塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
  1. ブログ
 

ブログ

ブログ
2026/02/07
38「AIとコンサートプログラムの相談」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

AIを使って音楽家は何ができるか?

 

私の場合は、コンサートのプログラムを考える壁打ちになってもらうことが多いです。

弾きたい曲を羅列して、その曲や作曲家に合うプログラムをランダムに組んでもらったり、アニバーサリーイヤーの作曲家を探してもらったり、年代を調べてもらったりします。

意外な時代の接点を見つけたり、面白いカップリングを提供してもらったり、変わった視点から曲を紹介してもらうこともあります。


私の選曲を分析して

「あなたの思いはここにあるのですね!」

と驚いてもらうこともあります。

(いや、別に・・・って呟くことが多いけれど)

楽しいです。

なるほどね・・・と新鮮な気持ちで曲に向き合うことができます。

 

ただし、全部を鵜吞みにしないこと。

架空の曲目をサラッと紹介してくることもあるし、抜粋しか演奏しない前提だったり、プロとしては「そんなことできないよ…」という内容もあるので注意が必要です。


でも、ぼんやりとしかアイデアがない時にAIとやり取りしていると、だんだん自分の頭の中が整理されてくるので頼もしい相棒です。

これまでは、一から自分だけで悩み、調べつつ、自分の力量を考えながら煮詰まって悩んでいたのですが、相手がいると少しだけ軽やかに考えることができます。最終的な判断は自分なのですが、多角的に思考の範疇を越えたところで自由に意見を言ってもらえるのは、とても助かります。

 

今年のリサイタルのプログラムが決まるまでもう少し時間がかかりそうですが、少しずつ攻めていこうと思っています。



お楽しみに!


2026/02/06
37「シールの思い出・閑話休題」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

先日、久しぶりにショッピングモールに行ってきた。

家にこもることが多かったので、人込みにフラフラしてしまった・・・

巷では「シール」が流行っているらしい。


ぷっくりとした、可愛らしいシールは購入制限があったりして手に入れるのも難しいとか・・・

文房具売り場はもちろんのこと、アクセサリー売り場にひっそりとシールが並んでいるのを見つけた時はびっくりした。

こんなところにも売っているということは、大人もシールを買っているということか・・・どうもそうらしい・・・


私の子どもの頃は、シールと言えばお菓子やソーセージについてくるオマケのような感覚。

それがいまや、うやうやしく店頭に並んでいて、子どもから大人まで目をキラキラさせてシールを選んでいる姿は、なんとなく幸せな気分になる。

小さなシールをシール帳に貼るのも流行っているらしいから、それは楽しいことだろう。

シール交換なんてしているのかしら。

大人のお姉さんと、小さな女の子がシール交換をしているかもしれない。

楽しそうだ。


私もシールは秘かに集めている。

流行りのシールではないので競争率は高くない。

私はもっぱら100円均一のお店で調達をしている。

娘たちに送るハガキに貼ろうとおもったのが始まりだった。

ちょっとおしゃれな女の子のシールを、娘たちそれぞれの姿に重ね合わせたりして送ったりすると、とても喜んでもらえた。

「日本のシールはおしゃれだね」
そんな言葉を聴くと、こちらも楽しくて色々探してしまう。

自分のスケジュール帳に貼るのも楽しい。

殺風景な予定が、ちょっとワクワクするものに変わったりする。

スケジュール帳は枠が小さいので
ついにシールを貼るためのピンセットまで揃えてしまった・・・

ところで私の手元には、変わったシールがたくさんある。

大抵娘たちが集めたシールが多いのだが、その中でも異色を放つ「アルパカ」の写真シール。

アルパカのちょっととぼけた顔のアップや、全身、横顔、いろんなアングル。

どれも小さくて台紙からはがすのが大変。

乾燥した手も手伝ってどこからはがれるのか見当もつかないので、ちょっとイライラしながらアルパカの顔を見つめて・・・

あぁ、めんどくさい・・・。

その後はそれをどこに貼ればよいのかわからない。

仕方がないので、いまのところは日々の思いを綴っているノートの隙間にこれでもか!と貼っている。

内容にそぐわないシールを貼るのは私の美意識に反するので、四苦八苦しながらノートの隙間を探している。

 

