある場所の近くだったこともあり、とても喜んでいただけました。
その日はちょうどお天気もよく、気持ち良いテラスでのお食事は格別なものとなりました。

さて、英会話。
私は人生で初めての外国語がドイツ語だったため、英語に対しての期待感があまりなく中学時代を過ごしてしまいました。
そのため英語という言語が全然頭に入ってこなくて、とても苦労しました。
大学を卒業してドイツ語中心の生活になっても、どこか中途半端な勉強方法だったため、未だに話すことに対して引け目を感じています。
(書くことに関しては、なかなか上達せず…)

ただ、どう伝えたらわかってもらえるのか?という
【外国語脳】はできているような気がします。

どうやったら自分の貧弱な単語能力でも、何を伝えたいのかを理解してもらえるか?
わからない単語を瞬時に他の単語に言い換える瞬発力。
相手の話のどこをピックアップすれば話が続けられるのか。

4時間の間、私たちは話題が途切れることなく話し続けることができました。
泣いたり笑ったり、様々なエピソードをお互いに交換しながら
とても豊かな時間を過ごしました。

自分のストーリーを語ること。
その能力を鍛えることで外国語脳は開花していくようです。

自分の持っているストーリー。
自分だけしか持っていないストーリー。

あなたはいくつ持っていますか?

2025/05/18
138「大人のための絵本コンサート開催への道」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

初めての試み
「大人のための 絵本コンサート」開催まで1週間となりました。

私はもともと娘たちに絵本を読み聞かせることが好きでした。
生まれる前から夫と絵本を選び
優しくてほんわかした色調の絵本を好んで選んでいました。

新生児のころから、
寝る前のひとときを絵本の読み聞かせの時間として
私自身が楽しみました。

少し大きくなると、娘たちは自分で絵本を選び
「これ読んで~」
と持ってくるようになりました。
小さい体で3冊も4冊も持ってくる姿を
今でも覚えています。

こちらが疲れているのに20分もかかる長編を持ってくることもあり

読みながら寝てしまったり

同じ行をなんども読んでしまうこともありました。

娘たちは咎めることなく

黙って聞いていました。

長女は読み聞かせが好きで
小学校高学年になっても
寝る前の読み聞かせ時間を楽しみにしていました。
次女は長女が読み聞かせしてくれる横で
すやすや寝ていることが多かったかもしれません。
それでも長編を果敢に持ってきて
「読んで~」とお願いされたものを
私がひーひー言いながら読んでいました。

そのうち、夫も読み聞かせの加わり
「この本はパパの方が上手だね~」と
本のバリエーションがが増えていったのも
懐かしい思い出です。


次女が小学校入学と同時に
読み聞かせのグループに入れてもらいました。
その頃は1週間に1度
授業の始まる前の15分間を
地域の人たちが子どもたちに
読み聞かせをする活動がありました。
学年によって
「何を読もうかなぁ」と選ぶことが楽しかったです。
本当はきちんと
読み聞かせの講座を受けなければならなかったのですが
時間が合わなくて我流で通してしまいました。

いつのころか
読み聞かせに音楽をつけたら楽しいだろうな、と思うようになりました。
絵本の世界観を大切にしながら
インスピレーションを受けた曲を演奏する。
オリジナルの曲ではなく
既存の曲の中から選ぶ。

始めは「子どもたちのために」と思っていたのですが
絵本の世界に集中するには
演奏が逆効果になることもあるかもしれません。
では、「親子のために」
これは大切なことだと思います。
絵本を読んだ後の余韻を
親子で共有することができます。
「この場面の音楽が素敵だったね」と
親子で話すことができたら…
絵本で会話が広がるのは素敵なことです。

その後
「絵本は子どもたちのためだけではない」と思うようになりました。
たとえば50代以上の大人は、ストレスの多い世界を一生懸命生きています。
その荒波の中で
ほんのちょっと
ホッとする時間を過ごすことができたら…
心がふわりと回復するのではないか?

