塚本香央里 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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8「楽器を構えるのも練習」

2025/01/08
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

1日練習を休むと自分にわかり
2日休むと先生にわかる
3日休むと聴衆にわかる

有名なよく知られている例えですね。
1日休むと戻すのに3日かかる、とも言われます。

本当かどうか?
それは個人差になりますが
要するに
「一度練習を休んじゃうと、ペースを戻すのが大変だよ~」
という意味です。

毎日何時間も練習するのは本当に大変です。
正直、練習を休みたいときもあります。
でも、プロは知っています。
休んだ後の戻りが遅くて自分にイライラしてしまうことを・・・

初心者さんは
本当に少しの時間で良いので
楽器に毎日触ってください。
小さいお子さんは、毎日10分でいいから
楽器ケースを開けましょう。
大人の生徒さんは、10分で良いので
楽器を構えてみましょう。

楽器を毎日構えていると
自分の身体にヴァイオリンのフォルムがフィットしてきます。
ヴァイオリンを弾く姿勢は
決して自然な形ではないので
どれだけラクに
負荷がかからないように弾くか、
ということも
大切なことだと思います。

最初に我慢して
悪い姿勢で弾き続けていくと
いつか身体が悲鳴を上げて
弾けなくなってしまいますよ。

「痛いところはないかな?」と
自分に聞いてみてください。
もし、痛いところや違和感があれば
先生に相談してくださいね。

身体の大きさ
骨格の違い
手の長さ
手の大きさ…
それぞれの最適な姿勢があります。

せっかく始めたヴァイオリン。
「なんだか痛いところが多いからやめる~」なんて言わずに
先生と相談しながら
辛抱強くしばらく続けてみましょう。

さて私も、今日の練習を始めますよ。