塚本香央里 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2025/07/09
190「言葉でアウトプットすることは自信につながる」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

私の住む関東地方は
まだ梅雨明けをしていないのですが
毎日の暑さに音を上げそうになります。
さすがに、朝からの湿度の高い気温に負けて
エアコンに頼る日が増えました。

次女がスイスから一時帰国中です。
2週間半くらいの短い期間ですが
日本でしかできない手続きなどを
帰国初日から頑張ってこなしています。
「日本語が通じる、わかるっていいね」と言いながらも
「電車内で会話が聞こえてくると耳が敏感になってしまう。一言一句理解してしまうからね。」と苦笑い。
その気持ちはとてもよくわかります。
海外に住んでいると、耳の方が自動選択をして
わからない言葉や会話をシャットダウンしてしまいます。
必要な言葉だけをキャッチする能力の精度があがります。

次女と話をしていると
どんな視点で
どんなことを感じ
どんな言葉を使うのか・・・

とても参考になります。

海外で一人暮らしを始めて2年。
一人で考えて決断し
選択に迷いながら
日常生活のすべてを取り仕切ることは
なかなか容易なことではありません。

せめて実家にいるときくらいは
簡単なことは考えないように暮らしてもらいたいものです。

私も留学時代に実家へ戻ったときは
ダラダラと過ごしていて
暇ではない母をつかまえて
おしゃべりに興じたものです。
(今考えれば迷惑だったかもしれない?)

私たちは「話す」ということによって
自分の思考を整理していることがあります。
取り込んだ知識をアウトプットするために
人に話すという行為は
自分の中に定着させるよい方法です。

次女がこれまでの一生懸命インプットしたことを
的確な言葉で
上手くアウトプットすることができれば
確実に彼女自身の大きな自信になることでしょう。

言葉を大切にすることは
音楽家にも必要な
大事なスキルなのではないかと思っています。







2025/07/08
189「風通しの良さを感じること」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

ジリジリと照り付ける太陽の光。
午後になってくると息苦しいくらいです。

それでも風が吹くと、気持ちが動いて身体が動きます。
風通しの良さというのでしょうか?

集中して練習をしているときに
ふと、手が止まって
「あ・・・」と思うときがあります。
音の余韻が何か大切なことを思い出させるときだったり
納得のいかなかった和音の音が
ふと「これかもしれない」と思うとき。
そんなとき
私の中にザッと風が吹く感じがします。

地道な練習をこねくり回して
ため息をついているとき。
そんな時に出会う風は新鮮で
「もう少し弾いてみようか」と
自分を鼓舞するきっかけにもなります。





2025/07/07
188「耳を鍛えてビブラート練習」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

ビブラートの基本を見直しながら練習しています。
地味すぎる練習なのですが
耳だけは少し鋭敏になってきた気がします。

  • 規則的なビブラートになっているか
  • 音程をどのポイントに合わせるか
耳の感覚を大切にするとともに
指や腕に違和感がないかどうかチェックも必要です。

無意識にしていることを
意識することによって生じる違和感は
身体に無理をさせている場合もあります。
そんなときは、
少しずつ違和感を解きほぐしていく必要がありますね。

なぜ違和感が生じるのか。
その原因が姿勢なのか、動きなのか、指の位置なのか・・・
そもそもその矯正方法は合っているのか?

長年のクセを見直すには時間が必要です。

焦らずあきらめず、地道に訓練していこうと思っています。



2025/07/06
187「削ぎ落してから加える」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

少しずつ暑さに慣れて、汗をかけるようになってきました。
朝の早い時間は雲の多い日が多く
午前中にしっかり汗をかくことができています。
その代わり、午後からの体力が持たないので
20分くらいの午睡しています。
自分の体調をよく観察しながら
この夏をしっかりと
乗り切っていきたいものです。

音楽家は身体が資本。

私の場合は体調を整える場合は
まず「休む」から始めていきます。
自分に対して何かを加えるよりも
削ぎ落してから。

思考もそうやって取捨選択していくように心がけています。




2025/07/05
186「自分の役割を見極めることも大切」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今週は地域での活動が次から次へと押し寄せて
アッという間に渦に巻き込まれて終わってしまいました。

数年前から、地域での活動に関わっています。
娘たちが学校に通っていた時に
保護者会会長やPTA会長を引き受けたこと・・・
そんなご縁がつながっての事でした。
夫と手分けして、緩やかに地域とつながるように
お手伝いをしていた感じです。

一般常識に自信のなかった私は
娘たちが幼い頃に出会ったママ友に
たくさんのことを学びました。
独身時代はバリバリ働いていたママ友の聞くのが
とても新鮮で楽しかったです。
育児期間中も仕事をしつつ
キャリアアップしていたママ友や
新規開拓で仕事の幅を広げていったママ友の姿を
今なお覚えています。
その頃の私にできた役員活動も、
自分では苦手だと思っていたことへの挑戦と思い
苦しみつつも楽しい経験でした。

コロナ禍で引き受けた地域での活動は、ある意味とても意義のある要職でした。
自分の知識を増やすうえでとても貴重な場所でした。
知らない世界を知る・・・大人になってからはなかなかできない経験。
苦手だった数字にも
少しだけ自信が持てるようになったことも
嬉しい変化でした。

ただ・・・
いつまで続けるのか・・・
判断をしなければならない時期に来ました。
私は音楽家・ヴァイオリニストとして
もう少し真剣に音楽に向き合わなければならないような気がします。
その道のりを明確に目視できているわけではないのですが
今ここで地域活動にどっぷりと漬かるわけにはいかない、と自分自身が警鐘を鳴らしています。

今年の夏は
休みつつも
次のことを真剣に考える時間となりそうです。


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