そんな思いからこのコンサートの開催を思いつきました。

子育てに少し余裕のある大人向けの
ホッとするコンサート。

ぜひ、覗きに来ていただけたらと思います。
初めての試みなので
私もドキドキしています。
その緊張感も含めて、楽しんでいただけたら幸いです。




2025/05/17
137「雨の1日」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今日は1日中荒れたお天気でした。
こんな日は、家にこもって雨粒を眺めているのが好きです。

風の音に耳を澄ませてみたり
雨粒の大きさで音の比較をしてみたり
ぼんやり空を見上げるのも良いものです。

小走りで犬と共に散歩をしている人。
レインコートと傘をさして歩く親子。
ざんざか雨の中をスイーっと自転車で通り過ぎる人。

風が強くなってきたので
お天気が変わっていく様子です。

ヴァイオリンの練習に
汗対策をする季節になってきました。
タオルや扇風機の用意をしなければなりませんね。

こんな休日は落ち着きます。






2025/05/16
136「名曲はずっと残るもの」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

来週土曜日に開催する「大人のための 絵本コンサート」
前半は、絵本の読み聞かせをしながら演奏を聞いていただく
初めての試みにお客様を誘います。

後半は
私とピアニストの川元さんと
トークを交えたお楽しみコンサートです。
演奏する曲は、どれも聴いたことのある名曲を揃えます。
リハーサルの時に
「名曲ってやはり、名曲ですね」と
禅問答のようなことを川元さんがおっしゃいました。

確かに。

名曲はずっと今まで生き続け
これからも色あせることなく演奏されていくのでしょう。
作曲された時代の背景や
作曲者の意図するところから
もしかしたら
現代の解釈として変化しているかもしれません。
それでもその曲が選ばれて演奏されるのは
その曲の放つ魅力があるからなのです。

その魅力を見出して
再現することの楽しさを
私たち演奏家は許されているのだ・・・と
考えると
音楽家とは
なんと素晴らしい職業なんだと思ってしまいます。



2025年5月24日(土)14時開演
市川文化会館ローズルーム

前半は《絵本コンサート》
10分ほどの休憩をはさんで
トーク付きの《お楽しみコンサート》
15時45分終演予定です。






2025/05/15
135「乾燥から除湿の季節へ」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

ついこの間まで乾燥が気になって
楽器のために「保湿をしなければ・・・」と
焦っていたのに
この数日で空気が変わって
湿気が気になってきました。

空気に含まれる水分量が
グッと増えましたよ。

これからの季節は
楽器のために除湿が必要です。

精密機械用(カメラなど)の
乾燥剤を楽器ケースに入れる準備をしましょう。

オールドの楽器は
季節の変化には鷹揚で
さすがの貫禄で耐えることができますが
新作楽器やモダン楽器は
少しこまめにチェックしてあげた方が良いかもしれません。

自分が感じる季節の変化は
同じように楽器も感じています。

汗ばむ季節になってきました。
いつもよりちょっとだけ丁寧に
楽器を見守ることにしましょう。



2025/05/14
134「弾くだけではない体力をつかうところ」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

私は楽器を持ち歩くことができます。
電車でもバスでも飛行機でも。
どんな場所へ行っても
自分の楽器で演奏することができます。

時々
ヴァイオリンとヴィオラを持参することもあります。
(それほど頻繁ではありませんが…)
2台を運ぶとなると
かなり勇気がいるのですが
不可能ではないので担いでいきます。

電車やバスなどの公共交通機関での
楽器の取り回しには気を遣います。
なるべく空いている車両を選び
邪魔にならないように隅っこを陣取って
ほぼ立っています。
(空いているときは、ヴァイオリンを背負ったまま椅子に座って
ヴィオラを足でに抱えています。これが周りの人のご迷惑になっているのか不明です…)

体力勝負。

弾くだけでなく
移動にも体力が必要です。





2025/05/13
133「自分の味方にする時間の使い方」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。


絵本コンサートの準備を進めるにあたり、パソコン操作の苦手な私はそちらばかりに気を取られてしまっています。

パワーポイントの使い方、内容の点検、操作のしかた・・・

いや待て!!

