先日【プラダを着た悪魔2】を観てきました。公開される前から評判の映画でしたし、前作も大好きな映画だったので楽しみにしていました。
ところで映画館に行くことはありますか?
私はドイツにいたころから映画を見るのが好きで、友達に誘われて良く行きました。ドイツの映画はドイツ語吹替。当時の私には字幕を見る余裕はないし、ドイツ語勉強には良かったかもしれませんが、映画内容をすべて理解していたかどうか大いに疑問です。それでも、ドイツ人の友達や日本人の友達と一緒に最新映画を見ることの楽しさを覚えたのはその頃でした。大抵夕食を食べ終わった後の時間に、友達と映画館に行きチケットを買って空いている席に座ります。何かを食べながら見ることはなく、ひたすらセリフを聞き取りスクリーンを見つめることに集中していました。見終わった後はそのまま解散。あっさりとしたものでした。一度、ディズニーアニメを見に行った時には、昼間の時間帯しかなく、更に子どもたちがたくさんいて騒がしかったことがあり、それ以来友だちとは「アニメは映画館で見ない方がいい」という結論になったことがありました。
日本に帰国してからは、夫と一緒によく見に行きました。二人で見るときはアクション映画が多かったので、大スクリーンで見る迫力のシーンにドキドキしたものです。その後、娘たちがアニメ映画などを観たいといったときにはもっぱら実父に連れて行ってもらいました。理由は【子ども料金とシニア料金】のため。大人料金を(ケチる)ためのものでしたが、実父にとっては孫と一緒に過ごせる楽しい時間。娘たちにはポップコーンを買ってもらえる贅沢な時間。お互い良い思い出になった様子です。
子育て期を終えた今は、夜の時間、または朝一番の上映時間に行くことが多いです。55歳以上の特権を活かし、ネットでチケットを購入してワクワクしながら出かけます。ショッピングモール併設の映画館なので、開演時間までショッピングをしたり軽食を食べたり、本屋さんを眺めたりができるところも嬉しい時間です。
今回は夜の上映時間。それほど人も多くなく、通勤帰りのビジネスウーマンや、ミドルエイジのご夫婦。20代くらいの友達同士などがチラホラと座っているくらいでした。おひとりさまも結構多いのだな・・・と思います。
内容はとても素敵でした。画面のなかの登場人物たちが20年を経て戻ってきた姿は、それぞれが誇りをもって過ごした時間を体現していて「この人たちにもいろいろあったんだよなぁ」としみじみと感慨にふけってしまいました。以前より落ち着いている様子でも、時代の流れ、自分自身の立場や齢を重ねていくという抗えないものを、みんな自分自身の中に抱えていることに私自身も重ね合わせてしまいました。この20年で自分自身も大きく変化したことを、改めて思いました。
それにしても、素敵な俳優さんというのはいつ見ても、どう見ても、ため息がでるほど素敵なんだな・・・とのぼせたようにスクリーンを見つめた2時間でした。