連休中に
久しぶりに女流作家森瑤子の作品を読みました。
森瑤子作品は私が大学生の頃、好んでよく読みました。
おしゃれで大人の世界で、すごく憧れました。
でも、ちょっと寂しそうな女性の主人公が多かったので、
一人で生きていく女性は強くないとダメなんだなぁと思っていました。
私には森瑤子さんの経歴も目を引きました。
芸大のヴァイオリン科卒業だったこと。
音楽家という道を歩いていたという衝撃と、
それでも文字を紡ぐ作家になるという潔さ。
でも、その陰に見え隠れする寂しげな表情は、
晩年の病気だけのせいではなかったと思います。
私が彼女から学んだことは
「結婚しても自分の世界を持つこと」
「大人と子どもの世界をきちんと分けること」
「夫をパパと呼ばないこと」
「愛情表現をきちんとすること」
未だに頑なに守り続けていることです。
彼女は52歳で亡くなりました。
とてもショックでした。
私はみっともなくとも、ヴァイオリニストの道を選びました。
森瑤子さんが、彼女の美意識にはそぐわなかった音楽家の道。
とても納得します。
彼女の60代、70代の作品を読んでみたかったです。
あの作品の主人公たちは、その後何を思い、何をつかんだのだろうかと想像します。

海外での食生活。
娘たち二人がそれぞれの国で自炊をしながら音楽修行をしています。
一人暮らしなので、家事・洗濯・買い出し・食事の用意・家計管理・健康管理・スケジュール管理等、全て自分の責任で生活をしています。
そんな中で、私が一番気にしているのは食生活の事。
どんな風に、どれだけ食べているのか、偏っていないのか・・・
今のところ二人とも心身ともに破綻することなく生活しているのでホッとしています。
私としては気にすれば果てしなく心配になりますが、これまでの自分が見せてきた姿勢がそのまま反映されると思っています。
そう・・・
今まで自分が娘たちに作ってきた料理やおやつは確実に記憶に残っています。
「あの鶏ムネ肉の蒸し焼き料理のレシピを教えてほしい」
「あのチョコレートケーキをアレンジして作ってみたい」
など、レシピをリクエストされることもあります。
私と娘たちの話題の中心は、いつも食べ物の話かもしれません。
それが「生きること」。
食事が美味しいと感じれば、多少なにか問題があってもなんとか生き続けることができます。
落ち込んだ時、気分が塞ぐとき、私は何を食べれば自分が「大丈夫な気持ち」になるのかを考えています。
あなたのホッとする食べ物・飲み物は何でしょうか?
自分で自分をオーガナイズする学びを開催していきます。

ご一緒に学びを深めていきませんか?
小さいことだけど、気になること。
たとえば…
ひとつひとつは小さいけれど
ため込んでストレスになっていることを
この連休にコツコツと進めてみました。
一応全部クリアしたような気がしますが
残っているタスクもあります。
仕方ないと思います。
それはまた、明日から少しずつ
できることをこなしていけば良いのですから。
自分の特性を知っていて
時間の使い方を知っているのであれば
できなかったタスクはそのままにしても大丈夫です。
私は最後まで
あきらめずに完遂すると
私自身が知っているから。