私は音楽家なのだから、演奏を一番に考えなければならないのでは?

と慌てる始末。

本番1週間前になると、色々なことが気になってきます。


様々なことに気を配らなければならない時期になると、生活面にほころびが出てきます。

掃除・洗濯・家事・食事…

決断しなければならないことが増えるので、私の場合は優先順位の低いものに関してはあらかじめ決めてしまいます。

例えば


  • 食事の献立は本番まで決めてしまう
  • 家事洗濯のルーティンは時間を決めてまとめて終わらせる
  • 事務的なことは予定の隙間にすぐに終わらせる、など。

生活をオーガナイズすることによって、優先しなければならないことに集中することができます。


時間の使い方はいつも同じではありません。

その時によって、たくさんのタスクをこなさなければならなかったり、休みが必要だったり、対処することによって変化させなければなりません。


「いま、何が必要か」


「その後、どんな時間が自分に必要なのか」


自分の行動のクセを把握しつつ、限られた時間を利用していくことでストレスなく過ごすことができます。



あなたの時間は、あなたにちゃんと寄り添っていますか?


時間のオーガナイズ講座のご案内をしています。


2025/05/12
132「リサイタルのプログラム」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

新緑の5月。
ゆらゆらと動きつつ、上半期の終わりが見えてきました。
あっという間に12月が迫ってきているのを感じて
思い切ってリサイタルプログラムを決定しました。
私の中で決めただけなので
ピアニストに打診をして最終決定します。

今年の最後はベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第10番。
ここまでに至る道は
楽しい思い出と
苦しい思い出と
幸せな時間と
悲しみに沈む時間
すべての感情を思い起こさせます。

それでも辿り着いたヴァイオリンソナタ10番というものを
どう表現するのか…
自分の中でどう位置付づけるのか…

私は少しひねりを効かせるプログラムが好きです。
今までを振り返りつつ
現時点を踏みしめながら
少し顔を上げて空を見てみようと思います。

詳細はもう少しお待ちください。

自分の思いは誰にもわからない
でも、伝えつづけなければ
永遠に誰にも伝わらない
伝えられた方は
わかりたいと思い続けることが
伝えてくれた人に誠実に向き合っていることだと
知っている
どこかでお互いが思いを共にすることができたら
それがどんなに幸福なことか




2025/05/11
131「防災について考えるチャンス」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

音楽家も生活人のひとりとして
災害時を想定して
色々と対策を立てなくてはならないこともあります。

【月イチ!パッククッキングの会】に参加しました。

ライフオーガナイザー上川ひらりさんが
東日本大震災の日に合わせて、毎月11日に開催しています。


災害時にどうする⁉️


「頭の中で色々考えていても、いざとなったら動けないよ。日頃から動いてみて」

と言われても、何をどうしたら良いのかわからない。

避難用品や備蓄品はあるけれど、どうやって使うの?という実践まで手が回りません。

私自身も備蓄の大切さをお話することはあるけれど
説明に自信がありません。

上川ひらりさんは、
「私はすごくビビりだから、あらかじめ慣れていないとその時、できないってわかってる」
そうおっしゃっていることを聞いてなるほどと思いました。

クッキング会の内容は以下の通り
献立は
【ミネストローネ】【卵蒸しパン】【じゃがりこのポテトサラダ】

☑️災害時に冷蔵庫にあるものと、常温食材を組み合わせて

☑️短時間に仕上がって

☑️個別提供で

☑️洗い物を極力少なく

☑️水やゴミを最小限にするにはどうするか⁉️


献立はみんな知っているけれど

実際に災害時を想定して作るとなると
食材をどんな順番でどのように切るのか
(包丁は切るだけの用途しかないですが
料理バサミのほうがいろいろ使えますね)
出てきたゴミのまとめ方
(そもそもゴミが出ないようにする工夫が必要)
調味料をどのタイミングで冷蔵庫から取り出すのか…
(バタバタ開け閉めをしていたら、すぐに冷蔵庫内は冷えなくなってしまう)

