塚本香央里 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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266「秋分の日」

2025/09/23
266「秋分の日」
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

秋分の日。
気温がストンと落ちて
ようやく深呼吸ができるようになりました。

【暑さ寒さも彼岸まで】
秋分の日、春分の日はお彼岸の中日となります。
どんなに暑くても、寒くても
この頃には和らぐから安心してね・・・といった感じでしょうか。
今年は一体いつになったら涼しくなるのだろうか、
本当に涼しくなるんだろうか、と真剣に心配しました。

「お彼岸はあの世とこの世が近くなる時」とも言われ
お墓参りをする方も多いようです。
家族を身近に感じることは
私にとっては辛い思いもあり
焦燥感と絶望感に陥るときでもあります。

それでも、思いは消えないし
私自身は
丸ごとすべてを抱えたまま生きることを選んでいます。

音楽家として生きることは
ほんのちょっと
心が敏感だったり
感覚が研ぎ澄まされていることかもしれません。
心が破綻しないように
自分をコントロールする術を持ちながら
演奏している姿は
案外、周りで見られているほど華やかでもなく
かといって
悲壮感が漂うほどでもなく
淡々としているということです。

12月のリサイタルに向けて
みなさまへの
ご案内の文章を考えながら
自分の思いに最適な言葉探しをしています。