塚本香央里 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2025/10/31
304「リサイタルのチラシは期待感」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

チラシの構成は、ほとんど同じなのですが
私のチラシは少し変わっているかもしれません。

オモテ面はリサイタルのご案内と日時・場所・チケットのご案内。
裏面にようやく、コンサートのテーマと曲目、演奏者のプロフィール。

本来ならば
オモテ面にすべての情報(特に曲目)が載っているほうが見やすいのかもしれませんが
私は敢えて裏面に記載しています。
なぜならば、伝えたいことのテーマに沿った曲目だから。

私の音楽を聴きに来てくださる方は
曲目で聞きに来るわけではなく
私が何を考えているのか
私がどんな風に生きているのか。
表面的ではなく
考えに興味を持ってくださる方が多いです。

「今年はどんなテーマなんだろう?」と
ワクワクしながら
オモテ面から裏面をめくっていただく期待感。

チラシを手に取っていただいた方のお顔を
ここでも想像しながら作成しています。





2025/10/30
303「リサイタルの準備は夏から」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

リサイタルのチラシ作成は7月ころから始まります。
「もう12月の準備か・・・」と
少し焦ったような気持になりながら
プログラムの最終決定をしたり
写真を選んだりプロフィールを見直したり
何をテーマにするか考えます。
これがなかなか難しくて
アレコレ考えている間に時間がたってしまいます。
近年の夏の暑さにアップアップしながら
言葉を吟味していく作業は思いのほか大変で
体調が芳しくないときもあります。
7月末ごろには確認を完了して
デザイナーさんにデザインの依頼をして
締め切りを設定します。
デザイナーさんとのやりとりは
たたき台をだしていただいてから
細かい色指定やフォントなど。
写真の配置も途中で変更したりします。
ロゴデザインの大きさや見やすさ
細かく設定していきます。

9月初めにはチケット発売するので
8月中旬頃には完成を目指します。
チラシが印刷を終えて配送され
手元へ届くとホッとして
しばらく放置・・・(ここで一度精魂尽き果てる・・・)

9月末頃にようやく発送準備。
ご案内文の作成(これもまた難儀で何日も捗らないときがあります)
封筒や切手の準備。
宛名書き。
配架などしてくださるお店や事業所への発送。

全てを自分でやっているからこそ見えてくるお客様の顔。
効率を考えるともう少し上手くできそうな気もしますが
今の自分にはこれが精いっぱいです。

本番までの時間は
ひとりひとりのお顔を思い出しながら作業しています。





2025/10/29
302「去っていく10月に」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

10月があと数日で去っていきます。
今まで振り返ることができなかった日々。
あまりにも大きな衝撃を受けながら
自分自身がどうしたら良いのかわからず
ただ生きることに固執して
自分を守ることを決断したあの日。
かけられる言葉を吟味し
本質を見極め
選択する日々。
ある意味で
自分を守る殻は厚くなったかもしれません。

乗り越えたり
前を向いて進もうと思ったり
無理に何かをするのではなく
そのまま
全てを抱えていればいいんだ、と思うに至ったとき
なんだか少しホッとしました。

あったことを忘れなくてもいい
そのまま抱えていていい
立ち直ることなんて考えなくてもいい

涓滴岩を穿つ

今年のリサイタルの言葉は
そのまま自分への言葉でもあります。




2025/10/28
301「合唱を聴く」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

近隣中学校の合唱コンクールを聴くことができました。
誰も知っている生徒はいないけれど
娘たちの後輩ということで
全学年の発表を聴いてきました。

私は合唱が好きです。
歌うことも聴くことも。
小学生のころから歌うことは好きで
転校した小学校ですぐに合唱部にスカウトされて
NHK合唱コンクールの群大会(?)まで経験しました。
(「鮎の歌」という合唱曲だったのですが、難しかったです。
今聞いても難しすぎて・・・よく小学生で歌ったなぁ、と思います。)
中学生ではパートリーダーや全体のまとめ役になったり
(ものすごく大変だったけれど・・・)
それでも合唱曲を選ぶのは楽しかったです。
高校生になったら音楽学校だったので
歌専門の同級生はいるし
誰もかれも音程ばっちりで歌ってしまうので
単純に楽しいという感覚が麻痺して
「当たり前」になってしまいました。
その後も楽譜を見てひとりで歌ってみたり
つい最近まで合唱曲集を保管していました。

娘たちが小学生や中学生の頃は
合唱の聴く楽しみがありました。
どんな曲を選ぶのかな・・・
今はどんな合唱曲が流行っているのかな・・
毎年ワクワクしながら合唱コンクールを聴きに行きました。


今回は1年生の発表を聞いたときから
「わぁ、レベルが高い!」と驚きました。
歌詞の明確さ
強弱のメリハリ
なにより
まっすぐに飛んでくる気持ちが強くて
感心しました。

