塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2025/10/28
301「合唱を聴く」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

近隣中学校の合唱コンクールを聴くことができました。
誰も知っている生徒はいないけれど
娘たちの後輩ということで
全学年の発表を聴いてきました。

私は合唱が好きです。
歌うことも聴くことも。
小学生のころから歌うことは好きで
転校した小学校ですぐに合唱部にスカウトされて
NHK合唱コンクールの群大会(?)まで経験しました。
(「鮎の歌」という合唱曲だったのですが、難しかったです。
今聞いても難しすぎて・・・よく小学生で歌ったなぁ、と思います。)
中学生ではパートリーダーや全体のまとめ役になったり
(ものすごく大変だったけれど・・・)
それでも合唱曲を選ぶのは楽しかったです。
高校生になったら音楽学校だったので
歌専門の同級生はいるし
誰もかれも音程ばっちりで歌ってしまうので
単純に楽しいという感覚が麻痺して
「当たり前」になってしまいました。
その後も楽譜を見てひとりで歌ってみたり
つい最近まで合唱曲集を保管していました。

娘たちが小学生や中学生の頃は
合唱の聴く楽しみがありました。
どんな曲を選ぶのかな・・・
今はどんな合唱曲が流行っているのかな・・
毎年ワクワクしながら合唱コンクールを聴きに行きました。


今回は1年生の発表を聞いたときから
「わぁ、レベルが高い!」と驚きました。
歌詞の明確さ
強弱のメリハリ
なにより
まっすぐに飛んでくる気持ちが強くて
感心しました。

2年生は変声期を迎えた男子生徒が
苦労しながらも必死に歌う姿に感動。
クラスPRの紹介が秀逸で、
どのクラスも期待感高く
そして、その言葉通りの音楽でした。

3年生は、時期的に
少し不安が見え隠れするような
ちょっとばらつきがあったものの
この姿が後輩たちの目標になっているのだろうなぁ、という
存在感の大きさがありました。

結果発表は見ませんでした。
どのクラスも1番だと思ったし
順位は私には興味がありませんでした。
大いに盛り上がっていたクラスもあったし
一番を取りたい!とギラギラしたクラスもありました。
大いに泣き
大いに笑った結果発表だったことでしょう。

その経験は
これからの人生で大いに役に立つよ・・・と
彼らに囁きたいです。

自分も中学生と一緒のような気持だったのが
いつのまにか
「あぁ、いいね~」と
ほほ笑むような齢になってしまったのか。

なんとなく
複雑な
寂しいような気持ちがしました。










2025/10/27
300「ブログを続けていく」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今年の初めから続けてきたブログ、とうとう300日達成となりました。
「ブログ100チャレンジ」という企画に参加して
本当にゼイゼイ言いながら続けた100日間。
どうやって書けばよいのか
何を書けばよいのか
試行錯誤しながら続けてきて
辿り着いた答えは
「ううむ、わからん・・・」でした。

いっしょに参加していた方たちのブログを拝見しつつ
真似てみたり、ヒントをもらったり。
自分では
力の入った文章だったり
気の抜けたつまらない記事だったり
でこぼこのまま300日経ちました。

自分を見つめ続ける日々。
書くことを1日の仕事に組み込むこと。

「わからん」
「どうしたものやら」
そんなことを考えつつ
今年も様々な決断と物事を進めてきました。

まだ2か月残っている時間を大切に
来年もまた新たにブログチャレンジをしたいと思っています。

今年とは違ったミッションを背負って
新しく始めるつもりです。
(まだ全然はっきりしていないけれど)

それまで
今年の残りあと65日を書き続けます。





2025/10/26
299「本の旅は行き先不明」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

10月の読書強化月間。
文字を追うことに必死になりながらも
どうやってアウトプットしていこうかと試行錯誤していました。

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆・集英社新書)
この方の本は、6月に開催された勉強会の課題図書が
『「好き」を言語化する技術』(ディスカヴァー携書)という本だったので最初に読みました。
とても面白くて、「推し」のいない私にも楽しく読むことができました。
その中の例文にあった三浦しをんさんの本が
とてつもなく面白そうだったので興味が移っていました。
本というのは1冊読むと
芋づる式に面白い本が出てくるので
気がついたときには
「あれ?こんな本を読む予定ではなかったが・・・」ということが
結構あります。
三宅香帆さんの本は
書店へ行くといつも目が合うのですが
「まだいいか・・・」という謎の納得感があって買っていませんでした。

夏休み真っ盛りのころ
長女と本屋さんへ行くことがあって
「そろそろ買うか・・」と購入したものの
やはり積読になっていました。

しかし、読み始めると面白すぎて止まらず。
挙句の果てに、三宅香帆さんのYouTubeまで登録してみるようになってしまいました・・・
これも「推し活」なんでしょうか・・・
(おかげで読みたい本がさらに増えて積読増殖中)

