塚本香央里 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2025/07/31
212「生徒さんにもとめること・私の場合」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

私は先生としては
厳しい方かもしれません。

子どもが生徒さんのときは
体験レッスンのときに
親子の様子を見ています。

  • 子どもさんがヴァイオリンを習いたいのかな?
  • 親の方がやらせたいのかな?
  • 他に習い事はいくつくらいしているのかな?
  • 親が練習につきあえる状況かな?
  • あいさつがきちんとできるかな?

チェックポイントはたくさんありますが
大事にしていることは
レッスンに来て練習しないこと
これだけは最初に伝えます。

おうちで少しでも練習してほしいからです。
レッスンが終わってから
次のレッスンまで楽器を弾いていないということがないように
5分でも10分でもいいから
ヴァイオリンを弾く時間をとってほしいということを伝えます。

これができない生徒さんは
残念ながらきちんと弾くことができずに
いつまでも同じ曲を弾き続けなくてはならないので
楽しく弾くことができません。

ほんのちょっとでも
毎日弾き続けること。

そんな生徒さんには
どんなことがあっても
全力でサポートします!

指導していた小さな生徒さんは
その後、学生オーケストラで活躍したり
社会人オーケストラを楽しんだりして
難しい曲も無理することなく弾けるような実力があります。
大人の生徒さんも
ラクに弾けるようになったり
苦しくとも楽しいほうが大きくて演奏しているようです。

ヴァイオリンが寄り添ってくれる人生は
きっと豊かなものだと思います。

体験レッスンご希望の方は
メールでお問い合わせくださいね。



2025/07/30
211「習い事は素直が一番」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

先日、ピアノ発表会にお邪魔してきました。
とてもオーソドックスな発表会で
生徒さんが13人。
小さな生徒さんから大人まで
今の自分にできる精いっぱいを
緊張しながらも
楽しそうに演奏していました。

発表会は先生の姿が直接反映されます。
生徒さんに何を求めているのか
どんなことを指導しているのか
技術的なこと
音楽性について
ステージマナーなど。
あたたかい先生のお人柄そのものの
ほんわかした1時間でした。

私が生徒だったころ
先生によって全く違う発表会を経験しました。

ひとつは
舞台に大きなお花が飾られて
ソロの曲や合奏がたくさんあって
演奏後にはプロの写真家さんに撮影してもらうというもの。
先生からのプレゼントがあったりして
キラキラした発表会。

もうひとつは
演奏者のアナウンスを
先生自身が客席からエピソードも含めてお話して
淡々と、順番に生徒が演奏していくという
「成果発表会」のようなもの。
もちろんプレゼントは無くて
先生の講評を聞いて終了、といったもの。

どちらも私にとっては思いの深い発表会でした。

自分が指導者になって
アシスタントとして発表会をサポートしたときは
各自のソロ曲をサポートするレッスンをしたり
かなり大きなアンサンブルを指導したり
パート練習を指導したり
プログラムの順番を決めたり
リハーサルの準備をしたり
ステージマナーのレクチャーをしたり・・・
かなり大変な思いもしました。

生徒さんの数が少ない場合は
30分もかからなくて終わってしまうため
色々なアンサンブルの曲を準備したり
楽しく演奏するような企画を練ったりしました。

発表会というのは生徒さんが
その時の実力をきちんと演奏表現して
自分自身も何ができて、何ができないのかを
確認する機会だと思います。

ただ楽しく弾く、だけではなく
工夫次第でもっともっと
自由に弾くことができる
可能性を含んでいます。

緊張して舞台に出ることは
普段の生活では得られない経験です。
コツコツと練習してきたことが
ちゃんと発揮できた時の喜びは計り知れません。

私は生徒さんに
少し背伸びをした曲を発表会で弾くように促します。
最初は弾けなくて困っていても
少しずつ練習を重ねて
コツをつかみ
自信を持って演奏する姿に
確かな成長を感じます。
事実、精神的にも成長して驚かされることが多々ありました。

ただし、そこの辿り着くには
やはり辛抱・忍耐が必要です。
やっぱり練習が必要なのです。

「習い事」はポンとすぐにできるようにはならないのです。
楽しいだけでは上達しないのです。

今の子どもたちは
限られた時間の中でたくさんのことを習得しなければならないような風潮があります。
でも、何かができるようになるには
時間が必要だということも忘れてはいけないと思っています。

別にスペシャリストになるわけではないから
さわりだけでいいんです

そういう考えもありますが
私はせっかく習うのであれば
ある程度まで頑張って練習して
心のこもった、その人らしい演奏ができるまで
簡単な曲で良いから
きちんと習得してほしいと思っています。

練習方法は
指導者がたくさんの方法を示しますから
とにかく試してみてほしいです。

素直が一番!