2年生は変声期を迎えた男子生徒が
苦労しながらも必死に歌う姿に感動。
クラスPRの紹介が秀逸で、
どのクラスも期待感高く
そして、その言葉通りの音楽でした。

3年生は、時期的に
少し不安が見え隠れするような
ちょっとばらつきがあったものの
この姿が後輩たちの目標になっているのだろうなぁ、という
存在感の大きさがありました。

結果発表は見ませんでした。
どのクラスも1番だと思ったし
順位は私には興味がありませんでした。
大いに盛り上がっていたクラスもあったし
一番を取りたい!とギラギラしたクラスもありました。
大いに泣き
大いに笑った結果発表だったことでしょう。

その経験は
これからの人生で大いに役に立つよ・・・と
彼らに囁きたいです。

自分も中学生と一緒のような気持だったのが
いつのまにか
「あぁ、いいね~」と
ほほ笑むような齢になってしまったのか。

なんとなく
複雑な
寂しいような気持ちがしました。










2025/10/27
300「ブログを続けていく」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今年の初めから続けてきたブログ、とうとう300日達成となりました。
「ブログ100チャレンジ」という企画に参加して
本当にゼイゼイ言いながら続けた100日間。
どうやって書けばよいのか
何を書けばよいのか
試行錯誤しながら続けてきて
辿り着いた答えは
「ううむ、わからん・・・」でした。

いっしょに参加していた方たちのブログを拝見しつつ
真似てみたり、ヒントをもらったり。
自分では
力の入った文章だったり
気の抜けたつまらない記事だったり
でこぼこのまま300日経ちました。

自分を見つめ続ける日々。
書くことを1日の仕事に組み込むこと。

「わからん」
「どうしたものやら」
そんなことを考えつつ
今年も様々な決断と物事を進めてきました。

まだ2か月残っている時間を大切に
来年もまた新たにブログチャレンジをしたいと思っています。

今年とは違ったミッションを背負って
新しく始めるつもりです。
(まだ全然はっきりしていないけれど)

それまで
今年の残りあと65日を書き続けます。





2025/10/26
299「本の旅は行き先不明」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

10月の読書強化月間。
文字を追うことに必死になりながらも
どうやってアウトプットしていこうかと試行錯誤していました。

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆・集英社新書)
この方の本は、6月に開催された勉強会の課題図書が
『「好き」を言語化する技術』(ディスカヴァー携書)という本だったので最初に読みました。
とても面白くて、「推し」のいない私にも楽しく読むことができました。
その中の例文にあった三浦しをんさんの本が
とてつもなく面白そうだったので興味が移っていました。
本というのは1冊読むと
芋づる式に面白い本が出てくるので
気がついたときには
「あれ?こんな本を読む予定ではなかったが・・・」ということが
結構あります。
三宅香帆さんの本は
書店へ行くといつも目が合うのですが
「まだいいか・・・」という謎の納得感があって買っていませんでした。

夏休み真っ盛りのころ
長女と本屋さんへ行くことがあって
「そろそろ買うか・・」と購入したものの
やはり積読になっていました。

しかし、読み始めると面白すぎて止まらず。
挙句の果てに、三宅香帆さんのYouTubeまで登録してみるようになってしまいました・・・
これも「推し活」なんでしょうか・・・
(おかげで読みたい本がさらに増えて積読増殖中)

「本を読む」ということがどのように変化していったのか
明治の立身出世から大正の教養ブーム、昭和の高度成長期全集サブスクへの遍歴を解説しつつ
2000年代のデジタル共存開始、2010年代のノイズ排除、
そして今なお変容する「本を読む」ということを
謎解きのように見渡すことができたのは
自分の読書遍歴をも辿るようで楽しかったです。
大きなマインドマップを見ているようでした。

その中に、自分の家庭を思い出したり
父の姿や姉の姿、その先の自分の娘たちの様子などを振り返りながら
「あぁ、あの時はそんな本がいっぱいあったな」と
答え合わせをしているような気分になりました。

父が毎週買ってくる「週刊朝日」
毎月テーブルの上に載っている「文藝春秋」
毎月送られてくる「鴎外全集」や「少年少女世界の名作」を姉が貪るように読んでいた姿。
本は身近にあって、当たり前で
私自身も「本を読む」ということが大好きでした。

懐かしい思い出にふけりながら
あれは高度成長期を必死に働いていた父のステータスだったのだ、と思うと
最後まで手放さずに終の棲家へ大事に持っていた本たちも
役目をきちんと果たしたのではないだろうかと思いました。

私は本を買うことを渋られた記憶がなく
なんでも好きに買ってもらいました。
そしていまでも、本を買うことを躊躇しません。
その本たちが、鮮度を失わないうちに読み始めて読了することが
今の私には課題になっています。