それぞれのご家庭で人数が違うし、年齢や事情もあるから、常に

「え。こういう場合はどうすればいいの??水もガスも使えないよね…」

とアタマはフル稼働。


私の場合、そもそもの

ホコリをかぶったカセットコンロを取り出すところから始まり、

材料と作業手順でアタマがいっぱい💦


それでもオンラインだから、各地から参加された方たちと

おしゃべりしながらの作業はとても楽しかったです。


改めて、冷蔵庫の使い方を考えたいものです。

私の場合は家族が少ないから最小限の買い物だけで済ませるだけでなく、

保存方法なども考えながら不測の事態に備えたいと思います。

冷凍、冷蔵、保存の食材を検討したり
自分がどんな味だったら大丈夫なのかも
考えていかなければなりませんね。

冷蔵庫の開け閉め回数を気にしたり、

ドアを開けて取り出す位置を改めて考えたり、

気づきの多い時間でした。




2025/05/10
130「久しぶりの作家」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。


連休中に

久しぶりに女流作家森瑤子の作品を読みました。


森瑤子作品は私が大学生の頃、好んでよく読みました。

おしゃれで大人の世界で、すごく憧れました。

でも、ちょっと寂しそうな女性の主人公が多かったので、

一人で生きていく女性は強くないとダメなんだなぁと思っていました。

一人でバーに行って
グラスを傾けていると
興味本位で話しかけてくる男性を
上品に、かつスマートにあしらう…
「あしらう」という言葉は適切ではないけれど
「やり過ごす」わけでもなく
「向き合う」わけでもない
心の芯をもった女性のプライドを感じる会話に
ドキドキしたものです。

私には森瑤子さんの経歴も目を引きました。

芸大のヴァイオリン科卒業だったこと。

音楽家という道を歩いていたという衝撃と、

それでも文字を紡ぐ作家になるという潔さ。


でも、その陰に見え隠れする寂しげな表情は、

晩年の病気だけのせいではなかったと思います。


私が彼女から学んだことは

「結婚しても自分の世界を持つこと」

「大人と子どもの世界をきちんと分けること」

「夫をパパと呼ばないこと」

「愛情表現をきちんとすること」

結婚する前から決めていて

未だに頑なに守り続けていることです。


彼女は52歳で亡くなりました。

とてもショックでした。



私はみっともなくとも、ヴァイオリニストの道を選びました。

森瑤子さんが、彼女の美意識にはそぐわなかった音楽家の道。

とても納得します。

音楽家という職業は自分の美意識を追求するのは難しいです。

彼女の60代、70代の作品を読んでみたかったです。

あの作品の主人公たちは、その後何を思い、何をつかんだのだろうかと想像します。




2025/05/09
129「絵本コンサートのご案内」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

5月24日に開催する【大人のための 絵本コンサート】
お話も交えてのコンサートなので
気負わずに楽しんでいただけると思います。

前半は「チェロの木」(いせひでこ)の本を読みながら
内容のイマジネーションを掻き立てるような音楽を聴いていただきます。
私は本を朗読し
マイクとパソコンを操作し
ヴァイオリンとヴィオラの持ち換えをしながら演奏します。

