塚本香央里 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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233「パッククッキングに参加して防災を考える」

2025/08/21
233「パッククッキングに参加して防災を考える」
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

先日、防災の観点からのクッキング講座に参加しました。
ライフオーガナイザーの仲間でもある上川ひらりさんのオンラインパッククッキング(湯煎調理)
東日本大震災の日を思い出すため毎月11日に無料で開催しています。
オンライン開催のため、材料をそろえて参加するだけ。
私は今年の5月に初参加して、今回2回目でした。

在宅避難を想定して、停電した時にはまず冷蔵庫のものを使い切ることを念頭に
『アイラップ』という耐熱温度120℃・耐冷温度マイナス30℃・冷凍・湯煎が可能というポリ袋をつかって料理します。
今回はこのアイラップでご飯を炊けるということで、興味があって参加しました。
被災した状況を想定してなので、
  • 冷蔵庫の開け閉めを最低限にする
  • 水道水を使わない(備蓄してある水を使用)
  • ボンベ式ガスコンロを使う
といういつもと異なる状況を想定して参加。
さらに、エアコンを切って参加したので暑い・・・
被災したらこんなもんじゃないよな・・・と思いながら。

この日のメニューは
  1. ごはん
  2. しっとり蒸し鶏
  3. もやしのナムル
  4. じゃがりこでポテトサラダ
  5. カスタードクリーム
これらを90分で作りました。
味付けはレシピ通りではなく、自分流にアレンジしてもOK。
ごはんは洗わなくてそのまま調理しても十分美味しいことがわかりました。
蒸し鶏も、早く火が通るように小さめにキッチンバサミで切ると良いです。
じゃがりこのポテトサラダは毎回のレシピにあるので、自分好みに変化できます。
カスタードクリームは、講座終了後にガラスに移し替えてプディング風にしました。
食べるときにメイプルシロップをかけたらさらにおいしくなりました。
被災生活でも、ちょっと甘いものがあると落ち着くよね、という話になりました。

ガスボンベの減りを少なくするために、各料理の湯煎の順番が大切。

前回はわけもわからず、作るのに必死なだけだったけれど
今回は少し考えながら、工夫しながら、自分なりのアレンジもできました。

避難生活で必要なことを教えてもらったり
起こりうる様々な可能性を想像したり
今の生活で、もう少し気をつけなければならないことなど
考えることが多かったです。

頭も手もフル稼働・・・

買い物の方法や備蓄用品のリストも
改めて考えなくてはなりません。

災害はいつやってくるのかわからないから怖い。

時間があれば、また参加してみたいと思っています。