塚本香央里(つかもとかおり)
 ~ヴァイオリニスト&ライフオーガナイザー~
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2026/03/24
83「ヴァイオリニストとライフオーガナイザー②」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

今日の記事は、昨日の続きです。

82「ヴァイオリニストとライフオーガナイザー①」 こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。私は今、50代後半を歩いています。50代は予想外の出来事が多く、今まで生きてきた年代を改めて思いなおす時期にも重なりました。その一つが、ライフオーガナイザーという職業に出会った...
 


「ライフオーガナイズ」という言葉は、先の「88歳になった自分」を想像するという質問を投げかけてくれた講師が「ライフオーガナイザー®」という肩書も持っていらしたのです。物腰の柔らかな、年代の近い方の魅力にひかれてライフオーガナイザー2級講座を受講しました。

ちょっと変わった「ライフオーガナイズ」というオシャレな言葉の響きが気に入ったのも理由の一つです(ミーハー)。


そして、「思考を整える」という言葉にピンときたことも確かです。

私はもともと児童心理学や人を観察することに興味があり、自分の子育ても独自の信念があったので、「その人それぞれの方法で」というところに共感があったのだと思います。私は子育ても、それぞれの特性を活かして個別に向き合いたい、という思いが強くあり、それは子どもが生まれる前から意識していたことです。そしてその後、ライフオーガナイズを学んでからもより一層、気にかけ気をつけていることです。


更に、50代からの自分にはヴァイオリニストだけではなく、他にも自分を活かせる場所が欲しいと願ってもいました。

子育てを終えてからの残りの人生を、もっともっと豊かにさせたいという思いが大きかったです。

それがこの「ライフオガーナイザー」という資格を使うことができるかもしれない、という「野生の勘」だったかもしれません。


資格取得はそれなりの覚悟が必要です。

その講座に集中する時間、お金、取得後に活かせるかどうか・・・

その時の私は、単純に「あの講師と同じフィールドにいたい」という思いが一番でした。

その他のことは「なんとかなるはず」という見切り発信。

相談した講師は「最終課題はかなり大変だから受講時期を考えた方が良い」とのことで、それでも遅くならないうちにと申し込みをしたことをはっきり覚えています。

講座は自分にとって新しいことが多くて大変でした。

片付けが不得意でも、得意でもなく、ライフオーガナイザーとして必死にやっていこうとも思っていない、ヴァイオリニストとの両輪で何ができるのか全く不透明の状況。胸の内は「とにかく、憧れの講師の傍にいたい・・・」という思いだけでした。コンベックスの使い方もあやふやで、製図に関しては素人以下の有様。最終課題の事業計画書は毎日朝から夕方までパソコンに張り付いて、何とか仕上げた感じでした。パソコン操作もあやふやだったため、本当に苦労しました。


合格通知をいただいたときは、力が抜けました。

資格取得は不合格になることはなく、課題再提出を繰り返して合格することができます。「資格取得は単なるスタートだからこれからが大変ですよ」と言われてその通りだと思いました。



2026/03/23
82「ヴァイオリニストとライフオーガナイザー①」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

私は今、50代後半を歩いています。

50代は予想外の出来事が多く、今まで生きてきた年代を改めて思いなおす時期にも重なりました。

その一つが、ライフオーガナイザーという職業に出会ったことかもしれません。


ヴァイオリニストなのに、どうしてライフオーガナイザーになったのですか?