ありがたいことに
「声が良い」と言っていただけることが多くなり
私なりに声に関しての学びを深めています。

その成果を少しでも発揮できれば、と思いつつ
その他の
全ての工程を自分でこなせるようにしています。

本を選び
曲を選び
演奏することは得意です。

ただ、そのほかの部分は未知の世界。

【絵本コンサート】だけで終わりではなく
休憩の後は
【お楽しみコンサート】として
ピアニストとのトークを楽しんでいただきながら
小品曲をお聞きいただきます。

土曜日の午後を
ちょっと贅沢でほっこりするような
大人の時間を楽しんでいただけたらと思います。

「ちょっと遠いけれど、遠足感覚でお邪魔します」と
言ってくださった方がいらっしゃいます。

心からお待ちしています

*チケットご希望の方はお問い合わせフォームからどうぞ



2025/05/08
128「海外での食生活」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

海外での食生活。


娘たち二人がそれぞれの国で自炊をしながら音楽修行をしています。

国が違うので、物価も食も習慣も違います。
年齢も違うので、修行内容によって生活サイクルも違うので
それぞれの食生活は同じではありません。

一人暮らしなので、家事・洗濯・買い出し・食事の用意・家計管理・健康管理・スケジュール管理等、全て自分の責任で生活をしています。


そんな中で、私が一番気にしているのは食生活の事。

どんな風に、どれだけ食べているのか、偏っていないのか・・・

遠い昔の私の留学生活の記憶を頼りに
季節の旬を伝えたりしています。

今のところ二人とも心身ともに破綻することなく生活しているのでホッとしています。


私としては気にすれば果てしなく心配になりますが、これまでの自分が見せてきた姿勢がそのまま反映されると思っています。


そう・・・

今まで自分が娘たちに作ってきた料理やおやつは確実に記憶に残っています。


「あの鶏ムネ肉の蒸し焼き料理のレシピを教えてほしい」

「あのチョコレートケーキをアレンジして作ってみたい」

など、レシピをリクエストされることもあります。

私と娘たちの話題の中心は、いつも食べ物の話かもしれません。

それが「生きること」。

食事が美味しいと感じれば、多少なにか問題があってもなんとか生き続けることができます。

落ち込んだ時、気分が塞ぐとき、私は何を食べれば自分が「大丈夫な気持ち」になるのかを考えています。


あなたのホッとする食べ物・飲み物は何でしょうか?


自分で自分をオーガナイズする学びを開催していきます。


ご一緒に学びを深めていきませんか?


2025/05/07
127「パソコン作業は苦手ですが・・・」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

パソコン作業が苦手です。
全然できないわけではないのですが
何をするにも時間がかかります。

私がパソコンを使うようになったのは29歳。
結婚してからです。
それまではワープロ・・・(古い)
履歴書や公式な書類を作成するとき、
主にドイツ語での書類作成が主でした。

日本に帰国後
「パソコンっていうものを使って
コンサートのチラシを作ってみよう~」
という勢いでパソコンを使い始めました。

友人からブラインドタッチの練習ソフトをもらって
遊びながら練習して(その時はあまり上達しなかった・・・)
夫には【パブリッシャー】というソフトを入れてもらって
チラシを作る作業を覚えました。
レクチャーコンサートのチラシは
第一回目からずっと自分で作っています。
最初はチラシだけ。
そのうちプログラムも作れるようになって
一時期は、リサイタルのプログラムも自分で作っていました。
(リサイタル前日の夜に、家族総出でプログラムを折る作業をしていた・・・懐かしい思い出)

そんなこんなで
ずっと我流で覚えてきたので
できることと
できないことの差が大きすぎて
もはや自分が何がわからないのか
わからない状態です。
(一番困るヤツね)

ホームページの運営も
常に「???」の連続です。
(サポートの方にいつもお世話になっています)

それでも少しずつ
できることを増やしていければ良いと思っています。
ゆっくり過ぎて自分でイライラしますが。

そういったことも、ヴァイオリンを弾くことと同じです。
弾かないよりも
とりあえず毎日弾く。
時間は関係ないから
とにかく楽器ケースをあけて
楽器を取り出すこと。
時間がなくても
楽器ケースだけ開けることだって良いと思います。