2025/07/29
210「秋からのお知らせ」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

これから秋から冬にかけての仕込み時期。
暑い夏は、頭から湯気を出しながら思考の整理をしていきます。

10月には地域のコンサートで
新しい「絵本コンサート」を開催します。
子どももおとなも
いっしょになって楽しむコンサート。

今回はちいさな「名曲コンサート」付きです。

お近くの方はぜひ。

2025/07/28
209「伝えることを恐れない」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

2週間半ほど一時帰国していた次女がスイスへ戻りました。
日本を満喫しつつ、スイスへ戻ってからのことに頭を抱えつつ
来年のことを考える日々でした。

この2年ほどは
1年後のことを想像できませんでした。
目の前にあることに必死で
どうやって生きていくのか
生きられるのか、しか考えられませんでした。

次女の姿を見ながら
自分が同じような年代だった時のことを思い出しました。
あの時の経験や考えていたこと、行動したことを
素直に伝えたいなと思いました。
知っていることを出し惜しみする必要はない。
こんなこともあったよ
あんな気持ちで行動したよ
全ての言葉には
私の場合は・・・
あの時代は・・・という
常套句がつきますが。

それでもよいと思います。
聞いた話を選択するのは本人ですから。





2025/07/27
208「沈める心」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今日は一日中家にこもっていました。
ふと目を上げて
外を眺めた時に
白く靄がかかったような景色が見えました。

「窓ガラスが汚い」
ということもありましたが
なんとなく暑さで白っぽくなっていたように思います。

自分の頭の中も
ちょっと靄がかかったような
やるせない気持ちや
憤った気持ち
混乱する気持ちが渦巻いて
抜け出せない思いがありました。

咀嚼しても飲み込めない気持ちがあります。
胸につかえて苦しいものがあります。
なだめるのに時間のかかることもあります。

今日の夕焼けは
ピンク色の美しいグラデーションでした。






2025/07/26
207「夏の必需品」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

夏の暑さが堪えます。

去年までは、日傘を忘れたり
日焼け止めを塗り忘れたり・・・
いろいろと忘れても何ともなかったのですが
今年は
  • 日傘必須
  • サングラスも必ず持参(似合う似合わないは関係ない)
  • 水筒に水を入れてカバンに常備(駅まで歩いたら必ず水分補給)
  • 日焼け止めもちゃんと塗る、を徹底しています。
油断すると体調が悪くなってしまいます。

まだ7月ですよね・・・
これから夏本番なのに
大丈夫なんだろうか、と不安になります。

臆病なくらいがちょうどいいのかもしれませんね。





2025/07/25
206「あの時の思いを」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

次女を見送りに羽田空港へ行きました。
第3ターミナルは、海外便が多いので外国籍の人が多くて
とてもにぎわっていました。

ふと、コロナ禍のときを思い出しました。
閑散とした空港内。
数か所しか空いていないカウンター。
売店も飲食店もほとんど空いていなくて
静まり返った構内。

あのとき、また賑やかな空港を見ることができるんだろうか・・・と
不安になりました。
あのとき、夫と共に娘たちを海外に送り出し続けた日々。
彼女たちの学びを応援するために
必死の思いで見送った気持ちが
ざざーっと思い起こされました。

傍らにいた次女も
その時をふと思い出したのかもしれません。

笑顔の奥で
キュッと気を引き締めて
手を振ってくれた姿が
印象的でした。

いってらっしゃい。



2025/07/24
205「次女の夏休みに便乗」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

この2週間ほど夏休み気分でした。
スイス在住の次女が一時帰国して
日本を満喫していました。
「日本語が通じるって安心」
「社会の縮図を見ているような場所」
「コンビニってすごいね」

こちらは当たり前の事でも
たしかに海外に生活していると
日本の便利さや丁寧さは感動するほど素晴らしい。

だからこそ
滞在中に日本のすばらしさを堪能してほしいと思いました。

いつもの思考から
一旦距離を置いて
新しい視点から物事を見ること

それを感じることのできる環境と
心に取り入れるだけのキャパシティがあること
余裕があること

それができる、と判断できたことに
次女の成長を頼もしく思いました。

次女に便乗して
私自身も普段は行かないところを開拓したり
ちょこちょこついていって
遠出も楽しみました。

短い滞在期間でも
充実した豊かな時間でした。



2025/07/23
204「食べ物は身体のベースを作る」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今の時期は【大暑】といって暑さの一番厳しい時です。
「夏の土用」と言われる時期と重なって
体力の保持のために「鰻」を食べる習慣もありますね。
(今年の土用の丑の日は、7月19日と7月31日です)

私の住む関東地方も梅雨明けをしてから
ジリジリとした暑さが堪えます。
これから夏も本番を迎えるのに
今からこの暑さにヘタるわけにもいかず
先が思いやられます。

夏はサッパリしたものを食べることが多いのですが
しっかりとタンパク質を摂って
身体のベースを整えることも必要です。

自分の身体と相談しながら
この夏も乗り切っていきたいものです。



2025/07/22
203「伝え続けることは楽じゃないけれど役に立つ(かも)」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