よく聞かれる質問です。

私自身は、音楽家も一人の生活する人間ということで、ライフオーガナイザーという職業についての違和感はありません。

思考や生活空間が乱れれば、パフォーマンスに支障が出ることは当たり前のこと。

そこを物理的に改善できるのであれば、その方法を知っていることに損はありません。


転機は50歳という年齢でした。

元気な高齢者がもてはやされ、【人生100年時代】と言われ始めたころです。

私自身は「あと50年もあるのか・・・」と否定的な思いも強く、「いつまでヴァイオリンを弾くことができるのだろうか?」という不安が押し寄せました。うっすらと心の中では不安に感じながらも、「100歳でベートーヴェンのソナタを10番まで弾く!」なんていう途方もない目標を立てたりしました。その時の家族のことなど考えもせずに・・・。なんとなくジタバタしながら、子どもたちの巣立った後、夫との老後、人生の目的などに想いをめぐらし始めたころ、コロナの時代に突入しました。


今まで整頓されていたと思っていた我が家は、家族4人が常に一緒に生活していくには窮屈で居心地が悪かったです。

勉強や仕事に追われる家族を横目に、自分の居場所がなくてイライラする私。ヴァイオリンの練習もきちんとすることができず、当面の自分のやるべきことは家族の食事準備や掃除。近くに住むけれど高齢のためにサポートの必要な父の安否。とにかく家族それぞれが居心地の良い空間を取り戻そうと躍起になっていた気がします。それでも私は自分自身を取り戻すことができない。自分の仕事(練習)を、家族がいる時にできないというジレンマ。それまできちんと自分の練習時間を家族に共有していなかったツケがまわってきただけでした。


そんな時に出会ったブログに「88歳の時に、あなたは何をしていますか?」という問いかけ。

100歳よりもう少し現実的な問いかけ。30年後なら少し想像ができる。

その中にあった「自分を好きを知る」という項目を書き始めてから「え・・自分のことが全然わからない」と愕然としました。
自分の好きな場所・時間・モノすら「本当に自分が選んだものが好きなんだろうか?」と自信がなくなっていきました。今までの自分自身の勝手な刷り込み、家族が好きだといったから、誰かが良いといったものだから・・・どれも誰かのモノサシで考えていた自分に気がついた瞬間でした。思い描ける風景がない、という自分に愕然としたことを覚えています。それでも、私はまだまだ気がついていませんでした。その「自分の価値観」を掘り起こして鍛えるにはまだまだ時間がかかるということに。

コロナ禍は私にとって試練の連続でした。私は社会も家庭も混沌の中に突然放り出されたときに、まず整えるのは家の中ではないか?と自己判断で模様替えを始めました。家が安心安全であれば何とかなるはず・・・とあちらこちら、モノを動かしモノを捨て、家族には「ここに置いてあったものはどこにいったの?」とイライラしながら聞かれることに腹を立てながら進めていくことに限界を感じていました。
その時に「ライフオーガナイズ」という手法があることを見つけました。
「思考から始める」というひとことと、「片付けはひとりひとり方法が違う」ということ、まさに我が家の信条とする「個に焦点を当てる」という考えに整合性の取れた瞬間でした。



2026/03/22
81「アタマのまわらない春の季節・休日」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

アタマのまわらない日。

今年は・・・という言葉が適当かどうかもわからないけれど。

何をするにも二の足を踏んでいるような気がする。

もしかして、足がすくんでいるのかも。

寿命のことを考え始めて逝ってしまった人のことを強く思う日々。

それは春という季節が私にもたらすモノなのかも、とも思う。

春という季節は私に混乱と迷いを連れてくる。

ブログ執筆も、今年も80を過ぎたけれど、きちんと書きあげている記事は案外少ないのかもしれないと愕然とする。

何度も書き直しても文章がまとまらない日もある。

そんなときは「しょーがないなー」「そんな日もある」とつぶやく。

でも、私はここであきらめない。

とにかく書く。

できる人は、必ずそんな時でも物事を遂行しているから。

たとえそれが駄作になったとしても、行動することに意味があることを知っているから。


ヴァイオリンの練習も同じ。

「今日は集中できそうにないなぁ。無理そう」と思っても、とにかく楽器ケースを開ける。

調弦する。

それだけで身体のどこかにスイッチが入る。

毎日質の良い練習なんてできないことはわかっている。

時々、すっぽりと落ち込んで弾けなくなることがある。

そんなときは、「しょーがないなー」「そんな日もある」とつぶやきながら、ヴァイオリンを弾く。




2026/03/21
80「豊かな音楽生活をめざそう」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

音楽家は身体が資本。
まさに、その通りです。
自分の替えはいないので、よっぽどのことがない限りはコンサートをキャンセルすることはできません。
華やかに見える舞台上で、高熱をだしながらも演奏している人がいる場合もあります。
長いコンサートツアーをしているミュージシャンの予定を見ると、すごいなぁ、大変だなぁと思います。

