15年。
その年月に思いを馳せます。
あの日、朝は晴れていました。
毎月参加させていただいていたボランティア演奏を終えて、一足先に会場を出て、いつものようにホッと一息つこうと思いながらも帰宅を急ぎました。
その日に限って。
月に一度のボランティア演奏は、私にとって息抜きの時間でもありました。
当時小学校4年と幼稚園年長の娘たちから、少しだけ離れられる時間は貴重でした。
演奏するために早く家を出てモーニングを食べて、演奏を終えたら一人で銀座にふらりと立ち寄ってお茶をして帰ることが楽しみでした。
その日は午後から雲が多くなってきたので、家に帰ることにしました。
電車に乗りながら、最寄り駅について一目散に自宅へ向かいました。
「娘たちが帰るまでに掃除機をかけてしまおう」と思いながら家について手を洗っていた時に揺れ始めました。
ただ事ではない揺れを感じて・・・
そのあとは混乱状態でした。
いつまでも、何度でも思い出す。
思い出すと気持ちの揺れが大きくなってざわめくけれど、私自身には必要なことだったりします。
どんなに波立たせることがあっても、収めることができれば良いと思っています。
あの年に生まれた子どもたちが、今、中学を卒業する年齢になっています。
近隣中学校の卒業式に来賓として参列しながら、様々な思いに駆られました。