こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。
楽器を演奏する人たちにとって
パフォーマンスに影響する「汗」は
かなり深刻なものだったりします。
- 手汗がひどくて音程がズレる
- 額から汗が飛び散る
- 汗で衣装の色が変わる・・・など
涼しい顔をして演奏していても
内情はかなり大変で過酷なこともあります。
私の場合は・・・
手汗:緊張して手が冷たくなって、うまく動かなくなるのはいつものことです。舞台袖で腕をブンブン振り回して血の巡りを良くしようと、無駄なあがきをしています・・・でも、良い緊張感として受け止めています。
額からの汗:あまり経験がありません。
汗で衣装の色が変わる:夏のコンサートで滝のように汗をかいたことはありますが、色が変わるほどのことはなかったです。
顎あてに汗をかきすぎて、楽器がツルツル動いてしまったことはあります。
焦りました・・・💦
練習通りに本番で弾けることが目標ですが
本番だからこその
イレギュラーな状況のサンプルが増えました。
これは経験を積み重ねて取得することのできた「宝」です。
私にとっては
どんな小さなコンサートでも
真剣勝負のたった一回しかない
その時だけの特別な時間。
これからも
特別な時間を積み重ねていけるような
音楽家になっていたいです。
*暑い日が続いているので、汗の話が多くなってしまいました