塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2026/04/08
98「花まつり」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今日は「花まつり」(灌仏会・かんぶつえ)


仏教の寺院では、お釈迦様の誕生を祝う代表的な行事と言われています。

花で飾られた「花御堂」の「誕生仏」(右手で天、左手で地を指すお釈迦様の像)に甘茶をかけて日々の幸せや無病息災、子どもの健康や成長を願う風習があるとのこと。甘茶をかけるのは、お釈迦様が生まれた時に天から甘い雨(甘露)が降り注いだといういわれに基づいているそうです。春の光があふれるこの時期に、子どもを連れてお参りする家族も多いとのことで、華やかで賑やかな行事ですね。


私がこの行事を知ったのは、夫と知り合ってからです。

夫の住んでいた近所に弘明寺観音(京急線・弘明寺(ぐみょうじ)駅)があり、たまたま花まつりちかくの週末に「花御堂」を見かけたので教えてもらいました。

「昔からこんな感じだったなぁ。甘茶のふるまいがあって、もらった記憶があるよ。結構子どもがたくさん来ていてにぎやかだったなぁ」と言いながら二人でお参りしました。その時は娘たちもまだ生まれていなくて、そのうち家族で来ることがあるのかなぁ、と満開の桜を見上げながらボンヤリと想像したことを覚えています。今年も変わらず、先日の週末と本日、花まつりの行事が開催された様子です。毎年変わらずに続く行事は、遠くにさまよう心がふと戻ってこれるような、そんな安心感がありますね。


今日は昨日の大荒れの天気から一転して、明るい日差しの一日。

新しいランドセルの小学一年生、新しい制服の中学生が、ちょっと緊張気味に歩いている姿を見ることができました。

季節もすっかり春本番となりました。




2026/04/07
97「ブログ100チャレンジ2026年もあとわずか」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

ブログチャレンジ100もゴール間近です。

今年も書き続けています。

去年(2025年)は初参加で、無我夢中で100日を書き続けました。

【お布施ブログ】というコンセプトなので音楽についての深掘りした記事にしていこうと思いましたが、うまくまとめられず数日でギブアップ気味でした。どうにかしなければ・・・と焦り、自分の続けてきた音楽の道を表現することの方が得意なのかもしれない・・・と路線を変更しつつ、短いエッセイ風に「自分を知ってもらう」という方向にシフトしました。

言葉を紡ぐのは難しくて、事実と感情の乖離に奮闘しながら100日をなんとか走り抜けました。その後も、様々な切り口から自分や自分の人生を見つめながら書き続けました。私を取り巻く家族、音楽へつながる思い出、自分の選んだ道、様々な年代での選択、ドイツでの生活、娘たちのことなど。色とりどりの散文的な感じになりました。とにかく、自分の中に溜めてあることをひたすらに排出してみよう、という試みでした。執筆することは仕事の一部、と決めて毎日書くことが支えにもなりました。バラバラになった自分の人生を取り戻すという意味でも私には必要な時間だったのです。そして、12月31日まで辿り着きました。12月はとにかく最後まで続けなくては~と、とにかく時間があれば書き溜めて予約投稿を駆使する日々でした。それも、リサイタルがあったために話題は事欠かなかったからでした。書き切ったという感慨はほとんどありませんでしたね。


そして間髪入れずに始まった2026年のブログチャレンジ。

今年は少し書き方を変えようとも思ったのですが、自分自身の変化に翻弄されてうまくまとめられなかったです。変化というのでしょうか?何かフラフラと、漂いながらあちこちを彷徨っていたような感じがします。心の中に澱のようにたまっている感情を、言葉として紡ぎ出すのは難しいです。そう、同じ表現するということでも音楽を演奏することとは少し違います。演奏することの方が私には簡単でした。音で表現することは、今までずっと続けてきたことですから悩むことなく色々な引き出しがある。でも、文字で表現することは慣れていることではありません。引き出しが少ないからこそ、考える時間も長く、紡ぎ出す選択肢も少ない。でも、それならば、これから慣れていけばよい。あきらめたくない思いがしぶとく書くことへの執念として残っているのかもしれません。この執筆作業。これからも自分の糧として書き続けていこうと思っています。目標は毎日1000字以上。月4回は3000字以上を目指します。かなりハードルが高めですが、自分の時間を有意義に使って書くことに集中したいと思っています。

私の人生に眠っているたくさんの知識や経験を、こうやって表現できる場所があることにも感謝して。




2026/04/06
96「春本番」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

昨日は二十四節気の「清明」でした。

【清明】せいめい

草木が芽吹いて生き生きと清らかに動き出す季節。「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」の略とのこと。

「清明」という字をみるだけで、なんだか風や水が粛々と流れていくような様子が目に浮かびます。大地がやわらかくなって水が流れ出して、風が動き出すような。今年は4月になってから特に変化が大きいような気がします。