新刊『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』(新潮新書)
これも大変おもしろかった。
【(敵を倒す目的で)強くなるために必要なのは、戦うことだけではなくケアすること】
モノを食べ、休息し、時に他人や自分をケアして生きていかなければ、モンスターを本当の意味で倒すことができない(文中より)
そう、「本当の意味で倒すこと」ができなければ、ただ闇雲に刀を振り回して、切り付けて、かすり傷を負わせているだけだ。
私がいつも、「なぜそれが必要なのか」「どうしてそれをするのか」と考えるのは【根本】を知ってそこにアプローチしたいからだ。
遠巻きから攻めていくのは時間の無駄になる場合もある。
ただ、自分をケアすることは、自分をよく知っていなければできないことでもある。
自分を真正面から見る勇気がなければ、コマを先に進めることができない。
それを知っているかどうか・・・

「読むことの価値を上げる」というミッションに挑み続けている三宅さんに対して
自分は「音楽(クラシック?)を聴くことの価値を上げる」努力をしていこう、と思った。
様々なジャンルの本を紹介してもらえるので、本当に楽しくて、本屋さんへ行くのが楽しみになる。
そして、ぎっしりと詰まった本棚の中でぼんやりと佇んでいるだけで元気になる自分を発見する。

もう少し積読を解消してから本屋さんへ行くことにしよう。





2025/10/25
298「休むことは生きることでもある」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

寒い週末になりました。
朝から着ぶくれて
ぬくぬくと家にこもっていました。
外に出る時間が重なると
家でじっとしていたくなります。

私の基本的な性格は
引き籠ってじっとしていることが好きです。
遊びまわったり
知り合いとワイワイすることは
どちらかといえば苦手かもしれません。

ひたすら本を読んで文字を追い
音楽を聴きながら
身体を休めていました。

休むことを蔑ろにするのは
自分を追い込んでしまうことと同じだと思います。

私が倒れることなく
体調を大きく崩すことなく
(傍目に)穏やかに暮らすことができているのは
自分の限界を把握して
ギリギリまで我慢しないことを
自分でコントロールしているからだと思っています。

『自分』というものは
思っている以上に頑張ってしまうものです。
「もうちょっと頑張れるかも」と思っても
「いや、やめておこう」と制御するのは
恥ずかしいことでもなければ
情けないことでもなく
自分をよく知っていることだと思います。

この2年半、私は自分のことをいつも以上に
追い詰めることを排除してきました。
ダメかもしれない・・・と思う前に
今は必要ではない・・・とシャットダウンする勇気。
それまでの自分だったら頑張ってしまえることを
敢えてやらない。

「あなたのヴァイオリンを聴かないとクリスマスが来ない」
そう言ってくれた友達のために
今年もリサイタルで良い演奏ができるように準備したいから
休みを大事にします。



2025/10/24
297「言葉が空っぽ」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

書きたいことはあるけれど
なかなか言葉にならないのは何が問題なのか?

時間
タスクの多さ
言語能力

思考を整理する時間と能力がないからかもしれないです。

たまにあるこういう時期。
私の場合は
どちらかといえば言葉のアウトプットより
音のアウトプットに気持ちが向いている時かもしれません。

リサイタルに向けて
プログラムを考えて
大筋のストーリーが出来上がり
少しずつ練習をしていく中で
細かい表現方法を考えていく時期は
本番の舞台を想像して
究極の自己表現を突き詰めていく作業を伴います。

多分・・・
今はその時なのかもしれません。

モヤモヤと霞がかかった思考の先に
「これだ」という思われるものをつかみかける直前。









2025/10/23
296「忙しいな、と思ったら」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今週は少しだけ忙しい気分になっています。
それはなぜか・・・

自分の本業である音楽家の活動の他に
地域での活動もかなりの分量を占めているからです。
私にとってはどちらも大切にしたい活動であり
自分自身の原動力になっているので
できる限り精いっぱい注力したいけれど
内容が全く違うので難しい。
普段であれば
少し距離をとりながら
それぞれのペース配分しながら
無理のないようにしているのですが
今週はそういう配慮ができないほど
詰まってしまいました・・・
色々な連絡も多く
間違えないように苦慮しています。

そんなときの私が気をつけていることは・・・

  • 毎日のタスクを自分の決めた場所に書くこと
  • 休む時間をちゃんとスケジュールに落とし込むこと
  • スケジュール帳がいつも手元にあるようにすること
これだけ守っていれば、たいてい乗り切れます。

どんなタスクがあるのか忘れてしまったら、二度手間です。
休む時間(私は就寝時間)をスケジュールに書き込んでおけば、強制的に休みます。
そんなスケジュール帳をいつも見返していれば、視覚的に安心できます。

頭の中で考えていると
覚えきれなくて不安になります。
書き出してしまえば大丈夫。

その日にやることではなく、
余裕をもって1週間くらいのタスク管理の方が
気持ち的にラクです。
(私はタスクを書き出しすぎて、できないことにフォーカスして落ち込むことがあるので)

年末へむけて、気持ちに余裕のなくなる前に
一旦立ち止まって、スケジュール帳を眺める時間を作ってみませんか?