パソコン苦手
だけど毎日電源つける・・・

そのルーティンで
毎日ほんの少しでも
理解することがあれば
すごい進歩ですよね。



2025/05/06
126「連休おつかれさまでした」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

小さいことだけど、気になること。

たとえば…



  • クローゼットの中にある悩ましい洋服
  • 風呂場の換気扇
  • どこにあるのか、いつも探してしまう書類
  • いつか使うかも?とため込む紙袋
  • 作り直そうと思っていたExcelの表
  • 似合っているのかどうか、自信のないアクセサリー
  • プリントアウトした方が良いと思っている資料


ひとつひとつは小さいけれど

ため込んでストレスになっていることを

この連休にコツコツと進めてみました。

  • 洋服を試着してコーディネートしてみました
  • キッチンと風呂場の換気扇を掃除しました
  • 書類ボックスに新たにラベルを貼りました
  • シワの激しい紙袋や、小さすぎる紙袋、古い匂いのするものは処分
  • 時間を取ってExcelを作り直しました
  • アクセサリーは一軍と二軍に分けました(リメイクや処分まで至らず)
  • 手元に置いて見直す書類を確認しました


一応全部クリアしたような気がしますが

残っているタスクもあります。


  • 気持ちが追いつかなかった・・・
  • タスクが大きすぎて細分化できなかった・・・


仕方ないと思います。


それはまた、明日から少しずつ

できることをこなしていけば良いのですから。


自分の特性を知っていて

時間の使い方を知っているのであれば

できなかったタスクはそのままにしても大丈夫です。


私は最後まで

あきらめずに完遂すると

私自身が知っているから。


連休、おつかれさまでした。



2025/05/05
125「乱読三昧の連休」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

連休中は乱読の日々。
あれこれ気になった本を引っ張り出してきて
「肩が凝った・・・」とつぶやきながら読んでいます。

本棚に眠っていた本、新しく買った本、勉強のための本・・・
ジャンルもいろいろすぎて
プレゼンテーションやコンサルティングの話から
起業の話、介護の話、言語化の話や小説やエッセイまで。
写真集も読書になるんでしょうか?

その中の本に
「インプット3:アウトプット7」
これが良いバランスと書いてあったのですが・・・
私の場合「インプット9:アウトプット1」だな、と反省。
アウトプットありきの読書でないと
内容は定着しないのだと思い
細々と記録をつけ始めています。

アウトプットの場所は未定ですが
音楽家の頭をのぞいてみたい方は
こちらのブログか
アメブロへ遊びに来てください。

お待ちしています。
(誰も来ないことを祈る)







2025/05/04
124「連休は徒然に」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

連休中は徒然に記事を書いてみようと思っています。

基本的には世の中がお休みになると
家にこもっている生活になります。
人混みが苦手なことと
出かける場所がないので・・・
家の中の掃除や整理をしています。
今年の連休中は
  • クローゼットの整理
  • 書類の整理
  • 本の断捨離
  • 新しい曲を聞く
クローゼットに関しては
何を着るかあまり悩まなくなってきたので
生地の劣化が激しいものを中心に手放していきます。
書類の整理が思いのほか時間がかかっています。
まだ保留の案件や
処分するには勇気がいるものなど
それらを別枠にまとめるにとどめています。
紙類は、一つずつ読み返しが必要なので
小さく細分化して少しずつ進めるしかありません。
本の整理に関しては、精神状態が左右します。
コロナの前と後では
状況が全く違っているので
読む内容も全然違ってきてしまいました。
それでも変わらぬ好きな本を眺めて
ホッとする瞬間は大切です。
音楽に関しては
とにかく頭をクリアにして
フラットに音楽を聴くようにしています。
娘たちが練習している曲などを
改めて聞いてみると
新しい発見があったりするので楽しいです。