娘たちを海外に送り出してから2年。
二人の生活の徐々に落ち着いてきました。
もちろん、日々の生活には心身ともに波がありますし
学業も練習も、レッスンもコンサートも仕事も・・・
一人ですべてをこなしていくのは並大抵ではないはず。
特に次女にとっては10代での渡欧は
生活すべてのことが始めてだったので
かなり遠回りをしていたように思います。

私自身は大学を卒業してからドイツへ留学したので
それなりの知識は備わっていました。
知識はあるけれど、言語で苦労したり
意思の疎通がうまくいかなくて涙したり
落ち込んで昼夜逆転の生活をしたこともありました。
私は情報にもコミュ力にも、それほど熱心ではなかったので
今の時代を生きる若者たちの力には
本当に頭が下がります。

しかし、それもその術を知っているからこそ
「生活力」が生きるのかもしれません。
音楽だけしか見えなくて
衣食住に関心がなかったら
自分の生活をコントロールすることはできません。
現に、栄養に関しての知識がなく
同じものばかり食べて体調を崩したり
手続き関係が全くできなくて
手助けしてくれる人に頼りっきりだったり
寂しいから彼氏(彼女)を探すことに必死になったり
始めは音楽のためだったのに
何のために海外へ羽ばたいたのかわからない学生は
今も昔も変わらず一定数存在するようです。

海外へ飛び出す若者は
リスクを挑戦に置き換えて
わき目もふらずに突進していきます。
その姿は親の目からすれば
危なっかしくて
何か一言言いたくて
自分の手元へ引き寄せたくなる衝動がついて回ります。
壁にぶち当たれば親もドキドキ。
体調が不安になれば親もソワソワ。

でも、若者はひとりで起き上がって
傷つきながらも進んでいきます。
誰の手を借りるのか、それは本人次第。

じゃあ、親の役割って必要ないの?

いえいえ。
親の揺るぎない芯の部分。
何を言い返されても
ウザいと言われようとも
「そうはいっても、我が家の方針は○○ですよ」ということを
常に伝えつづけることが、大切な役割だと思います。

伝え続けること。

馬の耳に念仏、と思うかもしれないけれど
案外耳の奥に残っているもののようです。





2025/07/21
202「部屋の状態と心の状態はリンクする」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

夏休みが始まってすぐに3連休。
街へくりだしてみたら、親子連れの姿をチラホラ見かけました。
(暑くてへばりそうでしたが・・・)
何をしているのかな?と思ってそっと見ていましたが
楽しそうにドーナツを食べていたり
洋服のお買い物をしていたり
本屋さんで本を選んでいたり
自分が娘たちとしていたことと
あまり大差ないようでした。

ドイツに住む長女の夏は
今年はとても忙しそうで
学期末は自分の演奏のほかに
他の楽器の修了試験の共演のお供をしたり
奨学生として参加する講習会の準備に奔走しています。

ヨーロッパの夏は
バカンスの重要性もありますが
音楽家にとっては各地で開かれる音楽祭で
自分を磨いたりアピールしたり
音楽家同士のコミュニケーションが深まる
大切な時期でもあります。
その音楽祭に付随して開催される
マスターコースは教授陣も受講生も
かなり水準の高いもので
一般の聴衆の注目度も高いです。


長女の生活はどうかな?と覗きに行ったnote記事。
ドイツ語の「Ordnung」は英語の「Organize」
部屋の状態と
心の状態はリンクする・・・
まさに私の仕事「ライフオーガナイズ」を
しっかり体現している記事だったので
興味のある方は是非ご一読を。

音大生の思考のーと


掃除好きは誰の遺伝か。
間違いなく夫だと思うけれど・・・



2025/07/20
201「頭を休めつつ・有限な時間に想いをよせる」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

10日間ほど、頭の中を強制的にお休みモードにしています。
考えなければならないことや
決めなくてはならないことなどが山積しているのですが
アタマの中心からすこし横に置いています。
(全然考えていないわけではない・・・)

今、何が必要で一番考えなくてはならないことなのか

それを決める。

時間は有限です。
あれもこれも考えて、どれも中途半端になってしまうと
満足感が激減します。
「今の私は○○日まで、このことに集中する」と決めてしまえば
少しの作業でも充実した気持ちを感じることができます。

私はきっぱりと何かを決断することが苦手です。
あれもこれも、できるかもしれない・・・と欲張って
いつも中途半端で未完のことが多く
完了していることも「これでよかったのかな?」と不安に感じていることが多く
満足感・達成感を得られないまま進んでいるような状態です。

もう少し手ごたえを感じながら過ごしたい、と思いつつ
なかなかうまく自分をコントロールすることが難しいです。

そこで視点・視座を変えることによって
新たな糸口を見つけようと思っています。
これができるようになったのも
メンタルオーガナイザーの資格を取得したからかもしれません。
気がついていなかった「自分」という身近な存在。

これからはより一層大切にしたいものだ・・・と改めて思いました。





2025/07/19
200「夏がはじまりました」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

私の住む関東地方も無事に梅雨明けして
本格的に夏が始まりました。
ちょうど、近隣の小中学校も終業式の日だったらしく
これからはチビッ子たちの姿を見る機会が増えるのでしょうか?