2025/10/22
295「気温が下がっても気持ちを下げすぎない」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

気温がグッと下がって冬のような気温になりました。
時間を見つけて楽器を準備して練習する・・・
暑さの事を考えずに練習できるのはホッとします。
今日は、どうしても音の出にくいD線を替えました。
1週間ほど前から、音が裏返ったり
思ったような音が出なくなったD線にストレスを感じていました。
11月はじめに楽器の調整をするので
それまで我慢しようかとも思ったのですが
応急処置として弦を交換することにしました。
さて、どうなるかな。


12月のリサイタルに向けて
少しずつエンジンをかけなくてはならないのですが
色々と滞っていることを整理したり
考えをまとめたり
体調管理をしなければならず
只今アイドリング中。

頭の中では考えられても
それを他の人に説明したり
実際の作業に落とし込むのに時間がかかります。

自分の不器用さに辟易しながら
物思いに沈んでいくメンタルの弱さを感じながら
あぁ、11月が近いからかなぁ、と思っています。

気持ちの揺れは誰にでもあるものですが
その揺れ方があまり激しくならないように気をつけたいものです。
自分を守るために必要なことだから。

雨の日は香りが立つそうです。
懐かしい金木犀の強い香りを感じた1日でした。




2025/10/21
294「ワードローブのオーガナイズ」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

気温が下がりました。
ワードローブの整理は追いついていますか?

私のワードローブはほぼ1年を通して見渡すことができます。
(見えないと忘れてしまう性格なので・・・)
この2年で、自分の着るものが決まってきました。
春と秋に着るものはほぼ同じ。
長い夏の季節も、洗濯しやすいものや汗染みの目立たない生地を選び
真冬は厚手のセーターと機能的な暖かいアンダーウェアがあれば十分。
工夫すればそれほどたくさんの種類を持たなくても良いことがわかり
(誰も私の洋服を覚えている人はいない!)
清潔感があればよいという結論に至りました。

基本的に寒くなってきたら
夏に着ていたものの上に重ね着していく・・・
それでも対応できなくなったら
暖かいアンダーウェアに薄手のセーター、その上にシャツ、厚手のカーディガン・・・
(雪だるまのように着ぶくれていく・・・ヴァイオリンの練習時にはだんだん脱ぎ捨てていく)

たくさんの洋服をアレコレ選んで楽しむのは
私の今の生活スタイルには必要ないようです。

もう少しシニア世代になったら
またちがったおしゃれを楽しむようになるのかもしれませんが
今は質実剛健で・・・

というより
洋服を選ぶ(迷う)ことに
労力を使いたくないのが本音でしょうか。



あなたはどんな自分でいることが
居心地よいですか?
あなたがその時、その場所で
居心地よくいるためには
どんな洋服でいればよいですか?

クローゼットオーガナイズは
「自分ってどんな人?」と
大切にしているコトやモノを見直して
自分の考えを
整理したうえで
クローゼットを整えていきます。

思考が整うと
買い物もラクに決断が早くなります。
始めにちゃんと整えると
後がラク。

もしも
ひとりでできないなぁ、と思ったら
ご相談ください。





2025/10/20
293「焦らないこと」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

ヴァイオリンが少しご機嫌ナナメのようです。

今年の夏は
楽器とともに私も頑張りました。
暑くても
湿気が高くても
汗だくになっても
とにかく弾き続けました。

気温がストンと落ちて
楽器もほっと一息つきたかったのかもしれません。
しかし・・・
次にリサイタルが控えています。

私は焦る・・・
しかし、楽器がついてこれない💦

慌てずに
しっかりと
調子を整えながら
焦らずに音を積み重ねていこうと思っています。

もちろん
楽器職人さんのアポイントメントを入れました。



2025/10/19
292「苦手なこともあるけれど」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今日は地域施設のお祭りでした。
地域で担っている役割の関係で、
ブース出店のためのお手伝いに行きました。

保護者会やPTAを色々と経験しているので
こういったイベントは慣れてはいるものの
私の中ではかなりハードルが高くて苦手な分野です。

訪れた方たちの対応や
動線の確保が大切で
さらに
スムースに進めるためには
状況判断と臨機応変さが求められます。

私の担当は(なぜか)
フォトスポットという
ハロウィンの飾りつけをした一角で
ちょっとした変装をして写真を撮る
【映え】を意識した場所でした。

あまり数は多くないけれど
変装道具があるので選ぶ楽しさもある
でも
時間をかけて悩む時間はない(待ち時間を少なくするのは鉄則)

パッと見た感じで
映えそうな小物をチョイスして
「かわいい!」と思ってもらえたら
気持ちを高めて
一気に写真を撮る・・・

選びたい気持ちの親子には
小物を紹介しながら
選択を促していく・・・

「家族みんなで変装しちゃおう!」と
傍で見ているお父さんも巻き込んで
家族写真を撮ってしまう。

『商売上手のおばちゃん』みたいに
あれれ?と思っている間に
巻き込んでいく。

慣れないことも
数をこなすとうまくいくものです・・・

そう、苦手だと思っていることも
やってみて
数をこなして
上手になっていく。

今回のように
結果がすぐに現れたり
時間制限のあるものは
苦手意識を
少しだけ簡単に乗り越えることができます。

今回の真の目的は
「親子の意識調査アンケート」だったので
うまく統計をとることができれば出店は成功です。
その他の面では
どんな親子がいて
どのように交流範囲があって
自分たちの役割がどれだけ周知されているのか、を
感じることができればよいものでした。