私も風邪をひいて、咳が止まらなくて困ったときがありました。
やはり、ちょっとした気のゆるみから風邪をひき込んで、咳がひどくなってしまいました。
一度咳をすると止まらなくなり、長引いて息が苦しくなるような・・・そんな状態でリサイタルの日を迎えました。
「演奏しているときに咳が出たらどうしよう」
「舞台で咳がとまらなくなったらどうしよう」
不安でいっぱいでしたが、自分の責任ですから仕方がありません。
舞台袖で心配しながら見守っているスタッフの方に
ペットボトルの水を渡しながら
「舞台上で咳が止まらなくなったら、ハケてきますからよろしく」と言うと
「大丈夫です。ペットボトルをもって舞台に駆け付けますから!」と送り出されました。

緊張していたからか、舞台上で咳が出ることもなく
無事に演奏を終えることができました。
お客様に風邪をひいているということも、悟られることなくホッとした記憶があります。

体力があれば、気力も自ずとついてきます。
身体を整えて、本番までの調整をしていくことは、自分自身をオーガナイズすることです。
音楽家も日常生活を営む一般生活者です。
いま、何を優先するのかを決めながら全力で生活者と音楽家を両立していくこと。

私のこれからは、生活も音楽ももっともっと充実させていきたいと願っています。
そのために、工夫できることを増やして試したいです。
豊かな60代を目指して。

楽しそうに弾いている自分・・・
よく見ると好きなモノばかりがちりばめられています





2026/03/20
79「季節の変わり目は急停車・急発進に注意」  
こんにちは。ヴァイオリニストの塚本香央里(つかもとかおり)です。

春分の日。

二十四節気・春分

祝日の今日は朝から気温が上がらず雨模様になりました。

昨日、東京で桜の開花宣言があり春本番かと思いきや、こうして気温が下がると寒暖差に体調が乱れがちです。

今年は寒暖差がいつもより激しいような気がするのは、なぜでしょうね。

それでなくとも年度が替わる時期ですから、まとめの時期、新しい環境、細かい書類作業など、ストレスを感じやすいことも重なって自律神経に負荷がかかります。交感神経が働き続け、身体が緊張した状態が続くということです。血管が緊張して流れが滞り、動悸、イライラ、落ち込みなどの不調。身体が緊張して食欲不振、下痢や便秘、睡眠障害などの影響もでてきます。


どれも今の私に当てはまるような症状ばかりです・・・

 

ふとした気のゆるみから風邪をひき込み、回復まで時間がかかりました。

決まっていた予定は気合で乗り越えられたのですが、なぜかすっきり治らないのはトシのせいなんでしょうか・・・

考え出すとネガティブになっていくのでストップします・・・


少しでも解消するための第一歩は、「深呼吸」

とりあえずゆっくり息を吸って、ゆっくり息を吐く。

3回繰り返すことができれば、確実にラクになります。

それだけで充分。


以前はそんなことすらできずに、アタフタと予定をこなし、無理をして体調を悪化させて、それでも頑張れると突っ走っていました。

でも、それは体力があったから、そういう無理ができたから。

今は自分が倒れたら、だれも面倒を見てくれないので、自分で管理するしかありません。

一人で倒れていたら、色々な人にご迷惑をおかけするのは目に見えています。


これからは、「どのようにブレーキをかけたらよいのか」を学ぶことが必要のようです。

急停車・急発進しないように、自分のことを観察する余裕を持ちたいものです。


 


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