昨今、水泳の授業が酷暑のために休止されたり
熱中症予防のために休み時間に校庭で遊べなかったり
登下校する児童が日傘をさしていたり・・・
様相が激変してしまった小中学生の生活。
これからも、どんどん変化していく気候に
果たして自分はついていけるのか?と
本当に心配な気持ちになります。

そんな中、知り合いのお母さんから
「ウチの子、夏休みが楽しみすぎて、昨夜、熱出したんですよ~」とのお話。
よくよく聞いてみると、幼稚園から帰って
「明日から夏やすみ~、楽しみ~」とはしゃぎまわって
就寝後に発熱・・・💦
朝にはケロッと熱も下がったので「知恵熱」だったとのこと。

素直に「夏休みが楽しみ!」と言える子どもも素敵だけれど
「夏休み楽しみだね!」って伝えていたお母さんも素敵だな、と。

暑い夏、元気に過ごしたいものです。





2025/07/18
199「ポンコツに徹してみるのも悪くない」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

ヨロヨロとフランス語のデュオリンゴを続けています。
かれこれ333日となりました。

家族の中でフランス語を勉強した人は次女のみ。
後の人たちは英語とドイツ語なので
フランス語の発音は次女が完璧です。

デュオリンゴには
発音演習もあるので
聞こえたとおりに発音するのですが
気取って発音するとうまくいきません。

「たどたどしく発音した方がうまくいくよ」
という次女のアドヴァイスに従って
近頃はかなり不格好な発音に切り替えました。
たしかに
その方がすぐに反応してもらえて
「正解!」となる確率が多くなりました。

私は気取り屋です。
カッコつけることも好きだし
そのように演じることも好きです。

でも、時折ポンコツに徹してみるのも悪くないことなのだな・・・と
思い直すことも増えてきました。

中身は相当結構ポンコツなので
ギャップが少なくなって良いのかもしれません。

しかし、フランス語は難しいです。
知っている言葉は、食べ物が多い・・・
その点では、食いしん坊が役立っています。










2025/07/17
198「夏の記憶の断片」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

セミの声が小さく聞こえてきています。
7月初めから聞こえているのに
なかなか梅雨も明けないし
セミの声も大きくなっていかないのは
寂しいような気持ちです。

私が幼い頃は
セミの声が聞こえると1週間以内に梅雨明けして
夏の太陽が照りつけ
セミの大合唱が夏休みの始まりでした。

学校のプール開放に
ひとりで行けなくて
山道を一人で行ったり来たりしながら
トボトボ歩いた記憶や
ひまわりの観察をクラスの数人が任されて
毎日学校へ行って葉っぱの計測をしたり
読書感想文が書けなくて
夏休み最終日に
母と必死で書いた記憶など・・・
小学生時代の夏休みの記憶は
それほど特別な思い出はないですが
夏らしい陽ざしと風
風鈴の音や花火の音などは
鮮明に残っています。

扇風機にむかって
「あ~~~~」と言っていたあの頃の自分。

今の子どもたちは
夏休みにどんな記憶を刻むのでしょうか?

様々な記憶と経験
香りや音が
音楽を創るということを
しっかりと意識してもらいたいものです。




2025/07/16
197「他の方はどうしてるかな?」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

好きな季節でもありながら
ちょっと体調に不安がある夏。
気持ちの面でも、前に進めないときがあります。
どうかすれば、後退しているなぁ、と感じるときもあります。
このブログもこのところ、何を書けばよいのかウロウロすることが増えました。

そんなときは、他の方のブログをのぞきに行きます。
新年から「ブログ100チャレンジ」をご一緒して、素敵だなぁと思った方や
文章の好きな方のInstagramにヒントをもらったりしています。

書けることと
書けないこと

心が動くことと
心が閉ざされること

色々な感情に翻弄されながら
生きているんだな、と思います。

まだまだ全部を言葉にすることができない
もどかしさと
勇気がないこと
全てをひっくるめて
まだまだ修行が必要だなぁ、と思う毎日です。





2025/07/15
196「食生活を整える」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

湿度の多い毎日です。
このような時、少し体の不調を感じます。
むくみ・頭痛・だるさ・・・

ついつい
冷えたビールを飲んで
サッパリした冷たいサラダやアイスなどで
体の内部を冷やしたいと思ってしまいますね。

そんな時は、おつまみで調整すると良いそうです。
煮物・枝豆・鳥のから揚げなどでもよいとか。
主食のたんぱく質をしっかりとったら
副菜は茹でたもやし・ゆでたインゲン・温野菜などを副菜に。