目的がはっきりしていれば
その他の面は
多少ボロが出ても大丈夫だと割り切ることも大切です。


「この間、絵本コンサート聴きました!」という
親子さんもいらしてくださったので
とても嬉しいプレゼントになりました。














2025/10/18
291「小さいことから積み重ねる」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

秋らしいさわやかなお天気です。
ようやく身体がスムースに動くようになって
アタマもすっきりしてきました。

  • 後回しにしていたことをほんの少し進めてみる → 必要品の注文
  • だれも何も言わないけれど、自己満足したいことをする → 洗車
  • 気になっていること → 雑草処理・楽譜を修理する・気になる人へのメール

大きなことをするわけではなく
ほんのちょっとの事柄を
自分なりに進めてみればよいと思います。

そうすればエンジンがかかってきます。

私は忘れっぽいので(道草しすぎるので)
メモやポストイットに
「○○をする」と書いて
いつも見ているスケジュール帳に貼っています。









2025/10/17
290「書くことを継続していく!」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

290番目の記事になりました。

今年はとにかく書くことを自分に課して
心や頭にあることを書く訓練をしています。
しかし、
やはり「言葉」として文字にするには時間がかかります。

ぼんやりと伝えたいこと
自分の中で形になりつつあるけれど
まだ輪郭がはっきりしないもの・・・

言葉の断片をひろってみても
きちんと文章にならないことも
実はたくさんあります。

あてもなくキーボードをたたきながら
ふいに涙がこぼれることもあります。

書くことはできるけれど
伝わる文章にするのは
もう少し訓練が必要な気がします。

もう一歩先へ。

今年もあとつ2か月半。
その先の来年へ向けて
少しづつ準備を始めることにしました。




2025/10/16
289「秋色」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

雨が降ったりやんだり。
湿度が高くて息がしにくいなぁ・・・と思いつつ
一日を始めました。

海外在住の娘たちから
「寒くなってきたよ」
「足元が冷えるからモコモコ靴下を履いている」
「待ちゆく人がダウンコートを着ているけれど、なんだかまだ冬の気分になりたくないからトレンチコートで頑張っている」
「豆乳スープが染みる」
というようなメッセージが届きます。

私がドイツに住んでいたころも
10月になると皮コートを着ていました。
手袋をして、朝の空気が寒くて息が白かった記憶があります。

苦手な11月を控えて
黄金色に彩られた公園を散歩することを楽しみとしていました。

10月は長い冬に備えて
身の回りの事も
自分の事も
整える日々です。






2025/10/15
288「ほんの少し目をかける」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

急に気温が下がって右往左往しますね。

楽器も同じです。
ヴァイオリンの音も
少し緊張した音になっています。
季節の変わり目は
自分の体調管理も必要ですが
楽器の調整もしっかり見張ってあげたいものです。

いつもより丁寧に楽器を点検する。
いつもよりゆっくり音を出す。
いつもより手間をかけて楽器ケースを掃除する。


ほんのちょっと目をかけることで
いつもと違う何かを見つけることができます。

それは自分へのまなざしと同じだと思います。




2025/10/14
287「音楽を奏でるには言葉も必要だと思う」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今月は本読もうと思って色々買いました。
ビジネス書から小説、エッセイ、音楽書。
鮮度が下がらないうちに読もうと思っています。
今月に入って3冊読了し4冊目に移行中。

インプットが増えてくると
頭の中が処理に忙しくなるので
アウトプットがとても貧弱になります。

音楽は音で表現することが必須ですが
その音を「どのように」表現するのかは
演奏者にゆだねられています。
そのうえで
その表現がさらに言葉で表現できるのであれば
より明確に、説得力が増して
自信のある演奏へと変貌します。

【音楽家も言葉が必要であり大切なことである】
これは私の持論です。

本を読みながら、なかなか自分の言葉にできないジレンマは
私の中にも存在するので
今月の私は
「自分、頭悪すぎ・・・」
と独り言を言いながら読んでいます。

あるとき
エッセイしか読めない時期がありました。
自分と、かけ離れた世界や時代にいる人の
自分とは、かけ離れた思考しか受け付けないときがありました。
それは、
そのときの自分
そのときの状況を直視することができなくて
それでもその場所からは逃避しないと
メンタルが壊れてしまうから
エッセイを読む・・・という
自分を守るための防衛策だったのだと
今は解釈しています。

人生には逃げ場のない時もある。

それでも
自分で逃げ場を作ることができれば
避難して休むことができる。

私には「本を読むこと」が
逃げ場になっているかもしれません。





2025/10/13
286「模様替えをライフオーガナイズの手法で」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