今日は特に汗ばむような陽気。

七十二候では「玄鳥至」(つばめきたる)
ツバメが南の国から渡ってくる頃。「玄鳥(げんちょう)」は黒い鳥のこと。

キリスト教では、昨日は復活日でした。(移動祝日のため、毎年日にちが違います)イエス・キリストが十字架にかけられ3日後によみがえったという奇跡の話を語り継ぐために、信徒にとっては重要な行事です。ヨーロッパでは金曜日(キリスト磔刑の日)から月曜日(復活月曜日)までお休みのところが多く、家族や親せきが集まって過ごす人たちも多いようです。夏時間が始まり、夜も遅くまで過ごしやすくなってくるので、外で食事をする家庭も多くなってきます。バルコニーで楽しそうに話をする人たちや、カチャカチャと静かなカトラリーの音が聞こえてくると、夏を心待ちにする気持ちが伝染します。そんな時に、建物のはじっこに黒い鳥(アムゼル)が歌の練習を始めます。リズムも音程も、フレーズもまだまだ未熟。毎日練習を重ねて、5月末頃の夕方には完璧に美しい歌声を響かせます。
長い冬を越え、陽の光が豊かに降り注ぐ春を迎えて、人々の表情も柔らかくなってきます。

劇場ではこの季節らしい演目【パルジファル】(ワーグナー)が登場して、楽団員も気合が入ります。
【パルジファル】はワーグナー最晩年の作品で、私自身とても好きな演目でした。相変わらず長時間の演目なのですが、音楽が美しくて演奏するのが本当に楽しかったです。懐かしい。



 


2026/04/05
95「献立に春の味覚を1品添えて」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

4月になって空気が変わりましたね。

春の香りがして、冬とは違った濃い空気を感じます。


季節の変わり目は身体の巡りが少し滞るので、負担のかからないように過ごすことを目標にしています。私の場合は、食べ物が自分にとって重要なことに気がついてから、体調を整えるときは自分の味付けを信じることにしています。3月末に体調を崩してから食べ物を少し見直して、ほんの少しだけ食材に敏感になろうとしています。4月になったので、スーパーに並ぶ食材も少しずつ変化していますね。季節が完全に春に変わったことを感じます。旬のものを食べるのが一番ですが、春の季節は食べ物の勢いが強いので、少しずついただくようにするのも良いかもしれません。私がこの時期から好んで手に取るものが「新たまねぎ」。乾燥せずにそのまま出荷されるため、皮が薄くて水分が多いのが特徴。甘みがあるので水でさらさなくてもすぐに食べることができます。私のお気に入りは、①玉ねぎ1個分を半分に切ってから薄くスライスして②ごま油(大1)+お酢(大2)+醤油(ほんの少し)で味付けして完了のサラダ。それぞれの分量は加減してみてください。私はお酢多めが好み。5月中旬くらいまで、ほぼ毎日のように食卓に上がります。玉ねぎは滞っている気を巡らす役目もあるので、春の息吹に乗り切れず、内にこもっているようなモヤモヤを巡らせるにも役立つのではないかと思います。

スーパーで食材を眺めながら、季節の移り変わりを目で感じて、今夜の献立を考えてみませんか?

 


2026/04/04
94「無になる時間を大切にする」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

穏やかな陽気から花散らしの雨模様へ。

クルクル変わる春のお天気です。
土曜日は少しメンタルの落ちる日。
無理やり上げることをしないで、ニュートラルに落ち着けるようにすることは「メンタルオーガナイズ」で学びました。


「アタマを空っぽにすること」

ここ最近、大切にしていることです。

何も考えないことに集中するのは、案外大変なことです。

洗濯や掃除、返さなければならないメールや食事の献立、買い物やスケジュールについてなど。

私の場合はいろんな作業をしつつ、だんだん別のことに集中してしまって元の位置に戻れなくなることが日常茶飯事です。

「あれ?私は何をするつもりだったっけ?」と、ぐちゃぐちゃになった部屋を見渡してため息をつくこともあります。

そんなときは、流しっぱなしにしていたアレクサの音楽を止めて、スマホをミュートにして、パソコンを閉じれば、ほぼ音に関する制約がなくなります。

いつもと違うダイニングテーブルの椅子に座って天井を見上げる。

窓に打ち付けられる雨の粒をみながら、ゆっくり瞬きする。

首をゆっくり左右に傾けてストレッチしながら、深呼吸する。

目をつぶって自分の呼吸だけを意識する。

 

ほんの10分だけ。

その時間を、これからはより大切にしていきたいと思っています。

立ち止まることは動くことより大事なこと。

少しずつ変化の兆しを感じる4月。

この先のことをより深く考える日々です。

 

これからの時間を考えると、できることは限られてくるのかなぁ、と思いながら毎日の時間を刻んでいきたいです。




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