年齢を重ねて
食生活も無理がきかなくなりました。
少しずつ、たくさんの種類を食べたいと思うようになって
自分なりに食材の買い物方法が変化しています。

美味しく・楽しく・賢い食生活

今年の夏も元気に乗り切りたいものです。
(まだ夏が始まっていない・・・💦)




2025/07/14
195「過大・過小なく等身大で」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

細々とブログを書き続けて195日になりました。

書くことが決まっている日もあれば
全然思い浮かばなくて苦しむときもありますが
「書くことを継続する修行」と思って
毎日パソコンに向かっています。

自分の内面に深く沈みこんだり
ひとつのことを別の角度から考えてみたり
自分では当たり前だと思っていることを改めて書いてみたり

それでも思うように表現できずに
書けないことも多々あり
苦労しています。

1年の半分を過ぎて
年末に向けてこれからはどのように進んでいくのか。
また新しい思考の整理と
視点・視座の構築をしていきたいと思っています。

大切にしたいことは
私自身がちゃんと考えていることを
等身大の私からお伝えしたいと思っています。

過大・過小なく
真摯な気持ちで綴っていきたいです。



暑い夏の日々🌻
そんなことを思いながら
アタマから湯気を出して考え続けます。



2025/07/13
194「食育という財産」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

海外在住の娘たちが
時々、食事の写真を送ってくれます。
その土地にしかない食べ物や
おいしいと思っている日本食
自炊した食事の
生存確認のような写真などなど・・・
(冷蔵庫に残っていたものを並べてみた、というようなもの)

日々の生活(掃除・洗濯・買い物など)を回しながら
音楽の勉強や各種コンサート、仕事やマスターコース受講をこなすのは
容易ではありません。
その中でも、彼女たちには【生きることは食べること】という考えが
しっかりと身についているのを感じることができます。
私が食事を作ることで伝えてきたことが
実を結んでいるということでしょうか。

‥と言いつつも
私自身はそんなに難しいことを言ったり、作ったりしたことはありません。
  • 夕食には必ずごはんとお味噌汁を作る(みそ汁の具は3種類が目標)
  • 副菜を必ず添える(季節の野菜を意識して)
  • 朝ごはんを食べて学校に行く(簡単でもいいから何か食べていく)
  • お弁当を持っていく(幼稚園・中学~高校まで作っていました)
家族で食卓を囲む大切さを伝えることは、思春期の娘たちには面倒だと思うこともあったと思います。
でもいま、一人で食卓に座って食事することの寂しさや面倒を思いながら
「実家で何を食べていたかなぁ」と思い出してもらえたらと思います。

家族LINEには、私も自分の食事を送信します。
ちょっと美味しそうに見えるアングルで
ちょっと気取ったお皿の組み合わせで
「お、美味しそうだね」と言ってもらえるように。
(食材はシンプルなので大したものではない)

そんなちょっとしたことが
「今度はアレを作ってみようかな・・・」というヒントになれば良いなと思いつつ。

名もなき質実剛健な食事の長女。
食材に凝って美味しいものを追求するのが好きな次女。

それぞれ食事への情熱の方向が違いますが
どちらも食べることを大切にしています。





2025/07/12
193「音楽の深淵まで」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

中断しながらも、ようやく読了しました。
『暇と退屈の倫理学』(國分功一郎・新潮文庫)

通常、本を読んだ後は
ちゃんと完結した気持ちになるのですが
この本は「正解がない」ものなので
自分で「他の人はどんなことを思うのだろうか?」という
とてもつもなく不安(もしくは興味)を掻き立てるものとなりました。
著者本人も「これは自分の考えです、というものを書きたかった」とおっしゃっているので
私はまんまとその意図の罠にはまったことになるのでしょうが・・・
単純に面白かったです。


音楽家もそうかもしれません。
「この曲を、私はこんな思いで演奏しました」
と思っていても
全然通じていないこともあります。
むしろ、言葉で表現しなければ
音だけで伝えることはできないと思っています。

音楽の素地があったとしても
演奏者の内面までを理解することは難しいです。

私の演奏を聞いた人が
「あの部分が気になるなぁ」とひっかかりをもって
自分の生活に戻っていき
時折、
私のコンサートを思い出すことがあるならば・・・

私はその人の人生の時間に関わる瞬間があるという
幸運を受け取ったということになるのでしょう。

素晴らしい・・・

「楽しかった」
「素敵だった」
素直な感想を素直に受け取ることができて
さらにその先の音楽の深淵にまで
行きつくことのできる聴衆が生まれるとしたら。

私はそんな音楽家になりたいものだ。






2025/07/11
192「コンサートへ向けて」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

1年前にできなかったことが
今年はできている。
1年前には考えられなかったことが
今年は考えられている。

1年後の自分を想像することはやはり難しいけれど
周りが変化していることを感じて
自分もひとつずつゆっくりと進みながら
調べものをしていかなければならないと感じる。