思ったよりもお天気が悪くなかった3連休最終日。
朝からプライベートゾーンの模様替えと掃除をしました。

ずっと気になっていた、ホコリ問題・・・
我が家は家族それぞれの読書量が多いので
所有する本が、かなりあります。
家族内で貸し借りしたり
読み捨てに近いものは譲ったり売ったり
工夫をしていますが
手元に置いておきたい本もそれなりにあります。
一番困ることは
それらの本がホコリを引き寄せて
すごいことになってしまうこと・・・
寝室として使っている部屋が隣接しているため
ホコリがホコリを呼んでしまうのが悩みの種。
定期的に本を取り出して大掃除をしていますが
この2年ほどは放置状態だったので
重い腰をあげて取り掛かりました。

朝8時30分にはじめて
途中に10分くらいの休憩をしながら
13時30分まで。

なかなか重労働でした。

本の中には音楽家らしく
楽譜も含まれるので
これがまた大変でした・・・
(年季が入って崩壊状態の楽譜もちらほら・・・)
ソロ曲・デュオ・ソナタ・室内楽・コンチェルト・オケ曲・スコア・・・
どのように区別して
どのように収納するか。
頭を悩ますモノでもあります。

これらは
ライフオーガナイズの手法で整えていきます。

以前よりもはるかに短時間で
論理的に整えることができるようになりました。
自分の目的がはっきりしていること。
仮置き・保留の定義も自分なりにはっきりしているので
無理せずに進めることができました。
(整理することは、心に負担のかかるものもあります)

思いのほか蒸し暑かったので
汗だくになりましたが
しっかりとこれからのイベントにむけて
環境から整えることができました。

本の移動や本棚は重いので
明日は筋肉痛かも?
(すでに足が筋肉痛💦・・・)







2025/10/12
285「年末まで走り切る覚悟」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

10月になって様々なことを
実際に手放す状況になってきています。
「手放そう」と決めても
実行(行動)しなければ本当に「手放す」ことにはなりません。

役割・モノ

少しずつですが
丁寧に手放すことを心がけて
一つ一つの事柄に集中しています。

それは
年末までの時間を自分に向けるためでもあります。

リサイタルはやはり
普段と異なる感覚を必要とします。

演奏するエネルギーは変わらなくとも
あの舞台には
対峙する自分の体力と気力が必要になります。

使い切ってしまったら立ち直れない。
でも、出し惜しみするわけにはいかない。

なかなか悩ましい問題でもあります。

そんなことを思う3連休。









2025/10/11
284「リサイタルのご案内開始しています」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

リサイタルのご案内送付準備を進めています。
メール、またはQRコードからのご予約方法になっています。
今年からFAXでのご対応がなくなりました。
各事務所・チケットセンターから購入もできますのでご検討ください。

時代の流れを意識しつつ
みなさまとのご縁を大切にしたいと思っています。

当日お目にかかれることを
心から楽しみにしております。





2025/10/10
283「人それぞれの方法で」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

デジタルデバイスの使い方が中途半端です。
全然できないわけではないけれど
サクサクできるわけでもない・・・
今日は午前中にトライしてみたことが
午後に再現できなくて
次回リトライします・・・

私の周りには様々な年代の方がいらして
それぞれデジタルデバイスとの距離感が違います。
老若男女とわず、様々な考え方があるようです。

書類を送付するにしても
クラウドで共有の人。
データ送信OKの人。
紙媒体を郵送する人。

スマホを持っていても
全く活用していない人もいれば
「そんなこともできるの?!!」と
驚くような使い方をしている人もいるので刺激的です。

私は・・といえば
もう少し悩まずに使いこなしたいけれど
自分の能力には限りがあるようでして・・・
ヒーヒー言いながらも
ヨロヨロとあきらめずに付き合っていきたいものです。

ひとつできたら
もう一つ頑張ってみる。

いろんな人へ対応できるように努力してみる。

がんばろう。






2025/10/09
282「本を読む」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

スケジュール帳に予定を詰め込むのが好きです。
パズルのように組み合わせて
滞りなく毎日を進めることに喜びを感じます。
娘たちが幼い頃は
習い事の合間に家事をこなし
(家事と一言で片づけるにはあまりにもたくさんのタスクがあるが)
家族との予定を合わせて出かけたり
父の介護未満の生活を見守り
ママ友とのランチ会を楽しみ
健康診断に行き
ヘトヘトになりながらヴァイオリンの練習をする・・・
そんな毎日をスケジュール帳にすべて書き込んでいました。

50代後半の今。
同じことができないという体力的な面を
しっかりと認めました。
そして、全ての事に全力投球することをやめました。
同じことができないならば
何に集中すればよいのか?

