237「リサイタル2026のチラシが完成しました」
2026/08/26
今年12月のリサイタルのチラシが完成しました。
今年は少しビビッドな色合いになりました。
デザイナーさんとは、7月中旬ごろに話し合いをしてデザインを決めます。この時までに、リサイタルの方向性を決めなければならないのですが、これがいつも難関で苦労します。曲目を決めるときは、弾きたい曲や時間配分、全体の流れを見ていくのですが、チラシを作成するときにはその内容が言語化されていなければならないのです。
どうしてこのプログラム選曲になったのか?
どうして今この曲を弾くのか?
どうしても、抽象的な言葉しか出てこなくてわかりにくいところもあるのですが、何とかひねり出してデザイナーさんにお渡ししています。そのイメージを掬い取ってチラシが完成しています。
今年のテーマは『再生』
一般的な再生の意味は、「失われたものが再び蘇る」「元通りに元気になる」「新しく作り変える」「再現する」といったそれまでのものを捨て去るというような意味でつかわれますが、今回のテーマの「再生」は『すべてを内包して生きていく』といった感じです。
私は今まで抱えてきたものを3年前に目の前に横たえました。動かしても動かないものを、力づくで起こそうとし、金切り声を上げて呼び覚まそうとしていました。3年たった今、動かないそれはほんの少し小さくなって、もしかしたら自分で背負えるのでは?と思えるようになった気がします。泥団子をきれいに形作るように、ほんの少し滑らかになったその塊は、気をつけないと崩れてしまいそうです。
まだまだ歩き出すには時間がかかるけれど、背負ってみようとする気になったその時の逡巡する心を表現したいと思っています。
さて、12月までにその表現ができるのかどうか・・・まだまだ時間がかかりそうです