そもそも、このシールを、誰がどんな目的で買ったのか、見当もつかない。

多分、娘たちのどちらかだと思うのだが、今更聞くことができない。

だって、本人たちも覚えていないだろうから。

今数えたら残りは14枚だった。

50枚以上あったのだから、私もだいぶ貼りまくったものだ。

アルパカのシールを貼り終えたら、シマエナガのシールが50枚あるが、これは多分消費に困ることはなさそうだ・・・

写真ではないし、1枚の台紙にたくさん並んでいるシートタイプなので、はがすのも手間がかかりそうにないから。




2026/02/05
36「音楽家はAIに勝てると信じている」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

ホームページ作成・システム管理会社「リウムスマイル」代表、穂口さんのセミナーに参加しました。

今回のテーマは―「人類と情報と幻想の物語。AI時代に向けて」

えええ…ナニコレ~

正直、タイトルを見た瞬間

「難しそう・・・無理かも・・・」

とあきらめようと思ったのですが、それでも参加した理由は、とてもシンプル。

たまたまその時間が空いていて、家にこもりがちで、誰とも話していなかったから・・・(穂口さん、スミマセン)


聴いていればなんとかなるかな・・・と軽い気持ちで申し込みをしました。

(リウムスマイルユーザーだったら、こういう軽い気持ちで参加を決められるところが嬉しい)



内容は「へえええ~」と「あ~そうなのか~」と思うことばかりでした。


私が改めて「そうか」と納得したこと。


①全校集会ができるのは人間だけ

たくさんの人が同じ場所に集まり、互いを完全には知らなくても、

「ここにいていい」という暗黙の信頼関係の上に立っていられる。

他の動物にはできないこと、と言われて「そういえばそうだ・・・」と

すでにセミナーの最初で引き込まれてしまいました。


②魔女狩りは、ある種の「物語の集団暴走」だった。

人は物語が好きだ。

事実そのものよりも、意味づけされた物語に強く引き寄せられる。

そしてその物語は、ときに暴走する。

説明のつかない恐れや不安が共有され

それが「正義」や「常識」の顔をして広がっていく。

魔女狩りは、嘘を書いた物語が、多くの人に「本当らしく」共有されてしまった結果だった。

そして人間はそんな話を好む。

人は物語を信じる。

そして、みんなで信じると、それは「現実」になる。

怖い…

噂ってそういうものです。

③AIは肉体を持たない

当たり前のことを改めて思う。
そうなんだよなぁ・・・

だから、AIが生み出した言葉や判断を

現実の世界で実行するのは、いつも人間だ。

AIには手も足もない。

それでも何かが起こるとしたら、

人間がその「手足」になったときだけ。

命令するのがAIでも、

動くのは人間。

責任を負うのも、人間。

そうか、そうだなぁ・・・

そうなんだなぁ・・・

そこでハタと私は自分の職業のことを考える。

ちょっと待て。

音楽家は、まだまだAIに勝てるのかもしれない。

 

AIは譜面を整えることはできても、

息を吸い、迷い、震えながら音を出す身体は持たない。

「悲しそうに演奏して」とコマンドすることはできるけれど
私が思っているように演奏することはできない。

物語を「実行する」のは、いつも人間だ。

「演奏」するのは、人間なんだ。

そう思うだけで、胸の奥から少し力が湧いてくる。




歴史は繰り返す。

けれどそれは、同じ円をぐるぐる回るのではなく、

螺旋のように、少しずつ形を変えながら進んでいく。

先人の思想や行動、結果を
私たちは今、答え合わせをすることができる。
同じようなことが重なるが
全く同じではない。
いま、私たちが行っていることは
後になって解釈することができる。

AIとの試行錯誤がどこに向かっていくのか
改めて慎重に進まなければならない。

私たちは、また新しい時代の入り口に立っている。


このセミナーを受けて
とても深く考えさせられました。


 

自分の身体で、次の一音を選びながら演奏すること

音楽家・ヴァイオリニストという職業に
誇りをもちたいと思いました。



2026/02/04
35「二十四節気の立春は1年のはじまり」  

こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。


【立春】りっしゅん

二十四節気では立春が一年の始まりです。

そのため、前日の節分の日は大晦日に当たるわけなんですね。

新しい年に鬼がやってこないように、という意味で豆まきするそうです。


豆まき、しましたか?