音楽を奏でるということは
その人の人生がギュッと詰まっているということ。
全部を消化して
エンターテイナーとして表現することが
自分の役割だと思っている。

「コンサート自体を
もっとショーアップするべきだよ」
というアドヴァイスを
今年は極めていきたいと思っている。
本物を伝えるために。




2025/07/10
191「パソコンのスキルはどこまで必要なのか?」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

改めて「パソコンスキル」って
どのくらいあれば良いのでしょうね。

私は大学時代後半にワープロというものに触れました。
母が季刊誌の執筆をしていたので
父が購入して母がメインで使っていました。
そのうちに、私が留学するための書類作成をするために借りるようになり
ドイツ生活で役所などへの提出書類が多くなってきたので
父が私のために買ってくれました。

帰国後に結婚してから夫がパソコンを購入しました。
メールの送受信を教えてもらい
友人にタイピングのゲームを教えてもらい
そのうち、パソコンでコンサートのフライヤーが作れることを知って
Windowsソフトの【Publisher】を買ってもらって
ずいぶんお世話になりました。
自主企画のフライヤーは当時
ほぼ自作でした。
途中で季刊誌の編集委員をしていたころに
【illustrator】というソフトを使いましょう、という話にもなったのですが
私には難しすぎて手に負えず、足手まといになりました・・・

その後も、なんとかパソコンを使っているのですが
謎なことが多く
おっかなびっくりのお付き合いです。

年上の方には
「若い人にお任せするわ」と丸投げされ・・・
同じ年代のバリバリとキャリアを積み上げてきたビジネスウーマンには
「そんなことも知らないの?」とあきれられ・・・
コソコソと娘たちに質問すれば
「ネットで調べればすぐにわかる」とキッパリ言われ・・・
50代のデジタルデバイススキルアップは
なかなか険しい道のりかもしれません。


私はWindowsをMacを両方使っているので
面倒なことも多いのですが
それぞれの良さがあるのでこのまま並行して使っていこうと思っています。

というわけで
私のスキルはとても中途半端です。
全然できないわけでもないけれど
サクサク使いこなせるわけでもない・・・

フライヤーも以前より簡単なソフト(アプリ)があるのに
なぜか及び腰で使いこなすことができていません。

でもここでスキルアップをあきらめてしまったら
自分の成長が止まってしまうのは避けたいものです。

そんなことを思いながら
10月のフライヤーを作成しながら
現実逃避をしてみました。

頑張ってみよう。




2025/07/09
190「言葉でアウトプットすることは自信につながる」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

私の住む関東地方は
まだ梅雨明けをしていないのですが
毎日の暑さに音を上げそうになります。
さすがに、朝からの湿度の高い気温に負けて
エアコンに頼る日が増えました。

次女がスイスから一時帰国中です。
2週間半くらいの短い期間ですが
日本でしかできない手続きなどを
帰国初日から頑張ってこなしています。
「日本語が通じる、わかるっていいね」と言いながらも
「電車内で会話が聞こえてくると耳が敏感になってしまう。一言一句理解してしまうからね。」と苦笑い。
その気持ちはとてもよくわかります。
海外に住んでいると、耳の方が自動選択をして
わからない言葉や会話をシャットダウンしてしまいます。
必要な言葉だけをキャッチする能力の精度があがります。

次女と話をしていると
どんな視点で
どんなことを感じ
どんな言葉を使うのか・・・

とても参考になります。

海外で一人暮らしを始めて2年。
一人で考えて決断し
選択に迷いながら
日常生活のすべてを取り仕切ることは
なかなか容易なことではありません。

せめて実家にいるときくらいは
簡単なことは考えないように暮らしてもらいたいものです。

私も留学時代に実家へ戻ったときは
ダラダラと過ごしていて
暇ではない母をつかまえて
おしゃべりに興じたものです。
(今考えれば迷惑だったかもしれない?)

私たちは「話す」ということによって
自分の思考を整理していることがあります。
取り込んだ知識をアウトプットするために
人に話すという行為は
自分の中に定着させるよい方法です。

次女がこれまでの一生懸命インプットしたことを
的確な言葉で
上手くアウトプットすることができれば
確実に彼女自身の大きな自信になることでしょう。

言葉を大切にすることは
音楽家にも必要な
大事なスキルなのではないかと思っています。







2025/07/08
189「風通しの良さを感じること」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

ジリジリと照り付ける太陽の光。
午後になってくると息苦しいくらいです。

それでも風が吹くと、気持ちが動いて身体が動きます。
風通しの良さというのでしょうか?

