塚本香央里 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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19「積読アウトプット練習」

2026/01/19
19「積読アウトプット練習」
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

積読解消をしながら
読んだ本のアウトプットもしていこうと思います。

私はよほど気に入った本でなければ
読み返すことがありません。
読書記録はつける気がないので
気ままな積読解消記録です。


【有吉佐和子ベストエッセイ】岡本和宜編(ちくま文庫)

有吉佐和子の小説は、母の影響で何冊か読んだ記憶がある。
亡母は女流作家の本が好きで
有吉佐和子や宮尾登美子、向田邦子、三浦綾子の本は
自宅にずらりと並べてあった。
山崎豊子は父の書斎に並べてあったのが印象的。
初めて読んだ有吉作品は『恍惚の人』。たしか中学生の頃。
その後は
『花岡青洲の妻』『和宮様御留』などを前のめりで読んだ。
数年前に『青い壺』を読んで改めて「面白いな」と思って
有吉作品の原点である『紀の川』を読み切った。
エッセイは初めて読んだので、言葉の端々に見受けられた
スケールの大きさが、生まれと育ちの環境に起因することを
今更ながら始めた知った次第。
作家生活について身近なモノへのまなざしは
有吉自身の美意識にもつながっているので
単純に面白かったが
自作の取材風景や
異国から見た日本の情景などの話は
さらに興味深かった。
自身が異国育ちのために欠如している
日本の情緒描写が
私には骨太の文章に感じたのではないかと感じたことも
文字を読みながら想像することは
楽しい時間だった。

女優・高峰秀子もなかなか豪胆な人だったなぁ、と
思い出した。
165「本を読む」 こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。どうにもこうにも身動きが取れなくなった時。私は本に逃げます。「巴里ひとりある記」高峰秀子(河出文庫)当時人気絶頂の女優「高峰秀子」が1951年6月から翌年1月までの間、そのうち...