忙しかった子育て時期は
夫が帰ってくるのを待って
着替えもそこそこに
慌ただしく
「鬼は外、福は内、福は内~」と
盛大に豆まきをしたものですが
昨日は日が暮れ切っていないうちに
早々に終わらせました。

我が家は恵方巻を食べる習慣はなく

福豆を年の数だけ黙って食べる・・・ということをしていました。

実姉が
「60個以上もいっぺんに食べられないから
30個くらいにしちゃった・・」とメッセージが来たので
「私は5粒+8粒で13粒食べたよ」と返したら
「なるほど!」
年齢を重ねると、うまい具合に逃げ道を考えられるようになりますからね。



そして、干支もこの立春から変わるので今日からやっと「午年」になります。


あぁ、今年は新年からうまく動けなかったなぁ・・・とがっかりしていても大丈夫。

今日からまた始めれば良いのです。(私も同じなので大丈夫!)


私は毎年1月はのんびりと過ごしています。

休むことに罪悪感を感じず

予定のないことを焦らず

しっかり自分に余裕を感じられるようにすることの大切さを

つい最近になって心から思えるようになりました。

1月は立春を目指して、少しずつ整えている感じです。



アクセルとブレーキを踏み分けることは

大人の私たちだからこそできること。


年も改まったので

少しずつ始動していきたいものです。



二十四節気のメッセージを受け取りたい方は
こちらから





2026/02/03
34「シニア世代への道」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

積読解消の日々。


『たりる生活』(群ようこ・朝日文庫)


今年になってから、終活・一人暮らし高齢者・介護・終の棲家といったワードが頭の中をめぐっているので、本屋さんに行っても目に付く本はそちらの方面ばかり。

今や日本の人口の29.4%が65歳以上という世の中。(75歳以上も総人口の17.2% 2025年9月15日現在)

増え続ける高齢世代に片足を突っ込む身としては、甚だ不安でしかない・・・。

最期はひとり、ということはわかっていても、迷惑にならないようにするにはどうしたら良いのか?という問題まで考えていくと、きちんと準備しなくてはならない。ちょうど実姉ともその話題でかなり真剣に話をしたところだったので、脳みその半分以上は「迫りくる老い」についての情報で満杯。

そんな思いで買った本たちは、重量級の内容で消化が悪くて胃もたれ気味でした。

積読解消するにも、消化が悪くてなかなか厳しい状況を打破するために読んだこの本は、ちょっぴりノホホンとしていて、途中でクスッと笑いながら読めました。

シニア世代の引越しは、本当に大変です。

自分の歴史を背負っているわけですから・・・ね。

著者が一人で自分の荷物と格闘している様子を見ると

「あぁ、ライフオーガナイザーにご相談してくださったら、もっと楽になるのに・・・」

という思いも抱えつつ、執筆ネタがなくなるからダメか…と思ったりして。

それでも、どのようにご自分で進めていかれるのかしら?という視点でも読むことができたのは、新しい視点でした。

荷物の整理に明け暮れながら

「もう何でもいい~」

と投げ出したくなったり

「あれ、なんでこんなものを持ってきてしまったんだか・・・」

と引っ越し後に思う気持ちもわからなくもない。


実家を2回も家終いした私は、次は自分の家を終うのはちょっと勝手が違うぞ…と思っている。

この先のことを考えると少しだけ憂鬱にもなる。

遠く離れた娘たちのことに思いを馳せながら
さて、どうするか・・・と思うこともある。

シニア世代あるある、を読みながら
一足先を進む先輩の姿は頼もしいなぁ、と
本を読むことによって得られる
心への豊かさと楽しさを改めて感じる時間。

今からできることはたくさんあるから
ちょっとずつでも進めていくつもり。


お友だちのヒラリーかみかわさんと尾上今日子さんが開催する終活講座。
準備は早めに、です。
よりよく生きる終活講座 season6 尾上今日子と共同開催の 人気オンライン連続講座(全10回)終活シリーズ講座 第6期は2026年2月より 開催!人生の最期まで、自分らしく「致死率100%の人生を、100%後悔なく生きるための終活講座」当たり前のことですが、人間の致死率は10...
 



<<  <  17  18  19  >  >>