ほんの少しの寂しさとあきらめと
反対に
精度を上げるべきことや集中することを
ゆっくり考えたいものです。

自分なりに選んで積んである「私の課題図書」
これからの季節は活字を追うことを楽しみたいです。




2025/10/08
281「季節は動く・二十四節気とともに」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

秋もたけなわ。
今日は二十四節気「寒露」といわれる季節です。

二十四節気に沿った発信をしています。
ゆるやかに移ろう季節とともに
五感を意識した生活を送っていきましょうというメッセージ。

50代だからこそ発信することのできる
私なりの知恵を詰め込んでいます。
ペースアップもペースダウンも
道を選ぶことも自分次第。
そしてハンドルを握るのは自分自身。

二十四節気という季節の動きに合わせて
自分を見つめながら生きることは
私にとって心地よいものです。

ご一緒に自分なりの心地よさを
見つけてみませんか?

GRACEFUL STYLE
是非登録してみてください。
(月に2回ほどメッセージが届きます)



2025/10/07
280「夜の映画鑑賞」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

午前中に集中して仕事を済ませ
お昼をしっかり食べて
午後の早い時間に練習をひと段落させて
夜の時間帯に映画を見てきました。

『ベートーヴェン捏造』

夏の前に予告編を見て
「なんだかおもしろそう!」と思いながら
「なんか、どこかで見たことのあるタイトルだな」と
本棚を覗くと同じタイトルの文庫本が・・・
昨年、福岡へ行ったときに
楽器屋さんの本棚に並んでいたものを
「なんかおもしろそう~」と買っておいたものでした。
(おもしろそう~しか考えていない単純なワタクシ)

あわてて文庫本を読み
「やっぱり、おもしろい」と
映画を楽しみにしていました。

しかし・・・
夏は暑くて忙しくて時間がなく
気がつけば映画公開もそろそろ終わりに近づいている様子。
あわてて調べると夜のみの1回上映。

さすがに夜の上映時間は客席もまばら。
ワクワクしながら観ました。

おもしろかった。
ベートーヴェンも、シンドラーも
チェルニーもリストもベルリオーズも・・・
みんな日本人で
日本語をしゃべっているのに
その人にしか見えない。

詳細は本を読むことをお勧めするし
絡み合った人間模様や時代背景などは
やはり文字を追う方がわかりやすいです。

本を読んでから映画をみる、という順番がおすすめ。

映画は軽やかで
ウィットに富んで
重要なところをピックアップしているので
細かい演出を楽しむ娯楽性の豊かな作品。

観終わった後は
ただただ
「おもしろかった~」

もっと深く考えた方がいいって?
いやいや
単純に「楽しいね」って思える作品も
すごく大切だと思います。









2025/10/06
279「中秋の名月と練習」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

涼しくなってきたので
夏に使用したものを片づけました。
扇風機を掃除をして
夏掛け布団を洗濯して
クローゼットの整理をしました。

それなのに・・・
今日は30℃近く気温が上がったので
汗だくで練習しました。
この季節はエアコンをつけるべきか悩む・・・


今、練習中の音楽はクリスマスの曲。
12月のコンサートの準備も粛々と進めていきます。
リサイタルはもちろんのこと
小さな子どもと大人のための絵本コンサートがあるので
またまた練習の日々です。
今度は2台ヴァイオリンで
クリスマスの可愛らしい絵本を用意しているので
楽しみに待っていてほしいです。


それにしても
秋はどこへ行ったのだろうか。

今日は中秋の名月。
残念ながら
月を見れそうなお天気ではないので
和菓子を食べながらお月見気分になろうかと思います。




2025/10/05
278「絵本コンサート終了と反省②」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

コンサートで反省文を2記事も書くなんて・・・
ちょっと情けないのですが大反省ということで。

絵本コンサートは何回か経験していますが
まだまだ発展途上中なので
毎回必死です💦

今回は新しい絵本に挑戦したことと
名曲コンサートを加えたことで
MCにも力を入れなければならなかったのですが
本当になにを話せばよいのか
今回に限ってアイデアが全然湧いてこなくて・・・
本当に困りました。

その上
本番の手順もしっかりと決めていなかったため
iPadやペダル操作
絵本のめくり方などの全てが
チグハグでした。
(大きな失敗は、音楽に集中しすぎて
お話のつづきがどこからだったのか
見失ってしまったこと・・・
ありえない~💦
それだけ、お客様の期待と集中が伝わったということですが
自分がその波にのまれてしまいました・・・)

お客様もびっくり。
自分もびっくり。
ピアニストもびっくり。
その場がアタフタとなって
自分の狼狽えがひどかったです。

その後はなんとか冷静に続けられましたが
今後の課題がいっぱいでした。
(笑って許してくださって感謝です)

  • 前日準備を完璧にする!
これはもう、敗因の一番だと思っているので
この部分はしっかり反省します。

  • MCの準備は緻密に
「なんとかなる」は「なんとかならない・・・」
胆に銘じます。

  • 操作手順のチェックポイントをきちんと作る
おおざっぱな手順はあったのですが
より緻密に作成していきたいと思います。


まだまだ自分の中で色々あるのですが
この3点だけは大いなる反省とともに
次への改善点として心に留めたいと思います。


でもね、とても楽しかったです。
同じ絵本を持ってきてくれて
絵本と同じ柄の靴下を履いてきてくれた小さなお客様。
前回も来てくださって「今回も楽しかったわ~」と
明るい顔で帰っていったマダム。

自分の信念がしっかり根付いている演奏は
ちゃんと伝わるんだ・・・ということを
改めて感じたコンサートでした。

こんな失敗もありますが
私の思いに共感してくださる方は
ぜひ演奏依頼をしてください。





2025/10/04
277「絵本コンサート・終了と反省①」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

絵本コンサートを終えました。
思っていたより親子連れさんが多くいらしてくださって
とてもとても嬉しかったです!
顔なじみの親子さんがいらしたり
遠くから情報を頼りにいらしてくださったり
大人の方も、興味津々で来てくださいました。
ありがとうございました!