「本を読む」ということがどのように変化していったのか
明治の立身出世から大正の教養ブーム、昭和の高度成長期全集サブスクへの遍歴を解説しつつ
2000年代のデジタル共存開始、2010年代のノイズ排除、
そして今なお変容する「本を読む」ということを
謎解きのように見渡すことができたのは
自分の読書遍歴をも辿るようで楽しかったです。
大きなマインドマップを見ているようでした。

その中に、自分の家庭を思い出したり
父の姿や姉の姿、その先の自分の娘たちの様子などを振り返りながら
「あぁ、あの時はそんな本がいっぱいあったな」と
答え合わせをしているような気分になりました。

父が毎週買ってくる「週刊朝日」
毎月テーブルの上に載っている「文藝春秋」
毎月送られてくる「鴎外全集」や「少年少女世界の名作」を姉が貪るように読んでいた姿。
本は身近にあって、当たり前で
私自身も「本を読む」ということが大好きでした。

懐かしい思い出にふけりながら
あれは高度成長期を必死に働いていた父のステータスだったのだ、と思うと
最後まで手放さずに終の棲家へ大事に持っていた本たちも
役目をきちんと果たしたのではないだろうかと思いました。

私は本を買うことを渋られた記憶がなく
なんでも好きに買ってもらいました。
そしていまでも、本を買うことを躊躇しません。
その本たちが、鮮度を失わないうちに読み始めて読了することが
今の私には課題になっています。

新刊『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』(新潮新書)
これも大変おもしろかった。
【(敵を倒す目的で)強くなるために必要なのは、戦うことだけではなくケアすること】
モノを食べ、休息し、時に他人や自分をケアして生きていかなければ、モンスターを本当の意味で倒すことができない(文中より)
そう、「本当の意味で倒すこと」ができなければ、ただ闇雲に刀を振り回して、切り付けて、かすり傷を負わせているだけだ。
私がいつも、「なぜそれが必要なのか」「どうしてそれをするのか」と考えるのは【根本】を知ってそこにアプローチしたいからだ。
遠巻きから攻めていくのは時間の無駄になる場合もある。
ただ、自分をケアすることは、自分をよく知っていなければできないことでもある。
自分を真正面から見る勇気がなければ、コマを先に進めることができない。
それを知っているかどうか・・・

「読むことの価値を上げる」というミッションに挑み続けている三宅さんに対して
自分は「音楽(クラシック?)を聴くことの価値を上げる」努力をしていこう、と思った。
様々なジャンルの本を紹介してもらえるので、本当に楽しくて、本屋さんへ行くのが楽しみになる。
そして、ぎっしりと詰まった本棚の中でぼんやりと佇んでいるだけで元気になる自分を発見する。

もう少し積読を解消してから本屋さんへ行くことにしよう。





2025/10/25
298「休むことは生きることでもある」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

寒い週末になりました。
朝から着ぶくれて
ぬくぬくと家にこもっていました。
外に出る時間が重なると
家でじっとしていたくなります。

私の基本的な性格は
引き籠ってじっとしていることが好きです。
遊びまわったり
知り合いとワイワイすることは
どちらかといえば苦手かもしれません。

ひたすら本を読んで文字を追い
音楽を聴きながら
身体を休めていました。

休むことを蔑ろにするのは
自分を追い込んでしまうことと同じだと思います。

私が倒れることなく
体調を大きく崩すことなく
(傍目に)穏やかに暮らすことができているのは
自分の限界を把握して
ギリギリまで我慢しないことを
自分でコントロールしているからだと思っています。

『自分』というものは
思っている以上に頑張ってしまうものです。
「もうちょっと頑張れるかも」と思っても
「いや、やめておこう」と制御するのは
恥ずかしいことでもなければ
情けないことでもなく
自分をよく知っていることだと思います。

この2年半、私は自分のことをいつも以上に
追い詰めることを排除してきました。
ダメかもしれない・・・と思う前に
今は必要ではない・・・とシャットダウンする勇気。
それまでの自分だったら頑張ってしまえることを
敢えてやらない。

「あなたのヴァイオリンを聴かないとクリスマスが来ない」
そう言ってくれた友達のために
今年もリサイタルで良い演奏ができるように準備したいから
休みを大事にします。



2025/10/24
297「言葉が空っぽ」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

書きたいことはあるけれど
なかなか言葉にならないのは何が問題なのか?

時間
タスクの多さ
言語能力

思考を整理する時間と能力がないからかもしれないです。

たまにあるこういう時期。
私の場合は
どちらかといえば言葉のアウトプットより
音のアウトプットに気持ちが向いている時かもしれません。

リサイタルに向けて
プログラムを考えて
大筋のストーリーが出来上がり
少しずつ練習をしていく中で
細かい表現方法を考えていく時期は
本番の舞台を想像して
究極の自己表現を突き詰めていく作業を伴います。

多分・・・
今はその時なのかもしれません。

モヤモヤと霞がかかった思考の先に
「これだ」という思われるものをつかみかける直前。








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