集中して練習をしているときに
ふと、手が止まって
「あ・・・」と思うときがあります。
音の余韻が何か大切なことを思い出させるときだったり
納得のいかなかった和音の音が
ふと「これかもしれない」と思うとき。
そんなとき
私の中にザッと風が吹く感じがします。

地道な練習をこねくり回して
ため息をついているとき。
そんな時に出会う風は新鮮で
「もう少し弾いてみようか」と
自分を鼓舞するきっかけにもなります。





2025/07/07
188「耳を鍛えてビブラート練習」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

ビブラートの基本を見直しながら練習しています。
地味すぎる練習なのですが
耳だけは少し鋭敏になってきた気がします。

  • 規則的なビブラートになっているか
  • 音程をどのポイントに合わせるか
耳の感覚を大切にするとともに
指や腕に違和感がないかどうかチェックも必要です。

無意識にしていることを
意識することによって生じる違和感は
身体に無理をさせている場合もあります。
そんなときは、
少しずつ違和感を解きほぐしていく必要がありますね。

なぜ違和感が生じるのか。
その原因が姿勢なのか、動きなのか、指の位置なのか・・・
そもそもその矯正方法は合っているのか?

長年のクセを見直すには時間が必要です。

焦らずあきらめず、地道に訓練していこうと思っています。



2025/07/06
187「削ぎ落してから加える」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

少しずつ暑さに慣れて、汗をかけるようになってきました。
朝の早い時間は雲の多い日が多く
午前中にしっかり汗をかくことができています。
その代わり、午後からの体力が持たないので
20分くらいの午睡しています。
自分の体調をよく観察しながら
この夏をしっかりと
乗り切っていきたいものです。

音楽家は身体が資本。

私の場合は体調を整える場合は
まず「休む」から始めていきます。
自分に対して何かを加えるよりも
削ぎ落してから。

思考もそうやって取捨選択していくように心がけています。




2025/07/05
186「自分の役割を見極めることも大切」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今週は地域での活動が次から次へと押し寄せて
アッという間に渦に巻き込まれて終わってしまいました。

数年前から、地域での活動に関わっています。
娘たちが学校に通っていた時に
保護者会会長やPTA会長を引き受けたこと・・・
そんなご縁がつながっての事でした。
夫と手分けして、緩やかに地域とつながるように
お手伝いをしていた感じです。

一般常識に自信のなかった私は
娘たちが幼い頃に出会ったママ友に
たくさんのことを学びました。
独身時代はバリバリ働いていたママ友の聞くのが
とても新鮮で楽しかったです。
育児期間中も仕事をしつつ
キャリアアップしていたママ友や
新規開拓で仕事の幅を広げていったママ友の姿を
今なお覚えています。
その頃の私にできた役員活動も、
自分では苦手だと思っていたことへの挑戦と思い
苦しみつつも楽しい経験でした。

コロナ禍で引き受けた地域での活動は、ある意味とても意義のある要職でした。
自分の知識を増やすうえでとても貴重な場所でした。
知らない世界を知る・・・大人になってからはなかなかできない経験。
苦手だった数字にも
少しだけ自信が持てるようになったことも
嬉しい変化でした。

ただ・・・
いつまで続けるのか・・・
判断をしなければならない時期に来ました。
私は音楽家・ヴァイオリニストとして
もう少し真剣に音楽に向き合わなければならないような気がします。
その道のりを明確に目視できているわけではないのですが
今ここで地域活動にどっぷりと漬かるわけにはいかない、と自分自身が警鐘を鳴らしています。

今年の夏は
休みつつも
次のことを真剣に考える時間となりそうです。



2025/07/04
185「夏休みの計画たてました?」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

夏休みの予定は立てましたか?

私の場合は
「そもそも夏休みっていう言葉が遠くなってしまった」
という世代に突入しています。

学校の予定に振り回されることがなく
自分で自由に計画することができますからね。
娘たちが家にいたころは、夏休みと言えば・・・
  • 学校の宿題や課題
  • 大会や合宿の日程
  • マスターコースの日程
  • 家族旅行の日程
なかなか休みとはいえないハードな毎日でした。
自分のことはほとんど後回しで
軽い熱中症にかかっていることが多かったです。
それでも今ほど暑さが厳しかったわけではないように思います。

今年の私の夏休みは「slow down」
その言葉を意識する期間を設けます。
それが私の夏休み。

まずは、体調と心の管理。
夏だからこそ、家を居心地よくして過ごしたいと思っています。
そのために、
冷蔵庫の掃除をして食材管理を気をつけたり
エアコンに負荷をかけないために室外機に日除けを設置したり
おうちカフェができるように、お茶の種類を増やしてみたり
(15分限定で雑草抜きをする・・・汗をかくようにして代謝をよくする・・・)

安心安全に過ごせるように
家が整っていると
心も安定します。

slow down

時々つぶやいて
この夏を乗り切っていこうと思っています。





2025/07/03
184「夏のクローゼット改革・私の場合」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

昨日、道を歩いていたらなんとなくセミの声が小さく聞こえました。
セミの声が聞こえると、梅雨明けです。
今年の夏も暑くなりそうですね。

私は今年の春くらいから
クローゼットの改革を進めています。
(私はクローゼットオーガナイザーの資格も持っているので、収納や整理の仕方をご一緒に考えることができますよ!)