午前中に1時間の本番・・・というのは
当日準備にスピードが必要になるので
手順を間違えるとちょっと大変なことになります。

今回は間違った方法になってしまいました・・・
  • 起きる時間が遅かった。
いつも余裕を持って起きるのですが
今回はなぜか目算を誤った・・・

  • 遅く起きた割には準備がサクサク進まなかった・・・
これは単に、前日に準備完了ができていなかった、ということ。
いつもは前日の夜には、荷物の準備までできて
なんなら玄関に荷物が並べられている状態なのに
全てが中途半端になって寝てしまった・・

  • 出かける直前のご近所さん対応
優しい隣人の方が、野菜を届けてくださるという連絡を受けて
そのまま対応してしまったこと・・・痛恨のミス・・・
これはその時じゃなくても良かった・・・
その後の時間配分がタイトになってしまって気持ち的に焦りました。

大きくこの3つが原因と思われますが
今回の大きな敗因は
MCの原稿が出来上がっていなかったことです。
直前までMCが頭に入っていなかったのは
本番にもろに影響しました・・・反省。

その件は明日の記事で。





2025/10/03
276「心に届く演奏を」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

お天気を気にしながら
明日の準備を進めています。
地域でのコンサートですが
この時期特有の
行事(運動会とかお祭りとか)の目白押しで
お客様が来てくださるのか
見当がつきません。

すでにご予約いただいている方も多いのですが
お天気によって変動することもあります。

今回のコンサートは
去年好評だったので
同じ場所での2回目の開催です。

慣れているとは言いつつも
チラシ作成から選曲、リハーサルのセッティング、
更にアンケートやセットリストの作成など
直前の仕込みに追われるのは
私の悪い癖です・・・
(何とか間に合ったが、まだMCが完成していない💦)
最後に忘れ物をしないように気をつけなければ。
(近所だからといって油断ならない)


子どもたちが紙芝居を見るような・・・
お友だちや家族と一緒に体育座りで見るような・・・
楽しくて、お話や音楽に引き込まれるような・・・
そんなコンサートにしたいと思っています。

絵本コンサートの後には
名曲コンサートもあります。
聴いたことのある曲を
目の前で聞くことは刺激になります。

ヴァイオリンとピアノの音を
生で間近で聞く経験は
きっと心のどこかに残ってくれるのではないかと
期待します。

「みる」「きく」「かんじる」
感覚を総動員して聞いてほしいと思います。


会場でお待ちしています。


2025/10/02
275「ほんの少しの積み重ね」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

「無理をしない」というのは
無理をしたことがあるからわかることであって
最初から「無理をしない」という選択肢はない。

「頑張らないでラクに生きよう!」という風潮があるけれど
最初から何もしないで
先に見える困難なことから逃げるために
努力をすることを辞めてしまったら
いつまでも何もできないままになってしまう。

「なんでも経験のうち」というけれど
立ち上がれないほど
深く傷ついている人に
その言葉をかけるのは残酷だ。

他人からかけられる言葉に
いちいち動揺するのは
自分が自分にかけてあげる言葉を知らないから
・・かもしれない。
自分を癒せるのは自分しかいないことを知るのは
大切なことだ。

私はこの2年で
自分にかける言葉の数を
ずいぶん増やすことができた。
それは、自分を守るためでもあり
自分の音楽に沈むためであり
生きるためでもあったと思う。

少しずつだった。
本当に「しずく」ほどのものを
いつも大切に
こぼさないように
かき集めていたように思う。

もう少ししたら
言葉がまとまるかもしれない。







2025/10/01
274「秋の気配を感じて」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

10月になりました。
「季節を追う」ことができるのは、日本の四季が美しく
季節がしっかりと生活に根付いているからだと思います。

「風が涼しくなったから衣替えをしよう」
「秋の陽ざしはお掃除がはかどる」
「ごはんを美味しく食べたいから器を変えよう」
・・・

食い気優先の私は
スーパーの食材売り場が気になります。

「今年のサンマはおいしそう」
「栗ご飯を食べたいなぁ」
・・・

暑くて長い夏を越えて
ようやくホッと息ができる今の時期を
存分に楽しみたいと思います。

雨が降って
気温がストンと落ちました。

心と身体のメンテナンスを大切に
10月も過ごしていきたいです。