こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。
暑い毎日ですが
やはりヴァイオリンの練習はしなくてはなりません。
私の場合は、エアコンをつけていても
かなり汗をかきます。
気になるのは楽器に密着している場所。
「顎あて」といわれるところは特に気になります。
ヴァイオリンは左顎と左肩で楽器を挟んで弾きます。
肩の部分は、「肩当て」と呼ばれる器具を使う場合と
使わずに自分の肩で支えて弾く場合があります。
私は案外首が長いことと
音程がとりやすいという理由で肩当を使用しています。
そのため、肩は肩当てがあるために楽器が密着することはありません。
ただ、顎の方は左顎がしっかりと顎あてに乗っけなくてはなりません。
私は夏になるとコットンのハンカチを使って
顎あてに汗がつかないようにしています。
時々、顎あてカバーを使ってみるのですが
どうしても、楽器の音がこもってしまうような気がして
コンサートの仕上げ期間は外した方がよさそうです。
布1枚のことですが
音への影響は大きいことを感じます。
楽器にとっては
何も細工をしないことが一番なのですが
汗や涙、息(口息・鼻息)が楽器にストレスを与えてしまうことになるので
気をつけなくてはなりません。
今日も汗だくで練習を終えました。