こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。
地域活動の役割で
質の高い講座を無料で受ける機会を得ることができています。
主に子ども・青年に関することが多いのですが
講座内容が今の世相をよく表しているなぁと
非常に興味を持って受講しています。
音楽家という立場だけでは得ることのできない知識は貴重です。
そういった中で
先日受講した「LGBTQ」に関しての講座はとても勉強になりました。
『多様性ってなんだろう・すべての人にとって安心・安全な地域づくり』というテーマに沿って
- LGBTQとは(外見では判断できない)
- 人権・法律(G7の中でLGBTQの権利保護のされていない国は日本だけ)
- 子どもたち(自死や不登校のハイリスク)
- 福祉(病気や障害ではないが、精神疾患や生活困窮のハイリスクあり。支援者や機関の理解促進が大切)
- 課題(学校・家庭・職場・医療・暮らしの中で理解を得ることが難しい)
- 実際のケースを話し合う
- 相談先の案内
遠い問題だと考えてしまいがちだが
日本でもAB型の血液型と同じくらいの数(人口の3~10%)が
LGBTQとして生きているという事実をしっかりと認識すること。
刻一刻と変化していく社会に敏感であること。
知られたくない・知ってほしいという当事者の心の機微を確認すること。
本人の望むことを本人と相談しながら進めていくこと。
本人の周りにいる人の不安な気持ちに寄り添えること。
知らないことが多く、流れの早すぎる時代。
知らないうちに
他人の心を傷つけているかもしれないことに気づきました。
知識を得る機会があるという幸運は
自分を守ることでもあると思います。
こういった機会は、最後まで活用したいと思いました。