連休後半になって
ほんの少し気持ちが落ち着いてきました。







2025/05/03
123 「届けたい人に届け」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

連休後半が始まりました。
今日は本棚の整理をしながらぼんやりと本をめくっています。

*****
わかる人にだけわかればいい、なんて思ったことはないけど
届けるべき人に届けたい、とは願っている。

私の奏でるピアノの音は、いつ、誰に、どんなふうに届くのだろう。
だけど、たとえそれを知らないままだとしても、ちっともかまわない。

時空を超えて手渡しされるその音階は、受け取った人しかわからない暗号。
丸い地球(ほし)の上で、楽譜もなく私の指を通って流れ出す、ささやかな
いつかの、音。
(マイ・プレゼント 青山美智子 PHP研究所)
*****


ふとめくった本の
たまたま止まったページに書かれた言葉たち。
あぁ、そうだなぁ、とため息をつきながら
なんで私は演奏を続けているのかな・・・と思いを馳せてしまう。
私は「届けたい人に届け」と願って演奏しているのかもしれない。
でもこの「届けるべき人に届けたい」というのは、ちょっと違う。
もっと、受け取る方も責任をもって受け取る準備をしているような・・・
どちらが良くて
どちらが悪いかなんていうことはなくて
私をふと、立ち止まらせた言葉。

この本を贈ってくれたのは長女。
言葉を繊細に操る長女らしい選書。

そんなことを徒然に思いを飛ばすことのできる
この時間はなんて贅沢なんだろうか。





2025/05/02
122「大きなタスクを細分化」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

雨模様です。
こういう日は家にこもって作業するには最適です。
私の仕事もこの連休は少し余裕があるので
体調を整えたり
少し大きめのタスクを細分化したり
気になっていたことを片づけていきたいものです。

スケジュールを立てるときに
私が気をつけていることは3つあります。

  1. スケジュールを詰め込みすぎない
  2. 自分のキャパを越えない
  3. タスクを細分化する
私の今までは、時間を最大限に使ってスケジュールを詰め込んでいました。
それでも予定をこなすことができていました。
何とかギリギリだったり、少しパフォーマンスが落ちてしまうことがあっても
辻褄を合わせることはできていました。
しかし、50代も後半になってくると
ハードスケジュールをこなした後のダメージが大きくなっていることを
感じざる得ません。

それでいいのかな?

自分を甘やかすのは好きではありません。
でも、自分のキャパを越えてタスクをこなし続けることはできません。
やはり、体力は容赦なく落ちてきていますし
自分自身をきちんと守ることもしなければなりません。
(コンサートを引き受けたのであれば
私以外の人に本番をゆだねるわけにはいかないのです)

そこで、ザックリと仕分けしていた今までのスケジュールを
小さいタスクに分割するようにしました。

私は大ざっぱにタスクを書き出してしまい
そのタスクに行きつくまでの道のりに
たくさんの関門があることを
見て見ぬふりをして後回しにする癖があります。
一番初めのタスクを越えることができれば
かなりの集中力でこなすことができるのに
いつも残念な思いに駆られます。

小さいタスク=助走

本当に小さなことで良いのです。
「重要な○○の書いてある手書きのメモを探す」
たったこれだけのタスクが
その後の大きな課題の出発点だったりすることもあるのです。

あなたのタスクの書き出し方は
あなたに合っていますか?







2025/05/01
121「心を整える庭仕事」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

お天気に誘われて雑草を抜く作業をしました。
時間を決めて取り掛からないと
いつまでたっても終わりません。

手袋を装着
45リットルのごみ袋を片手に
なるべく日の当たらないところを中心に
黙々と作業します。

無心になると
どんどん心がクリアになってくる気がします。

いつも、どれだけの事に気を取られて
忙しなく考えているのか気づくことができます。

1時間の作業は庭の3分の1程度。

心の整理は
ずいぶん進みました。