私に必要なワードローブとは?

  • 50代後半という今
  • 子育てを終えたので学校行事には参加しない
  • 様々なオケージョン対応は必要ない
  • ケアの楽な衣類
  • 自分らしい装い

この大きな軸がブレなければ、もっと洋服は少なくても良いのかもしれない。
そう思い立って、ゆっくりとそれぞれについて考えていきました。

自分の価値観を再確認

  • 60歳でどんな服装をしていたい?→シンプルで地味でもかまわない。清潔感があって少しきちんと感がある。
  • いつもの生活で、出かける場所や時間帯、移動方法はどんな感じ?→基本的には近所。出かけるときは電車移動。車も時々使う。
  • 洋服に関するケアは?→自宅で洗濯できるものが基本。
  • アイロンは?→夏物はアイロンしたくない・・・
  • 自分らしいってどういうこと?→派手な服装はしない。汗染みを気にしないもの。丈の長いボトムス(なぜか足にケガをすることが多いので、あまり大胆に足を出せない・・・)
  • 別にいつも同じ服装でもかまわない・・・よね。→前回何を着て会ったかなぁ、なんて気にしていたって仕方ない。いつも同じ服装だなって思うい人なんていないから。人の事なんて覚えていない。

自分に必要なワードローブ



何を着てもサマになればいいよね・・・というのが私にとっての究極のワードローブ。
なぜか冬に来ている洋服はいつも同じものが多かったのですが
春から夏にかけてはずっと迷子状態でした。
今回、じっくりと考えながら手放したり買い直したりしながら整えたワードローブに満足しています。
思考から整えながらワードローブを整えていく作業は、少し時間がかかるかもしれませんが
クローゼットオーガナイザーと一緒に進めていくことによって、新しい視点が開けるかもしれません。

クローゼットも人それぞれ。
私の場合は、管理に自信がなかったので少なくする選択をしましたが
お洋服が大好きで、眺めているのが好き、たくさん持っていたい!クローゼットも大きいから大丈夫!という方は必要のない作業です。

クローゼットで何かお困りごとがあるなら
どうぞご相談くださいね。






2025/07/02
183「文庫本のカバー」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

本の積読を解消するために汗をかきながら一所懸命読んでいます。
私にとって本屋さん巡りは趣味の一つ。
お気に入りの本屋さんが何軒かあるので
気分によって使い分けています。

  • 何か刺激が欲しいとき
  • 気持ちがいっぱいで静かに過ごしたいとき
  • 探している情報が欲しいとき
  • 頼まれた本があるとき

読みたい本があるときはなるべく時期を逃さないように買います。

そこで問題になるのがお会計の時に聞かれる
「カバーはどうしますか?」というひとこと。

そのときに一瞬で
  • この本は家で読むのか、外出時に持参して読むのか・・・
  • 表紙を汚したくないのかどうか・・・
  • この書店のカバーが好きかどうか・・・
これらの判断をします。

近頃の文庫は
「限定表紙カバー」なるものがあって
普段の表紙カバーに、さらに限定カバーがついていたりして
厚みのある表紙にびっくりしたりします。

近頃の結論としては、カバーをしない選択をしています。

  • 家で読むことが多い
  • 移動中はカバーを取って読む方が便利
  • 誰も人の読んでいる本に興味はないから隠す必要もない
  • 読み終わった本はカバーを外して収納することが多いから

ひとつでも決断することが減るとストレスが減ります。
生活をしていると、もっともっと重要なことを決断しなければならないことがたくさんあります。
その時に、余計なことを考えなくても良いように
余力を残しておくことも大切なことなのかもしれません。
たとえ、文庫カバーをどうするか?という些細な判断であっても。

みなさんには、どんなものに、どんな判断基準がありますか?



2025/07/01
182「ヴァイオリニストの爪問題」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

ヴァイオリンを弾く時に一番気になること。
私の場合は爪の長さかもしれません。
もちろん、他にも気になることはたくさんあるのですが
季節を問わずに気になることは「爪の長さ」問題かもしれません。

普通の人が見たら「それは深爪だよね」というような感じです。
時々「痛くないの?」と聞かれますが
この爪の長さで長年過ごしてきてしまったので
何も感じません。
むしろ、少しでも長くなってしまうと
弦に引っかかってしまったり
音程が取れにくくなってしまうので
すぐに切ってしまうことが多いです。

形よくそろえられた長い爪
季節や洋服にあった色のマニキュア
叶わぬ憧れです。

時々、透明や薄いピンクのマニキュアを塗ってみますが
似合わないことこの上ない…

それでも懲りずに
長い休みの時に
気分を盛り上げることをしています。

7月は少し長いお休みをする予定なので
今からマニキュアの練習をしておこうかしら。