塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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107「自分自身が一番の理解者になること」

2026/04/17
107「自分自身が一番の理解者になること」
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

すっかりひきこもりの生活になっています。

お天気次第で庭の整備をしたり、部屋のオーガナイズをしてみたり、少しだけ手の込んだお料理を作ったりすることがあります。今日は、自分が留学した頃から使っているレシピノートの整理をしました。作った形跡の無いレシピを処分したり、雑誌の切り抜きがそのまま挟んであるものを見やすく貼りなおしたり、頭の中に入っているはずのレシピをもう一度確認してみました。今週末はこのレシピノートからのお料理(もしくはスイーツ)を作ってみようかと思います。

全力疾走だった日々に、少し亀裂の入ってきたなぁと感じることがありました。いまから1年前くらいのことだったと思います。

3年前の出来事は大きくて衝撃的だったのですが、悲しみに浸るためブレーキをかけて止めてしまうわけにもいかず、無我夢中で生活を回していたという感覚がありました。とにかく自分が生きるため、家族が前に進むために必死でした。

自分が壊れないようにするにはどうしたらよいのか。

あふれ出る悲しみを自分でなだめるにはどうしたら良いのか。

今はまだ大丈夫だ。

以前と変わらず動いているほうが自分にとっては都合が良い。

【変わらないこと】の大切さを知ったものその時でした。とにかく動き続け、試行錯誤で自分のポジションを探しながら、目の前にやってくるボールを必死で打ち返す日々でした。それがふと、小さなきっかけで辞めようと思う決心がついたとき、ものすごくホッとしました。先の予定は全くないけれど、今ここで止まってみようと。辞めよう、辞めてもいいんだよ、と決心した時に、本当にコトン、と音をたてて小さな木の扉が閉まったような気がしました。静寂。落ち着き。安心。


今の毎日は、以前よりも刺激が少なくなったかもしれませんが、落ち着いて自分で自分をコントロールして生活しているような気がします。今までだったら何も考えずに行動していたことを、少し時間をかけて俯瞰して見ることや、なぜその出来事に囚われるのかをじっくりと考えてみたり、ひたすら深い思考へ沈んでいく感覚を体験してみたり、少しだけこれからのことに目を向けることも多くなったかもしれません。


人生にはいろいろなステージがあります。

そのステージに合った自分を構築することは、自分のことをより深く理解して、自分をなだめていく作業にも通じていくのだと思っています。当たり前だけれど、他人にすべてをわかってもらえることはないのだから、自分自身が自分の一番の理解者でありたいと思っています。

そしてまた走り出すときが来るかもしれないから、その時に全力投球できる自分でありたいです。

今日は金曜日。週末モードへとシフトして、緩やかな時間を自分のために創り出していきたいものです。